【詳述】霊障とは?~効果のない霊障対策にだまされないで!~

執筆者:れなさん

不思議なことが身の回りに次々とおきて、困っている人がいるかもしれませんね。それは霊障と呼ばれるものかもしれません。が、そうではないかもしれません。


 

霊障とは?霊的な怪奇現象のこと。

霊障とは、怪奇心霊現象のことです。

低級霊や不成仏霊のいたずらによって体調不良になったり、身辺に悪いことが起きること全般を、広く指して使います。

霊障の解決方法について、迷信じみた誤った情報が多く出回っているのでご注意ください。呆れるくらいに誤った情報ばかりです。
 

まずは、代表的な霊障を挙げていきます。下記のような症状が起きていないか、あなたもチェックしてみてください。

 

(1)家の中などで、パチパチと音がする。

いわゆるラップ現象です。

元々霊障とは、こうしたポルターガイスト現象のようなものを指して使われる言葉でしたが、近年では霊の仕業と思われる体調不良や不幸などを、軒並み霊障と呼ぶようですね。

家の中で、何かが突然パチっと音を立てるなら、それは霊障の可能性があります。

が、もちろん、ただ電球が切れかかっているだけだったり壁のポストカードが落ちただけだったりすることも多いので、早とちりは禁物です。まずは家の中の物理的な原因をチェックしてみてください。

一般的に、霊障によるものの場合は、何度も頻発します。一度や二度程度ならそれは霊障ではない可能性が高いです。
 

また、こうした小さなポルターガイスト現象は、霊感の強い人のもとに起きやすいです。低級霊がいたずらをしていることもありますが、不吉なものでない場合もあります。オーラソーマのボトルに起こるラップ現象は、不吉なものではありません。

 

(2)肩が重くてダルい。

これも有名な霊障ですね。右側左側どちらかの肩だけに重さを感じ、体全体に倦怠感を感じるなら、低級霊に憑りつかれている可能性があります。

もちろん、ただの肩こりや筋肉痛などの可能性もあるので、早とちりは禁物です。昨日や一昨日にスポーツをしたり、ショッピングで重い荷物を持ったり、ちょっとしたDIYや家具移動などで筋肉を使いませんでしたか?まずは自分の行動をチェックしましょう。なお、大人になると、筋肉痛が二日後に出ることが多くなります。

この霊障も、もっぱら霊感の強い人の身に起こります。霊感に乏しいなら、肩が重いとしても霊障の疑いは低いです。ただし、霊感が無いと思いこんでいるけれど霊感を持つ人もいるので、その点は要注意です。

低級霊による肩の重さは、病気を引き起こしたり悪夢をひんぱんに見たりする霊障を併発してしまうことが多いです。

なお、「左側に重さを感じるならそれは霊障だ」と説明されているのをよく見かけますが、それは誤りです。右側のこともあります。

対策については、後述します。

 

(3)頻繁に悪夢を見る。

悪夢を見る頻度があまりに高いなら、それは霊障によるものである可能性が高いです。

霊障というよりも環境による場合もあるので、まずはベッド周りをチェックしてください。汚れた寝具を使い続けていても悪夢を頻発させることがあるので、リネンは定期的に洗濯しましょう。

また、DVのような気質を持つ人やお酒タバコの酷い人のオーラが寝具にこびりついていると、その影響でも悪夢を見ます。彼氏が暴力的だったり快楽中毒者だったりするなら注意が必要です。

別れたあとでもそのエネルギーは寝具に残るので、まずはリネンをしっかり洗濯し、それでも改善がなければアルコールスプレーをベッド全体に吹きかけてください。スピリチュアルなグッズではなく100円ショップに売られているアルコールスプレーで充分です。
 

霊障による悪夢の対策については、後述します。

 

(4)目つきが怖くなる・うつろになる。

低級霊に半憑依されているような状態だと、目つきに変化が生じます。いつも親しくしている人なら、この変化に気づくでしょう。
 

目つきだけでなく、性格が乱暴になったり快楽的になったりしゃべり方が変ったりしているなら、霊障を受けている可能性がかなり高いです。
 

もちろん、霊障ではない要因で目つきが変ることもあります。ストレスが多いときやイライラすることが多ければ目つきに変化が出ますし、数年ぶりに会えば昔と目つきが変ることはよくあります。性格の変化に伴って、多少なりとも目つきが変ります。

