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HSPとクリスタルチルドレン⑫ 誰でもミスはする。
私れなは、人前で自己表現することがあまり好きではありません。緊張してしまいます。
そんな私が、毎日数千人もの人々が閲覧するこのサイトでコラムを書き続けることができるのは、管理人様が寛大だからです。
「ちょっとぐらいミスしてもいいよ(*'▽')」と彼は言います。
その言葉があるかないかで、私のプレッシャーはまったく違ったでしょう。
人は誰でもミスをする。
「ミスをしてもいいよ」と言われても、最初はあまりピンときませんでした。そうして力む私に、管理人様は言うのです。
「僕ね、学生時代、イージーミスの天才だったからね!
理科のテストで『(ア)~(オ)の記号で答えなさい』って問題に、ちっ素、水素、ヘリウム・・・って書いて全部バツ!
書き終わったあとに見直してるつもりなんだけど、それでもこういうミスを毎回やるからね!」
彼は非常に頭の良い人ですが、そんな人でもこういうミスをするのだな、と聞いて私は安心しました。
そして、彼はこうしたミスが誰にでも、どうしても起こりうるものだということを、深く理解しているのだとわかりました。だから、本当に小さなミスを気にしていないのです。「がまんする」のではなく、「気にしていない」のです。
私はそれから、自分の小さなミスに対して寛大になりました。他者の小さなミスに対して寛大になりました。
知性が高くてもミスはする。
当サイトのオーラ診断を受けられた方には、思っていたよりも自分のオーラ点数が高くて驚かれる方も多いようです。そしてこう言うのです。
「私、結構抜けてるところがあるので、優秀なオーラと言われてびっくりしました」と。
しかし、知性の高い人でも、誤字脱字をしますし、かんちがいをしたりするのです。
それはときに恥ずかしい失態となりますし、人に迷惑をかけますし、大きな問題になったりもします。
大きな問題を起こす自分を、「情けないな」と思うでしょう。
しかし、知性が高くてイエローが80点でも、なお人は、ミスをするのです。
人の頭というのはそういうもので、ミスのない人間を目指す必要はありません。
イエローだけでなく、冷静さ客観性のブルーさえも80点になっていても、やはりミスはするのです。
注意深さは大切。
ミスは誰でもします。しかし、ミスをしないように気をつける心構えや行動は、やはり大切です。
たとえば、テストでは見直しをすることが大切ですし、文章を書くなら頭から読み直し、推敲をすべきです。
その見直しをしない人がミスをするなら、「ちゃんと見直しをしましょう」と注意することが大切です。「見直しをすべきだ」という教育を、人に施すことが大切です。
学生や子供たちに対しては、ある程度口うるさく言う必要があるでしょう。
職場の新人に対して、ある程度口うるさく言う必要があるでしょう。
些細なミスを怒る人とは、離れたほうがよい。
たとえばあなたが、会社の文書作成を任され、ちょっとしたミスがあったとき、それを怒鳴って怒る上司や同僚がいるでしょう。「何やってんだよ!」と。
そのような人間とは離れたほうがよいです。ストレスが過剰になってしまうからです。
たとえばあなたが、揚げ物をちょっと焦がしてしまったとき、それを怒鳴ってさげすむ家族がいるでしょう。「何やってんだよ!」と。
そのような人間とは離れたほうがよいです。ストレスが過剰になってしまうからです。
冗談半分で「何やってんだよ」「バカだなぁ」と言う人もいます。けっこう多いでしょう。関西地方など非常に多いかもしれません。
そのような人とも離れたほうがよいです。
お笑い芸人やマンガ、アニメの影響から、ツッコミとして「何やってんだよ!」と怒鳴ることが普通のリアクションのような風潮にもなっていますが、それを言われた人間は、ストレスを感じて心を痛めます。そして縮こまるものです。グリーンのオーラの強い優しい繊細な人はなおさら、こうした言葉に心を痛めます。
冗談だろうが、人のミスに対して「何やってんだよ!」と言う人は、優しさに乏しいのです。グリーンのオーラの低い人です。
たとえば、クラスの中の陽気なグループの男の子たちは、軒並み、そのようなツッコミを浴びせあっています。彼らはひょうきんで楽しいですが、グリーンのオーラが低いのです。思いやりが、優しさが、乏しいのです。
私たちはある程度、こうした人たちの言葉に耐えなければなりません。その耐性を身につけなければなりません。そのために学校という場があります。
しかし一通りこうした言葉に耐えられるようになったなら、大人になった後は、自分の感性に合う優しい人を選り分けて生きていけばよいのです。
小さなミスを怒る彼氏とは別れましょう。
あなたがデートに5分遅刻すると怒る、「何やってんだよ!」としょっちゅう言う、小さなミスにすぐイライラする、そんな彼氏とは別れましょう。それは良い男ではないのです。
自分の些細なミスに寛大でありましょう。
私たちは、いつまでも子供のままではいられません。ラフなお絵かきばかりしているわけにはいかないのです。
大人として精度の高い仕事をし、精度の高い書類を作成しなければなりません。そのために必死に勉強をし、頭を使います。冷静になって周りを見ます。
こうした鍛錬は誰にとっても必要なことです。
しかし、それでも多少はミスが出るのだということを理解しましょう。受け入れましょう。
そして、自分が多少のミスをしてしまうことに対して、寛大になりましょう。
「まぁいっか」とつぶやき、「てへっ」と笑うのです。
それがあなたのストレスを減少させます。心を健康にします。体も健康にします。
あなたの笑顔を増やします。
人の些細なミスに寛大でありましょう。
すなわち、他者の些細なミスに対しても寛大であるべきです。
「モンスター〇〇」という言葉が流行って久しいですが、日本人は他者のミスに対して厳しすぎる人ばかりです。
コンビニの店員が何かちょっと間違えただけで、怒ってはいませんか?
あなたが上司になったなら、部下の些細なミスに対して寛大であるべきです。
「一人で完璧に仕上げてこい」と命令するのは間違っています。
重要な書類は、上司や第三者がチェックしてあげればよいのです。そうして助けあうべきです。
人はそれぞれ、一通りのことを自分で出来るようにがんばるべきです。
しかし、完璧な作品を作り上げる必要はないのです。細かいミスを人とカバーしあえばよいです。