本が好きな方へ。霊的真理を求める方へ。
執筆者:れなさん
私のスピリチュアルコラムの常連読者さんには、本の好きな方も多いかと思います。
私が「スピリチュアルの真実」という電子書籍を出版して、半年以上が経ちました。それはご存じのことかと思います。
残念ながら、恥ずかしながら、「スピリチュアルの真実」は30部ほどしか売れませんでした。
このサイトの読者さんは、神秘には興味があっても真理にはあまり興味がないのかもしれません。または、私の文章が面白くないのでしょう。
あなたは本が好きですか?
霊的真理を求めますか?
それなら、「匿名希望さん」の本を読むことをお勧めします。
匿名希望さんは、以前、スピリチュアルwikiにそのコラムが掲載されていました。最近の読者さんは彼のことは知らないでしょう。非常にユーモラスな文章で、霊的真理を幅広く綴る、稀有な人です。
彼の本は、霊的真理を小説形式、または児童文学の形式で綴るものが多いです。
すると、霊的真理に興味がない人でも楽しめるのです。ユーモアに富んだ、クスっと笑ってしまう痛快な文体は小説や児童文学でも健在で、にこにこと笑いながら読むことができます。
いえ、匿名希望さんの本は、小説や児童文学に興味のない人ですら楽しめるでしょう!「文字だけの本なんてつまらない」と感じている人すら、魅了します。
教養のためだけでなく、エンターテインメントの一環として楽しめることがとても魅力的です。
「星の王子さま」など好きな人は、匿名希望さんの本に夢中になるでしょう。
彼の文学には素晴らしい力があります。
私は、元気のないときに匿名希望さんの本をよく読みます。元気のないときに文字だけの本を読んだらなおさら疲れる、そう思いますか?そうではないのです。元気になるのです!
彼の本はどれも、ペールイエローに輝いています。
ユーモアとポジティブさにあふれ、常に希望があります。
優しさにあふれ、真理にあふれます。
多くの文学評論家は、物語の中には圧倒的な悪者や不幸な出来事がないと話が盛り上がらない、と論じます。でも本当にそうでしょうか?孤児をいじめるまま母などいなくても、楽しい物語は紡げるのです。
匿名希望さんは文学の新しい形を教えてくれます。
匿名希望さんの本は、当サイトの「スピリチュアルの真実」の販売ページで一緒にお求めいただけます。
どの本から読めばいいか戸惑うなら、女性にはまず「イエスの子らよ」を、男性には「おとぎの国の歩き方」をお勧めします。
匿名希望さんの本の書評
僭越ながら、匿名希望さんの本の数々の書評を書いてみたいと思います。
本選びの参考になさってください。
イエスの子らよ 書評
中世時代の修道院での修道女たちの暮らしを、小説形式で綴っています。児童文学と言ってもよいかもしれません。非常に読みやすい文体で、主人公マリアンヌと同じ10歳の女の子でも、読めそうです。
女性に特にお勧めです。
イエス・キリストやマグダラのマリアに興味のある人にとって、衝撃的な一冊になりそうです!
私としては、マリアンヌのキャラクターがとてもいとおしく、私の頭の中にはもはやマリアンヌが住み着いています(笑)
トランク1つで生きていく 書評
熊本地震を機に生き方を変えていく、二十歳の女性を描いたヒューマンドラマです。
平凡な少女が個性豊かな人々に触発されていく形のストーリーで、主人公に自分を重ねやすいです。
これからの生き方に迷う二十歳前後の若い女性に読んでもらいたいのはもちろんこと、結婚しようかな、子供を産もうかなと迷っている世代の女性にも、強くお勧めします。
ノマドライフ、ミニマムライフに興味のある方も、非常に参考になるでしょう。
トランク1つで、本当に生きられるのだということがわかります。
お年頃の娘さんへのプレゼントなどにも良いですね。
「おとぎの国」の歩き方 書評
これぞ匿名希望さんの真骨頂!と、色々な面で感じます。
アセンションがどのようになされていくのか、楽しい文体の小説形式で描かれています。非常に価値のある作品です!