また、視力が低下すると目をこらす動作が増え、その要因で目つきが悪くなりがちです。
 

半憑依の対策については、後述します。

 

(5)片頭痛がある。

頭痛の中でも、片頭痛にばかりさいなまれている場合、霊障に遭っている可能性があります。

片頭痛とは、頭の片側どちらかだけに突発的に頭痛を感じ、その痛みの内容はズキズキと波打つようなものです。吐き気を催すこともあります。

片頭痛も、低級霊が片方の肩に憑依して起こりうるものです。

しかし、片頭痛のすべてが霊障によるものというわけではありません。頭痛薬で症状が治まるなら、それは霊障ではないでしょう。
 

霊障による片頭痛に対して、「ネガティブな感情が頭部に溜まっているから」と説明しているものがありますが、それは誤りです。低級霊のオーラによる影響なので、当人の心の持ちようの問題ではありません。
 

対策については、後述します。

 

(6)突然ヒステリーが顔を出す。

普段はおとなしい性格をしているのに、突然人が変わったようにヒステリーを発症する場合、霊障に起因している可能性があります。

霊感の強い人ならその疑いは強いです。霊感が強いわけではなく、霊的なことに興味のない人でも、お酒に酔いやすい人や催眠術にかかりやすい人、アロマテラピーなど効きやすい人はこの疑いがあります。

これは、低級霊や未成仏霊が半憑依しているためです。

「動物霊が憑依している」と説明されていることがありますが、それは誤りです。人間霊による仕業です。
 

しかしこれも、ヒステリーのすべてが霊障によるものというわけではありません。ヒステリーの多くは、感情のコントロール力が未熟なだけです。我慢することを覚える必要があります。小学生くらいまでの幼い子のヒステリーは、もっぱらこちらの精神的要因です。

なお、感情のコントトール力の未熟さが原因であっても、当人は、「自分でも制御できない力が働いている」などと主張することがあります。霊障によるものなのか精神的要因なのかは、チャネリングで視てもらう必要があります。
 

霊障に起因するヒステリーの対策については、後述します。

 

霊障と勘違いされやすい、霊障ではないもの。

次に、霊障だとかんちがいされやすい症状について説明します。

スピリチュアリストは、何でも霊的な概念に結び付けてしまう傾向にありますが、それも考え物です。物理的な原因で起きているもの、物理的な対処で改善できるものも多いです。

(1)耳鳴りがする→霊障ではない。

「耳鳴りは霊障のしわざだ」「耳鳴りがするとき、近くに霊がいる」などと書かれていることが多いですが、これは誤りです。

耳鳴りは、「キーン」という普通のものであれば、それは肉体的な要因によるものです。誰にでも耳鳴りは起こるので、心配はいりません。
 

「キーン」というものではなく、不快な声が聞こえたり、皆が聞こえてないおぞましい音が聞こえるという場合には、それは耳鳴りではなく幻聴、霊聴です。

不快な幻聴は低級霊に介入されているので、対策が必要です。
 

また、精神薬などの医薬品を服用することでも幻聴が起こることがあります。その場合、その薬を飲むのはやめたほうが良いです。

大抵は、幻聴の苦痛を医師に訴えれば薬を変えるか止めてくれます。
 

(2)トラブルや事故、不幸が続く→霊障ではない。

トラブルや事故、不幸な出来事が続くとき、「厄払いが必要だ」と言われるのをよく見かけます。しかし、その解釈は間違っています。厄払いでトラブルを失くせたりはしません。

特に、リストラや失恋、親族の不幸など、他人に関連するトラブルは、霊障が直接的に起因していることはまずありません。リストラや失恋は、あなたの性格や行動に問題があった可能性が高いです。もちろん、あなたに責任がなくリストラや失恋に遭うこともあります。

つらい目に遭って投げやりになっていると、言動がネガティブになりがち、行動が雑になりがちで、それが新たな自己や交流トラブルを生みやすくなります。悲しみを引きずらないように、前向きな思考と気分転換を徹底しましょう。温泉などリフレッシュ系の旅行をのんびりするのは効果的です。

(3)自己嫌悪や自殺願望にさいなまれる→霊障ではない。

自己嫌悪などのネガティブシンキングの原因を、霊障だと説明していることがありますが、それは誤りです。

自己嫌悪にさいなまれるのは、過去にとった行動に原因があるか、またはネガティブ思考のクセそのものに原因があります。霊障のせいでそうなるわけではありません。自分がふがいない場合に自己嫌悪を感じるのは自然なことで、それ自体は何も悪いことではありません。自己嫌悪を引きずり続けるのは良いこととは言えませんが。

