自分の親が裕福でなかったことを恨みながら生きてきた人は多いでしょう。
シングルマザーであるなど、子供に裕福な環境を与えられなくて罪悪感を抱いている人がいるでしょう。
しかし、最も優秀な人々は貧困な家庭で成長していきます。
「オールドソウル」は貧困家庭に生まれることが多い。
「オールドソウル」とは、優秀で誠実な宇宙人の魂を持つ人のことです。インディゴチルドレンの代名詞です。このサイトの常連読者さんならもうご存じでしょう。
極めて優秀で誠実な「オールドソウル」は、貧困な家庭環境に生まれ育つことが多いです。片親であったりもします。
裕福な家庭で英才教育を受けるわけではないのです！
女性の「オールドソウル」は裕福な家庭に生まれることも多いです。多彩で優秀であってもあまり精神性が高くはならない傾向です。玉の輿を求めてしまったりします。
男性の「オールドソウル」は貧困な家庭で生まれ育つことが多く、高い精神に達して啓蒙や奉仕を全うすることが多いです。
欠落が彼を優秀にする。
ほとんどの人々は、高額でエリートな教育環境が子供を優秀にすると思っています。子供に８５点を取らせたいなら、それでよいでしょう。
子供に１０５点を取らせたいなら、幼稚園からお受験をさせるような育て方をすべきでありません。
「オールドソウル」は貧困な家庭に育つことが多いです。
皆は塾に通わせてもらえますが彼は塾に行けません。そのため彼は、「自分で学ぶ力」を身に着けていきます。それは人生を通して、どのような教科にも活かされます。
自分の部屋などありません。リビングで勉強をします。妹はテレビを見ており、弟はリコーダーを吹いてます。そんな環境の中で彼は、黙々と勉強をします。だから彼は高い集中力を持ち、どんな環境にも屈しません。
そして頭が良いだけでなく、皆に対して寛大です。心が広く、イライラもしません。
「オールドソウル」は大家族に育つことが多いです。
母は子育てに熱心ですが、末っ子の子守りをしています。すると「オールドソウル」の彼は、幼いうちから弟の面倒を見ることになります。そうして彼は、自分のことは自分でやり、人の面倒を見ることを覚え、家事を分担することを覚え、人への思いやりを身に付けます。勉強や宿題をしっかりこなしながらも。
「オールドソウル」は貧困の大家族に育つことが多いです。
きょうだいは４人もいるのにおまんじゅうは３つしかありません。彼は幼いうちから我慢を覚えます。平等どころか、我慢したり人に分け与えたりするのが当たり前、という観念で生きていきます。
「オールドソウル」は貧困の家庭に育つことが多いです。
親は薄給でありながらも懸命に働いています。そのうえ人助けをしたりしています。欲が薄く、ブランドの衣服になど目もくれません。
彼はその背中を見て育ちます。
だから彼は、起業家も芸能人も尊敬せず、無欲で奉仕的な親を真似て成長します。
親が強欲ではないので彼も強欲にはなりません。
親がグルメではないので彼もグルメにはなりません。
彼には立派なオモチャはありません。彼は、欲しいものを自分で創ろうと考えます。
棒切れを拾ってきて、小刀を使ってそれを自ら削ります。そして世界に１つだけの立派な剣を手に入れます。
彼はなんでも自分で創ります。
彼はなんでも自分で創れるようになります。
彼は、何かが無くてもそこに悲しみなど感じません。
「オールドソウル」は貧困の家庭に育つことが多いです。
だから１６歳からもうアルバイトをしはじめます。そして早々に社会性や敬語や働く強さを身に付けます。欲しいものは自分で買います。
ミュージシャンに憧れても専門学校に行くお金はありません。英才教育を受けるライバルたちに敵うはずもありません。彼はどうすればライバルたちに追いつけるか、追い越せるか、必死に考えます。そして必死に努力をします。皆とは違うやり方を考え、色々な試行錯誤をします。
結果的に彼は、とても多才になっています。
お金がなくても幸せに暮らせることを知っています。だから大人になっても、富や名声を追うのではなく社会のためになるようなことをしようとします。
旅に憧れれば、安い費用で旅をしようとします。３００円の安宿に泊まり、１００円の安食堂で食べます。
すると彼は、わずか１０万円の予算でもたくさんの国に訪れてたくさんのものを見ることができます。たくさんの気づきを得て、たくさんの人と話をします。
優秀な「オールドソウル」は貧困によって醸造されます。
昔から、無数の小説や映画、テレビドラマ、アニメなどが、このような主人公の物語を見せてきています。今やその数はたくさんありますし、子供にもわかりやすいアニメにもなっています。
それなのに、未だに日本人の大多数は、高収入を目指します。
子供に高収入高学歴を奨励し、高額な英才教育を与えようとします。
親の価値観が育っていませんから、子供たちが立派に育つはずもないのです。