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  • れな

孤独に強くなったほうがよいです。 

「さびしい老後を過ごしたくないから早く結婚したい」と言う女性は多いです。

「恋人のいない生活がみじめだから早く彼氏を見つけたい」と言う女性は多いです。

しかし、そうして孤独を男性で埋めることは、人を幸せにするのでしょうか?



人は何かをくれるが、足を引っ張る。

夫は生活費を支えてくれます。彼氏は退屈を埋めてくれます。

このようにある種のメリットがあるため、人は恋人や配偶者を求めます。

人との交流において、人は何かしらをあなたにくれますが、しかし、それだけではないことに気づいてください。

夫はあなたにお金をくれますが、あなたを支配し、あなたの自由を奪います。「朝早く起きてアイロンをかけるのは当たり前だ」とあなたに怒鳴りつけます。

彼氏はあなたを飲みに誘ってくれますが、あなたが他の飲み会に行くことを禁じてくるでしょう。

恋人は、あなたが長期旅行に行くことに機嫌を悪くするでしょう。


人は何かをくれますが、同時にあなたの足を引っ張るのです。



なぜ実家を出て一人暮らしがしたくなるのか?

多くの人は、一人暮らしに憧れます。

実家では親が様々なものを与えてくれるのに、家を出て一人暮らしをしたいと憧れます。

これは、親が小言を言ってきたり、くだらないワイドショーを見ていてうるさかったり、父親のあとの風呂が汚かったりしてイライラするからです。

「彼氏が欲しい」と願うことはまだしも、彼氏といつも一緒に暮らしたいと願うならば、実家に起こるイライラと同じようなことが発生するのだと、気づいてください。

親はあなたにアイロンがけを命じてはきませんが、彼氏はあなたにアイロンがけを命じたり酒のつまみを作れと命じたりします。


だから女性の多くは、結婚後に旦那のグチばかり言い、離婚したがるのです。



イライラを生まない男性も、いるにはいるが・・・。

共に暮らしていても、一緒の時間が長くても、あなたをイライラさせない男性も、いるにはいます。精神性の高い、思いやり深い、自立的で、清潔で真面目な男性です。

「そういう男性と一緒になりたい」と憧れるのでしょう。


しかし、こうした男性は、生が自己完結できているために、結婚を望んでいない傾向があります。

結婚を望んでいなくても恋愛はするのですが、あなたが「結婚したい」と言っていたら彼はあなたの恋人にもなろうとしないでしょう。


こうして、「さみしいから男が欲しい」と考える人と、そうでない人とでは、二極化が起きるのです。同じ世界にいながら、違う世界を生きます。


婚活アプリなどに参加しても、こうした自立的な男性はいないのです。



孤独に強くなったほうがよいです。

上記のような実情があります。

ですから、「さみしい」と感じてもそれを他人で埋めようとするのではなく、「孤独に強くなろう」と考え方を変えて努力をしたほうがよいです。

一人で出来る趣味を作ったり、Youtubeで楽しい動画を検索するコツを探ったり、様々な友達を時々お茶に誘ってみたり、といったことです。

一人で映画館に行ってみましょう。一人で旅行をしてみましょう。一人でレストランに入ってみましょう。一人でラーメン屋に入っても、別に怖いことはありません。

最初は落ち着かないと感じていても、次第に慣れてきます。一人でも不安に感じず、退屈に感じず、そして「一人も気楽でいいな」と感じるようになるでしょう。


むすっとして排他的に生きるべき、と書いているわけではありません!