意識的に、前向きに考えるくせを付けましょう。また、気分転換のコツを覚えましょう。楽しいことに目を向けるとよいです。

自殺願望にさいなまれるのも、起きた出来事や境遇のつらさ、または心の弱さに起因するものであり、いずれにせよ霊障のせいではありません。

霊障のせいかと悩むよりも、自殺願望を感じる原因そのものに対処しましょう。仕事を変えたり、スキルを身につけたり、恋人を変えたり、引っ越したり・・・といったもので改善できるかもしれません。
 

ここで重要なのは、自己嫌悪にせよ自殺願望にせよ、厄払いや除霊、浄霊をしてもらえば治るというようなものではないということです。
 

(4)不倫や浮気の恋に手を出してしまう→霊障ではない。

不倫や浮気など、アンモラルな恋愛にばかり手を出してしまうときに、霊障のしわざだと説明されることがあります。しかし、それは誤りです。

これは低級霊のしわざということではなく、単純に当人の自制心や異性選びの判断力の問題です。

出会い系サイトや歓楽街でばかり異性を漁るなら、アンモラルな人ばかりが続くのも当然です。もっとさわやかで健全な場所に出入りするようにしましょう。

また、あなたが女性であるなら、口説かれるのを待つのではなく、自分で誠実そうな男性を選んでアプローチすることで、健全な恋愛をつかみ取りましょう。

受け身な女性は大抵みな、恋愛トラブルに悩んでいます。
 

(5)強い眠気(睡魔)に襲われる→霊障ではない。

霊感の強い人は、時折り強い眠気(睡魔)に襲われることがあるでしょう。これを霊障のしわざと説明する人がいますが、それは誤りです。

心霊現象の一つとして強い眠気にさいなまれるものがありますが、「霊障」ではありません。心霊現象における強い睡魔は、新月、満月、日食、月食などの天体影響によるものです。または、低気圧の影響で眠くなることもあります。

「霊障」ではないので、除霊や浄霊の概念では改善しません。また、「浄化」として菜食など取り組むと余計に体が繊細になって天体影響が強くなるので、要注意です。

天体の動きに伴って眠気や体調不良をこうむっているなら、むしろ生活を少し粗野にしたほうが良いです。無添加シャンプーなどにこだわりすぎず、多少は濁ったものを使いましょう。都会に出て、喧騒になれたり汚れた空気に慣れることが大切です。ずっと家にいる、ずっと自然多き田舎にいる、というような人は、このような対処で改善がみられるでしょう。
 

何でも霊障のしわざと吹聴するスピリチュアリストが多い!

このような症状を、霊障のしわざと説明する人がいます。それは大抵、お祓い・厄払いや除霊・浄霊を商売としている人でしょう。ネガティブな出来事をなんでも霊障のせいと思わせることで、お祓い・厄払いや除霊・浄霊を買わせようとしているのです。

このようなスピリチュアリストは、2000年を過ぎたあたりから非常に多くなっているので、充分にご注意ください。昔カルト宗教で起きていた問題が、近年はスピリチュアリストの商売人、ヒーラー、ブロガーの手によって起きています。

また、そこから転じて、SEOによるWebライティングが流行っていることから、文字数の多い記事を書くために、知りもしない人々がそれっぽい情報をかき集めてでたらめなこを書いています。


霊障の具体的な対策方法。

では最後に、霊障の対策について、具体的に解説します。

(1)除霊・浄霊を依頼する。

低級霊に介入されて起きている霊障については、憑りついている低級霊を除霊・浄霊する必要があります。

これについて、神社やお寺の神職者に依頼してもその力はありません。「厄払い」という名のものも効果はありません。ビックリされるかもしれませんが、神社やお寺の「厄払い」に効果は無いのです。

霊視や霊聴を行える霊能者・チャネラーのほうが、除霊・浄霊の依頼には適しています。

とはいえ、霊能者・チャネラーの中にも除霊・浄霊の行えない人(行っているフリだけをするペテン)や、法外な料金を請求する悪どい人がいるので要注意です。一般的に、占い仲介サイトのような大人数のチャネラー・霊能者を抱えているところで依頼するほうが、適正な料金でまともに除霊・浄霊をしてもらえます。誠実そうなチャネラー・霊能者をよく選んで依頼してください。

