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  • れな

「恋愛スキル」を履き違えないようにしましょう。

「恋愛スキルを磨くべし!」などという言葉が、ファッション雑誌や女性向け情報サイトなどでよく飛び交います。

恋愛スキルを磨いておくべきだということは確かに間違っていないのですが、その意味については間違ったものがばかりが流布しています。



駆け引きが上手くなっても、良い恋愛には恵まれない。

「恋愛スキル」とは、ちょっとした駆け引きのことだと思っていませんか?

LINEが来てもすぐに返さず、ちょっとじらして返信する。

最初のデートではセックスしない。

お願いごとをするときは彼の機嫌が良いときにする。

などといったことです。

あなたが「良い恋愛」を欲しているなら、こうした恋愛スキルを磨くことはあまり有意義とは言えないです。


ちょっとした駆け引きが上手くなると、確かに恋愛の機会は増えるでしょう。

しかし、駆け引きを行ったことはやがて相手にばれます。そして、彼は駆け引きを行ったあなたに幻滅や不信感を抱くようになります。愛情は冷めてしまい、交流はそっけないものとなってしまいます。彼が誠実な人であればあるほど、あなたの駆け引きに幻滅します。

「冷めきる前に妊娠して結婚にこぎつけてしまえ」などとさらなる駆け引きが説かれていたりしますが、冷めきった相手と結婚して、結婚生活は幸せになるのでしょうか?金銭的安定は手に入るかもしれませんが、結婚生活は地獄です。

巷の恋愛メディアが言うような駆け引きが上手くなっても、「良い恋愛」には結び付かないのです。

恋愛では、「自分をよく見せる」のではなく、「より良い自分になる」ことが大切です。



依存心に対する耐性をつけましょう。

恋愛スキルを一通り培っておくことは、大切です。それは実際、身を持って恋愛を体験しないと培えないものでもあります。しかし、スキルとは駆け引きのことではありません。

たとえば、依存心に対する耐性を付けましょう。


恋愛を体験してみると、彼のぬくもりや優しさ、おしゃべり、金銭、セックスなどにとても心地よさを感じるでしょう。それが無いと物足りなくなってしまいがちです。

すると、彼が別れを切り出してきたとき、「離れないで!いかないで!私を置いていかないで!」などとカンシャクを起こしてしまったりします。ことばは違っても、彼の金銭やセックスを手放さないために必死で抵抗し、彼を困らせたり、それによりますます関係が悪化してしまったりします。

または、別れを切り出されたわけではなく、「上京したいから、遠距離恋愛をしよう」「3か月間、海外旅行に行ってくるよ」などと長期的な疎遠を切り出されたとき、同じように感情的になって彼を引き留めてしまうでしょう。

彼を引き留めないとしても、失ったぬくもりや金銭、快適さにいつまでも悲しみを抱き、うつ病になったり無気力になったりしてしまいがちです。


こうしたことは、「依存心が強いゆえ」の痛みなのです。恋愛をする人が誰でもこうした痛みに絶望するわけではなく、依存心が強い人ほど、こうした苦しみが大きいのです。「彼への依存心」か「恋愛への依存心」です。


依存心が強いと恋人を困らせ、良い恋愛になりません。また、依存の苦しみにおびえて恋愛が出来なくなったり、依存の苦しみにおびえて深く愛することができなくなったりします。日本人女性の8割くらいが、これに陥ってしまっています。



依存心を克服するには、多くの恋愛を経験することが有効です。

それにより、「一つの恋を失ってもまた新しい喜びは手に入る」と楽観できるようになりますし、痛みに慣れてきます。関係を長く続けるためのふるまいを覚えていきます。

または、趣味を持つことも有効です。

親密だった恋人がいなくなっても、趣味に打ち込むことで寂しさを感じずにすみます。



嫉妬心に対する耐性をつけましょう。

他にも、嫉妬心に対する耐性を付けましょう。

彼が他の女性と食事に行ったり、他の女性に微笑んでいるのを見て、胸がしめつけられるような思いをすることがあります。嫉妬心です。

嫉妬心も、誰もが抱くものというわけではなく、「恋人は私に一途であって当然だ」という思い込みの強い人ほど、嫉妬心にさいなまれます。

恋愛をすると、自分も彼氏以外の男性にトキメキを感じたり、食事の誘いに応じたくなったり、ということを体験するでしょう。相手に一途を課すのは無謀なことだと悟っていきます。

