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HSPとクリスタルチルドレン⑲ 繊細体質は過去世で悪いことをしたカルマなの?
HSPの人は、自分の持つ繊細な体質・気質について、「過去世で悪いことをしたカルマなのだろうか?」と思い悩む人もいるでしょうか。
HSP症状は、過去世のカルマというケースは非常に少ない。
HSPの症状にも様々なものがあり、症状によってそれが発現する要因は異なります。
しかし、ほとんどの症状は過去世の悪いカルマではありません。
HSPの症状の中には、たとえば「駅前の騒音がとても大きく感じすぎて、都会に出ることが出来ない」といった行動を制限されて迷惑なものもありますが、それとて過去世のカルマではありません。
ネオンや騒音が強烈に感じるのは、過去世のカルマではない。
ネオンが異様にまぶしく感じて夜の外出が辛い、騒音が異様にうるさく感じて駅前や繁華街に出るのが辛い、といった症状は、過去世のカルマではありません。
これらは、「あなたが自分のブループリントを正しく生きるための道しるべ」です。
このようなHSP症状を持つ人は、あまり都会すぎない場所で暮らすべきブループリントを持った人が多いです。
キャリアウーマンになるべきでない、商社マンになるべきでない、というブループリントを持った人が多いです。
「なるべきでない」ということは、魂としてはキャリアウーマンや優秀な商社マンになるだけの優秀な知性や積極性を内包している人が多いです。しかし今生では、そうした道に進まずに、違うジャンルに進んだり、違う価値観で生きたほうがよいのです。
勝ち組・成功者こそが優秀な魂というわけではないのです!
億万長者になりたい、有名な事業者になりたい、キャリアウーマンになりたい、芸能人になりたい、といった憧れを抱く人は多いでしょう。
しかし、霊的な面から言えば、勝ち組や成功者やセレブになることは、優れた人生ではないのです。
ゴータマ仏陀は悟りを開きましたが、彼は王の地位で億万長者になったから悟りに達したわけではありません。彼は王族のぜいたくな暮らしに嫌気がさし、王族の身分を捨てて霊的真理を求める旅に出たから、悟りに達したのです。
このように、芸能人やキャリウーマンになれそうなほどの優秀な能力を持っていながらも、富や名声を追い求めようしない人こそが、「優れた魂の人」なのです。アセンションのゴールに近い人なのです。