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HSPとクリスタルチルドレン⑯ 優しくしすぎないように気を付けて!
HSPの人には、とても心の優しい人が多いでしょう。
人に尽くすことに喜びを感じていたり、介護・看護・保育など献身的な仕事を選んでがんばっている人も多いでしょうか。
優しいのはとても良いことです!
しかし、あなたが枯渇しすぎないように、セーブすることも大切です。
奉仕精神はとても素晴らしいこと。でも今の社会では無理しなくてよいです。
たとえば宗教を垣間見たとき、「見返りを求めずに奉仕できる人間になりましょう」「誰にでも優しくしましょう」と教わるかもしれません。自分もそれを実践しようと思うでしょうか。
たとえばマザーテレサの自伝など読むなら、「私も大勢の人々のために病院を造りたい」と志すでしょうか。
見返りを期待せずに、知らない人々にまで尽くそうとすることを、霊的真理では「奉仕」と呼びます。これはヴァイオレットのオーラを極めるために必要な精神で、それはとても素晴らしいことです。
しかし、今の社会の中では無理をしないでください!
イエス・キリストは、見返りを期待せずに大衆に奉仕をしても、彼の寝食を助けようとする支持者が大勢いました。しかし、あなたにとってはそうではないのです。
あなたが見返りも気にせずに大勢の人に尽くそうとすると、あなたはお金や体力を失ってしまう危険性があるのです!
今のこの無慈悲な世の中で、そこまで無理をする必要はありません。
だらしない男性に尽くしたりしないで。
優しい女性は、恋愛においても、お金のない男性をアパートで養ってあげようとしたりします。
「かわいそう」と思うと反射的に助けてしまうのかもしれませんが、冷静になって、相手をよく観察してください!
たとえば、ギャンブルやアルコールに中毒しているからお金がない、Youtuberになろうとしているからお金がない、引きこもって絵を描いてばかりいるからお金がない、といった理由なら、その男性は「だらしない人」です。
このような人は、たとえ悲しそうな顔をしていても、あなたに「お願い!」とすがってくるとしても、金品を助けるべきではありません!
「助ける」とは良いことですが、だらしない人間を助けてしまうのは、「悪魔に加担すること」と同じです。
近年のアニメでは、慈愛に優れた女性のキャラクターが、傷を負った敵や魔物までをも介抱してあげて、感動を誘うような描写をよく見かけます。アニメ世代はこのような描写に大きな影響を受けてしまうかもしれませんが、それは真似るべき所作とは言えません。
あなたに恩返ししてくれる人に優しくしてあげれば、充分です。
「だけど、人に優しくすることが好きなの」と言う人がいるでしょう。
それはとても素晴らしい精神です!
「人に優しくする」という心を閉ざす必要はありません。ですが、それは相手をよく見て、選らんで行いましょう。
あなたに恩返しをしてくれる人を選んで、献身するようにしましょう。
男性の「貢ぎ」にだまされないで!
優しくしてくれる人に優しくしてあげるとよい、と書きました。
しかし、男性に対しては注意が必要です!
男性があなたに食べ物をくれたり、車で駅まで送ってくれるとき、それは「優しさ」というよりも「下心」に過ぎないのです!ほとんどの場合それは、あなたとセックスをしたいから、あなたの気を引こうとしているのです。それは「優しさ」とは違います。むしろ不誠実な行為です!
多くの女性は、男性のこうした「貢ぎ」「尽くし」にコロッとだまされてしまいます。物欲、金銭欲、グルメ欲の強い女性は特に、だまされがちです。
その彼が本当に優しい人なのかどうか、よく観察してください。
あなたにだけでなく、誰にでも手を差し伸べようとし、おばあさんや美人でない女性にもいつも手を差し伸べているなら、彼は本当に優しい人です。そのような男性なら、あなたの優しさを差し出してあげる価値があります!