また、彼が他の女性に微笑んでいても、自分への愛情は薄らいでいないのだということを体感的に理解するでしょう。それにより、むやみに不安を抱かなくなります。

嫉妬心を感じても、気をそらすのが上手になってきます。気をそらすべきだということを学習します。

こうしたことは、充分な体験を経ないとなかなか身につかないものなのです。本を読んでも身に付きません。



アニメキャラのように潔白ではないことを悟りましょう。

アニメの中の王子様的なキャラクターを好む人などは、男性に対して完璧を期待しすぎたり、潔白を期待しすぎたりします。

アニメの美的キャラは臭いも汚れも感じさせませんが、実際の男性はそういうわけにもいきません。ジャニーズのような美的な男性にも、体臭があり、醜さがあります。食べるときにクチャクチャと音を立てたりします。

そうした実情を知らない人は、付き合った男性がちょっと汗臭いだけで幻滅してしまったり、トイレの臭いで恋愛が嫌になってしまったりしがちです。しかし、どんな男性と付き合っても、そうした人間臭さはあるものです。

お肉をあまり食べない男性、お酒タバコをやらない男性などは、体臭や荒々しさ、粗雑さが少ない傾向にはあります。しかし、それでもゼロではありません。

世の中には、ペニスをフェラチオしても小便臭くない男性もいます。しかしほとんどの男性はそうはいかないので、恋愛をするならその程度の汚れは受け入れなければなりません。

恋愛を3つ4つ繰り返すことで、「この程度の汚れ、臭い、雑さはどんな男性も持っているものなんだな」ということを悟ります。

その悟りがあると、本当に素晴らしい男性と出えたとき、彼の些細な汚点に幻滅を感じないですみますし、そんな些細なことから素晴らしい男性を逃さないですみます。



荒い男性ばかりでないことを悟りましょう。

1つ上のトピックの逆の内容です。

恋愛経験の少ない(偏りがある)人や、恋愛マンガの趣味に偏りのある人などは、「男性は皆、荒々しいものだ」と思っていたりします。自己中心的だったり命令的だったりするのが当たり前だと思っていたりします。

しかし世の中には、優しい男性がおり、上品な男性がいます。そのような男性と交際したほうがあなたにとってずっと有意義なのだということは、様々なタイプの異性と恋愛しないと気づけないでしょう。

特に、自分から男性を口説くことのできない受け身な女性は、この傾向があります。



愛される接し方を学習しましょう。

女性には、「恋愛とは、男性が女性のわがままを包み込むものである」と思っている人が多いようです。

人前で上品にしている女性でも、彼氏に対しては非常にわがままになったり甘えんぼうになったりします。言動が雑になったりします。父親や母親に見せるのと同じようなルーズさを、彼氏には見せてもよいと思っているようです。

しかし、それは誤りです。

彼氏と長い期間ラブラブでいたいなら、出会った頃のような上品で思いやりある言動を、ずっとずっと続けたほうが良いです。

こうした摂理も、充分な恋愛経験を経ないと悟りにくいものです。



精神性の高い女性は、気を付けて。

精神性の高い女性は、クラスや職場に付き合いたいと思える男性が少なく、ほとんど恋愛をせずに二十歳を超え、25歳を超えてしまうことがあります。

その慎重さは悪いこととは言えないのですが、しかし恋愛の実体験に乏しくこうした「恋愛スキル」が身についていないと、いざ素敵な男性に出会えたとき、円滑な恋愛が出来なくなってしまいます。嫉妬が激しくて彼に嫌がられてしまったり、依存心ゆえに彼と離れられなくなってしまったりします。恋人との適した距離感がわからず、恋愛に悩みます。問題を多く起こします。