アセンションが神秘ではなく、現実的な概念だということが理解できるでしょう。これを読むともう、巷の神秘的なアセンション思想には振り回されなくなるでしょう。
また、バックパッカーが最もアセンションに近いのだということが、非常によくわかります。巷のスピリチュアリストのうち、誰が本当にアセンションに近しい人なのか、見極められるようになります。
旅の内容も文章も面白く、スピリチュアルやアセンションに全く興味のない人にもお勧めできます。
中学生くらいの男の子に贈るとよいです。とても興奮するでしょう。
星砂の招待状 -True Love- 書評
長編の恋愛小説です。タイトルからしてそんな感じですね。
が、ただの恋愛小説では終わらないのが、匿名希望さんらしいです(笑)
サブタイトルにある通り、「真実の愛」を教えるのがこの物語の真の目的です。
スピリチュアルに興味のない中学生、高校生の女の子にもお勧めです。お子さんへの恋愛教育にも良いです。
恋愛に興味の強い人は、まずこの作品から読んでみるとよいです。
ミシェル 書評
北欧の田舎町を舞台に繰り広げられる、クラシックな児童文学です。
とてもさわやかな作風で、宮崎アニメに近い雰囲気があります。
匿名希望さんには珍しい、第三者視点の文体で、ユーモアの要素は他作品に比べてやや少ないです。とはいえユーモアは健在で、子供が読んでも楽しいでしょう。
テーマは「フリースクール」「不登校」「冒険」「神秘」で、子供向けに書かれていることが察せられます。
セックスを描かないので、読書練習をしたい小学校中学年程度のお子さんにもお勧めです。
ファンタジーのように思えますが、現実に起こりうる範囲の不思議に留めて描かれています。これは重要なポイントです。このお話はファンタジーではないのです。
中世の魔女の真相についても描かれています。
マイウェイ -迷路の町のカロリーナ- 書評
イタリアのヴェネツィアであろう水路の町を舞台に描かれる、可愛い楽しい物語です。
ミシェルとよく似た雰囲気の女の子が主人公ですが、こちらは口語体で書かれているためユーモアにあふれ、痛快です。
ちなみに、ミシェルもカロリーナも「オールドソウル」で、欧米の「オールドソウル」女性はまさにこんな感じです。イエローやロイヤルブルーの強い女性は、ミシェルやカロリーナに強い共感を覚えるでしょう。
この物語は、特に芸術好きな人にお勧めです。
「屋根を青く塗りたいと思ったんだろう?それなら青く塗るしかないさ」
この物語の芸術家たちは、芸術家がどうあるべきかを教えてくれます。芸術家が真の芸術家であろうとすることはとても大変なのだと、教えてくれます。
芸術家を志す人にとって、こんなに明確に指針を与えてくれる物語は他に無いでしょう。
一匹狼を描くことの多い匿名希望さんですが、珍しく、人気者になる人物を描いています。お父さんのことです。
ヒミツの図書館お姉さん♪ 書評
「特殊な職業に就くために、必ずしも資格は必要ない」ということを小説形式で教えてくれます。学生のうちに読んでおきたいお話で、あなたが読むだけでなくぜひ、身近なお子さんに読ませてあげましょう。
進路に悩む子への贈り物にとてもお勧めできます。
悪い人が一人も出てきません。嫌な人が一人も出てきません。それなのに感動的な物語が紡げるのだということを、匿名希望さんは教えてくれます。
レノンさんや高桑さんは、絵に描いたような「オールドソウル」であると言えます。
沈黙のレジスタンス 書評
今回新たに加わった新刊です。
トルコの奇岩地帯カッパドキアがモデルであろう、子供たちのレジスタンス(抵抗運動)物語です。
レジスタンスとは要は、権力に対する戦いのことです。自由や権利を勝ちとろうとする取り組みのことです。
一般的にレジスタンスは戦争めいた展開になりますが、匿名希望さんが紡ぐとこんなにも穏やかになります。
学校や会社の理不尽なルールに嫌気がさした、そんな体験を持つ人に、とても面白い物語でしょう。
また、「考えることと悩むことは違うのだ」というデニーの教えにも注目です。
匿名希望さんには珍しく、全編に渡ってシリアスで、ユーモア表現は少ないです。クスクス笑うことはあまりなさそうです。
カッパドキアには本当に、地下8階にも及ぶ広大な地下都市跡があります。
匿名希望さんが書いた物語はまだまだあります。新たに販売されることもあるかと思います。ときどき特設ページを覗いてみましょう。
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