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  • れな

マッサージの存在価値。

マッサージ手技の存在価値とは、「手に職」というよりも、「生活の質の向上」です。



起業して生計を立てるのは難しい。

スピリチュアリストには、アロママッサージ、タイ古式マッサージ、ロミロミなどの資格を取って起業しようと憧れる人も多いです。スクールの講師は「きっと上手くいきます!」とポジティブなことを言うでしょうが、実際問題として、生計を立てるのは難しいものがあります。

資格があるだけでは難しく、集客のセンスや事業のノウハウが要ります。それは起業ワークショップで会得できるものではなく、元々の社交的な感性や親から教わった事業スキルなどに影響される面がとても大きいです。


既存のマッサージ店に雇用される形なら、ある程度は生計を立てられるでしょう。

しかしその場合、一日8時間もマッサージをし続けなければなりません。それは非常に体力や根性の要る仕事で、長続きする女性は少ないようです。



マッサージは素晴らしい技術です!

マッサージで生計を立てるのは難しいです。しかし、マッサージが無価値だとは言いません!

マッサージは素晴らしい技術です!


ただ「生計に向いていない」というだけです。



数千円も払って頻繁に通うことには無理がある。

マッサージを施したり受けたりを繰り返していると、「マッサージって有意義だ」と痛感するでしょう。

それは健康や疲労回復やリラクゼーションやストレス解消にとても役立ちます。


しかし、商業化することにはやや無理があるのです。

施術者として活動していると、1回5,000円もする施術を、「毎週通ってください。半年は続けてください」と患者に言うことに、心が痛んでくるのではないでしょうか?ものすごい金額になってしまうからです!

しかし、「本当は週に1度ではなく2~3度はやったほうがいいのに」とも思っているでしょう。

宣伝力の高い大手企業なら、大勢の顧客をとることで収益を確保することはできます。しかしその場合も、毎週来る患者などはほとんどおらず、治療というよりはリラクゼーションにしかなっていない、というジレンマを抱えるでしょう。

ジレンマを無視しないと、生計を立てることすらできません。



本当は、身近な人に施すためのもの。

マッサージとは、本当は、「手に職」ではないのです。これは、「身近な人に施すためのもの」なのです。

家族や恋人などのことです。

愛しい人の凝りや疲れを癒してあげるためのものなのです。

恋人や家族から施術代を取ろうとは思わないでしょう。しかし週に1度でも2度でも、頻繁に施してあげる気にはなるでしょう。こうしてマッサージの本来の効果が出ます。


お金を貰っているわけではないので、「全身を律儀に60分」などと気張りはしないでしょう。彼の悩みが肩凝りにすぎないなら、肩ばかりを10分やってあげれば充分だと感じます。するとなおさら、毎日でも施してあげる気になります。

マッサージとは本来、こうしたフレキシブルなものです。


マッサージの手技を学んだけれどその技術を持て余しているなら、愛しい人を癒してあげるとよいです。



家族に施すのもよいが、無神経な人に施すべきではない!

親や祖父祖母など、家族に施してあげるのもよいでしょう。

しかし、その場合は注意が必要です。

家族という間柄の人の中には、あなたの苦労も配慮せずに「今日もやって、またやって」と無神経に甘えてくる人がいるでしょう。それではあなたが消耗しすぎてしまいます!

また、あなたが女性で相手が男性という場合には、家族・親族とは言えどもセクハラ的な動機であなたにマッサージを求める人もいるので、注意が必要です!

家族から対価を貰う気はないでしょうが、そうは言ってもあなたに恩返しをする優しさを持った人を選ぶべきです。


子供においても、「親や姉にやってもらうのは当たり前」と傲慢に考えてしまうことが多く、注意が必要です。

スポーツをする子などにマッサージは有意義ですが、しかし彼のスポーツ生活においてあなたにマッサージで癒してもらうことが当たり前、という依存状態になるのはよくありません。


マッサージを健全に家族に施す、というのは意外と難しいことです。



男性に施してあげる際は気を付けて!

男性に対して「マッサージをしてあげたい」と考える場合は、注意が必要です!

男性は女性からマッサージを受けていると、性的な興奮を感じることがあります。ペニスに近い部位ではなくても、です。

そうして欲情に任せて女性を襲ってくる男性もいます!


また、「マッサージしてあげる」「肩もみしてあげる」というあなたからの申し出を、「俺のことが好きなのだろう」と拡大解釈してしまう男性もいます!そして押し倒してきたり、調子に乗ったりすることがあります。


女性が男性の体に触れる際は、充分な注意が必要です。



結局、愛しい人を癒すのが一番妥当。

そう考えてみると、結局のところマッサージは、愛しい人を癒すのに用いるのが最も妥当と言えます。



資格を持っていなくたって、マッサージしてあげるのは有意義。

特にマッサージの勉強をしていなくても、あなたがしてあげたいと思うなら、彼や愛しい人、親しい人にマッサージをしてあげることはとても有意義です!

難しいことを考えなくてよいです。子供の頃から、親や友人に肩もみをしてもらった体験から、「なんとなくこういうのが気持ちいいだろう」とわかるでしょう。それをしてあげれば充分です。「もう少し弱く」「もう少し強く」などと言われたら、そのとおりにアジャストしましょう。

揉み返しが怖いなら、強くしすぎないようにするとよいです。

相手が「もっと強く」と望んできてその通りにしてあげて、翌日「揉み返しが辛い」と言い出すなら、それは相手の責任問題ですから、あなたが罪悪感を抱く必要はありません。


立ち仕事で疲れている人なら、ふくらはぎや足の裏を揉んであげると、とても喜ばれるはずです。適当で良いです。


「マッサージしてあげる」と言って、あなたのぬくもりや優しさを感じるだけでも、人は癒されます。喜ばれます。そこには意味があります。


あなたがレイキを会得しているなら、マッサージの際にレイキも流すとよいです。



マッサージはとても有意義なものです!

しかし社会は、マッサージを有意義に活用できていないのです。

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