誠実なあなたが良い恋愛を台無しにするのは、もったいないです。

そのため、あまり好きでないとしても、多少は妥協をして恋愛を経験しておくとよいです。タイプの異なる男性と2~3の交際を交わし、いろんな男性がいることを理解しましょう。男性との円滑な接し方を学習しましょう。セックスの仕方を、フェラチオの仕方を知りましょう。

高い精神性と上記のような恋愛スキルを持つなら、あなたはやがて、とても素晴らしい恋愛をするでしょう。



運命の人にこだわりたいなら、恋愛を経験しておいて。

「私はあくまで、運命の人に出会って最高の恋がしたい」と願っている女性もいるでしょうか。

その場合も、逆説的に言って、運命の人にはこだわりすぎずに恋愛を幾つか経験しておいたほうがよいです。

上記のような恋愛スキルのないままに運命の人と出会っても、良い恋愛ができなくなってしまうからです。

最高の恋を粗末なものにしないために、あなた自身も恋愛スキルを持っておくべきです。



最終的に人は、どのような恋をするのか?

上述したような「恋愛スキル」を充分に持ち、高い精神性に至るなら、人はどのような恋愛をするのでしょうか?

一人の人と一途を誓いあい、わき目も振らずに一生を添い遂げる・・・というような一般道徳で語られるような恋愛は、「しなくなる」のです。

日本の結婚観や一途な恋愛観は、「未熟な心・スキルを恋人に埋めてもらう」という概念で成り立っています。未熟な人ほど、一途に束縛しあいたがるのです。しかもそれは恋愛感情ではなく、扶養や金銭をなど依存しているだけだったりします。


「愛することの喜び」「異性との交流ならではの喜び」という本来の恋愛の原点に立ち返るとき、恋愛力の成熟した人は、博愛を生きます。

複数の異性とデートをし、そして自分のパートナーにも他の女性とのデートを許します。互いを義務で束縛しあうようなことはしなくなります。

「そんなことがあるのか?」と驚かれるかもしれませんが、フランス、オランダなどヨーロッパの国々では、こうした恋愛観が主流になりつつあります。

彼らも「交際」という形をとりますが、他の男性とデートに行くこともありますし、セックスすることすらあります。A君と「付き合っている」のに、B君とセックスをするのです。出会ったばかりのC君とセックスをすることすらあります。

そして当然、彼氏が他の女性とデートしたりセックスしたりする自由を認めます。

日本では、恋人に無断で浮気をする人がとても増えているのですが、ヨーロッパでは、恋人に隠し事をせずに、複数の異性と愛を交わします。複数の異性とセックスがしたいのは日本人もヨーロッパ人も同じ。しかしヨーロッパ人はそれを誠実に行おうとします。彼らのほうが正直であり、誠実です。


日本人は、多くの人が、「複数の異性とセックスをしたい、デートをしたい」と願っています。しかしそれを口には出さず、一途なふりをします。一途のように見えるので誠実なように見えますが、実際はむしろ、腹黒いのです。


あなたがもし、「一途さで互いを束縛しあう恋愛は誠実だと思えない」と感じるなら、フランス人のように自由恋愛を生きたらよいです。

しかしそのためには、依存心や嫉妬心を克服している必要がありますし、諸々の「恋愛スキル」が要るでしょう。そして、パートナーに対して誠実でなければなりません。

また、たくさんの恋愛をしたいと願っていても、男性から口説かれるのを待つスタンスでいるのでは、良い恋愛はとても少ないでしょう。誠実な男性はあまり女性を口説かないですし、ワンナイトラブや一夏の恋を求めてきたりはしないです。さらには、金品を期待してたくさんの恋愛をしようとしても、まるで良い恋愛にはならないでしょう。



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