社交性や人情は高いほうがよいです。人懐こい笑顔を持っていたほうがよいです。人好きな気質と孤独に強い気質は、両方を持ち併せることが可能です。



好きな男性のタイプも変わっていくでしょう。

孤独に強くなってきたとき、あなたの好きな男性のタイプも変わっていくでしょう。

派手なデートやグルメばかり誘ってくるような男性を、暑苦しいと感じるようになってきそうです。すぐに電話してくる男性をうっとおしく感じるようになってくるでしょう。

穏やかな男性を好むようになるはずです。

すると、あなたのセックスは穏やかで心地よいものになるでしょう。

彼の洗濯ものはあまり臭くないでしょう。

彼の口臭はあまり臭くないでしょう。



やっぱり結婚したい、と思うとしても。

「そうは言っても、やっぱり結婚したい」と思う女性がいるでしょう。

結婚してはいけない、とは言いません。しかし慎重であるべきです。

結婚をはやって男性を探すのではなく、「この人と恋愛したら素晴らしい体験になりそうだ」と感じる男性を見定めて、「恋愛そのもの」をまずは楽しみましょう。そうして月日を重ねていると、「この人なら結婚をしてもうっとおしくないかも」と感じられることがあるかもしれません。

そうなったら初めて、結婚を検討すればよいです。


なかなかそのような男性に巡り合わないとしても、結婚を期待しないサバサバした恋愛生活の中で、あなたはいくぶん孤独に強くなっているでしょう。すると、「結婚できなくてもまぁいいや」と思えているでしょう。


恋愛に、あなたの孤独や足りないものを埋めてもらうのではなく、恋愛を楽しみながらも、孤独に強くなったり自分の精神を磨いていきましょう。



セックスが好きであればあるほど、結婚は向かない。

セックスが好きな女性ほど、結婚には向いていません。

日本のカップルは大抵、結婚後にやがてセックスレスになります。(セックスが独りよがりだからです)

そして結婚をすると、他の男性とデートすることは出来なくなってしまいます。

男性は結婚しても平気で風俗に行きますが、妻の側は恋愛の自由を失います。そして女性たちは不満やストレスを募らせます。

恋愛に興味がなく、家族のために尽くすことに興味が強い女性は結婚が向きます。セックスや恋愛への興味が強い女性は、結婚に向いていません。



結婚をするとさみしくない?さみしくないのではなくさわがしい。

一人暮らしで孤独を感じるとき、「結婚したらさみしくないのに」と憧れたりするのでしょう。

しかし結婚の実情は、「さみしくない」というよりも「さわがしい」のです。

上述のように、男性のほとんどはやかましかったり、あなたに様々な雑務を押し付けてきます。部屋をどんどん汚していきます。

そして子供が生まれればもう、言わずもがなです。

子供を伴う生活は、「さみしくないね」というよりも「さわがしい」時間で埋め尽くされます。

よほどにぎやかな空間を好む人か、そうでなければ子供や弱者の世話を楽しいと思えるような人でないと、家族を伴う生活は「にぎやかでいいわね」とはなりません。


「さみしい」という欠落心から彼氏や家族を作ろうとすると、まず間違いなく失敗します。


彼氏と一緒に暮らしたいなら、「彼に尽くしたい」と思えてからのほうがよいです。

結婚をしたいなら、「彼の両親や生まれてくる子供に尽くしたい」と思えてからのほうがよいです。

地域社会に尽くしたい、学校で役員をやってあげたい、と思えるようになってからのほうがよいです。



結婚がゴールではなく、一人暮らしがゴール。

「結婚が出来たら一人前」と世間ではよく言われます。

しかしそれは、人の精神的自立の面から言えば誤りです。結婚とは男女が自分の欠落を埋め合って生活するもので、「自立は出来ていないけどそれでいいだろう」とあきらめた所作です。男性の場合、経済的自立は達成しているかもしれませんが、妻にアイロンがけや早朝の食事の準備をやらせることが当たり前だと、偉そうに考えているでしょう。

結婚している男女はほとんどの場合、精神的に自立していないのです。


「立派な大人になりたい」と憧れているなら、結婚ではなく一人暮らしを目指すべきです。

自分で生計を立て、自分で家事もこなし、仕事の合間に部屋を清潔に保ちます。そして、寂しいなどと落ち込まずに笑顔で暮らせるようになったなら、あなたは経済的にも精神的にも自立したと言えます。

誰もが、このようになるべきなのです。


別に一人暮らしが出来るようにならなくてもよいのですが、「結婚こそが立派な大人の証だ」と考えるのはやめましょう。親や周りの大人がそううるさく言うとしても、それは正しくはありません。

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