一般的に除霊・浄霊は、5,000円程度でやってくれるはずですし、相談・鑑定・カウンセリングと呼ばれるセッションのついでに追加料金ナシでやってくれることが多いです。除霊・浄霊はは大それた作業ではないので、高い料金を取るのはおかしいです。

(2)低級霊に介入されないように生活を改める。

これは、上の除霊・浄霊とセットで行うものと考えてください。

除霊・浄霊をしてもらっても、あなたの行動習性が変わらないなら、再び低級霊に憑りつかれしまいます。ですから、生活をチェックし、だらしないものをしっかり改善しましょう。

泥酔するほどお酒を飲むのはやめましょう。特に霊感が強い人は、家族や気が知れた人とだけの場面でも泥酔は避けてください。

歓楽街に行くのはやめましょう。低級霊はそういう場所に多くたむろしています。

不誠実な商売をやめましょう。特に霊感の強いひとが不誠実な商売をしていると、低級霊に狙われ、憑りつかれてしまいます。
 

要注意!効果のない霊障対策の数々。

次に、効果のない霊障対策についても説明していきます。

霊障対策としてこのようなものが記述されているのを見かけますが、これらに効果はありません。

(1)神社やお寺などで厄払い・お祓いをしてもらう→霊障対策にならない。

日本の宗教神職者の厄払い・お祓いと呼ばれる行為は、パフォーマンスにすぎず、神秘的な効果は何もありません。気休めにしかならず、そして霊障は気休めではおさまらないので、厄払いやお祓いをしてもらっても意味がありません。だまされないように気を付けてください。

もちろん、厄年の際の厄払い・お祓いにも効果はありません。

(2)サイキックプロテクションなどのヒーリングをする→霊障対策にならない。

スピリチュアル界隈では非常に有名なサイキックプロテクション・ヒーリングですが、これを受けても霊障対策にはなりません。低級霊を除霊することもできなければ、防御にもなりません。

大天使ミカエルなどの聖者の名前が付いているもの、高額な料金のものも同様に、効果はありません。ヒーリングではなくアチューンメントを受けたとしても、霊障対策にはなりません。ペテンの商売です。

(3)護符などの厄払いグッズを買う→霊障対策にならない。

寺社仏閣では、護符などの厄払いグッズが売られていますが、これらには霊障対策としての効果はありません。何の効果もありません。

スピリチュアリストやスピリチュアルショップの売っている厄払いグッズも何の効果もありません。
 

(4)盛り塩をする・塩をまく→霊障対策にはならない。

不幸なことが続くときに、玄関先に盛り塩をしているのを見かけることがあります。また、迷惑な来客に塩をまく描写を昔からよくみかけます。しかし、これらの行為に霊障対策の効果はありません。

天然塩は浄化の力を持ちますが、それは、体表を覆うよどんだエネルギーを落とす程度のもので、憑りついた低級霊を追い払ったり防いだりする効果はありません。
 

(5)お経や祝詞、般若心境を読み上げる→霊障対策にはならない。

悪霊に憑りつかれた人に対してお経を読み上げるようなシーンを映画などで見かけることがありますが、これも霊障対策にはなりません。

般若心境は、ある種の神秘的な力を持っていますが、低級霊を退けたり霊障をおさめたりするものではありません。

当然、「祓いたまえ、清いたまえ、幸えたまえ」などと唱えるだけで霊障がおさまったり防げたりもしません。
 

(6)滝行をする→霊障対策にはならない。

滝の中に入っていってその激流に打たれる滝行に、浄化や禊ぎ(みそぎ)、厄払い、霊障改善の効果があるなどと説明されることがありますが、それも誤りです。

滝行は精神修行にはなりますし、気分的にスッキリしたり、自信がついたりするような効果は無いとも言えませんが、気の持ちようの問題です。滝行に神秘作用があるわけではないのです。

お風呂の無かった時代・場所の人々において、滝行は身体浄化の効果がありましたが、それは神秘的なものではなく、私たちの入浴やシャワーで代用ができます。

とにかく、滝行はスピリチュアルな行為ではなく、滝行が霊障対策になったりはしません。

 

スピリチュアルなサイトや本には、でたらめな情報がものすごく氾濫しています。霊障に関してはでたらめな情報が命とりになりかねないので、充分にご注意ください。

また、あなたの友人知人で霊障に悩んでいる人にも、ぜひ正しい情報を教えてあげてください。