ドリーン・バーチュー氏の影響により、スピリチュアリストにも有名なADHD。日本語では「注意欠陥多動性障害」と呼ばれる発達障害です。
集中力の無さや落ち着きの無さから、問題児扱いされたり社会不適応になりやすく、生きることに困っている人は多いことでしょう。
しかし、生き方を工夫することで、楽しく幸せに暮らすことは充分に可能です。
ADHDは改善する。
特にスピリチュアル業界では、「ADHDは個性の1つだから、そのままでよい」と解説されることが多いです。しかし実情として、ADHDの特徴を抱えていると人生が困難になりやすいです。仕事や結婚にもハンデがあり、大変な思いをします。
ADHDの諸症状は、改善していったほうがよいです。
ADHDは、改善するものなのです。
ADHDは病院治療?薬は飲まないほうがよい!
ADHDは改善すべきですが、かといって病院治療は推奨できません。薬も飲まないほうがよいです。この点についてはドリーン・バーチュー氏の提言に賛同します。
ADHDの薬を飲むと、他の健康問題が生じてしまいます。無気力になったり激やせしてしまったり、中毒症状を起こしたりします。そもそもADHDの薬は、多動的な言動を「抑えこむ」だけで、根本的な完治にはつながりません。
医療業界は、精神的な欠陥の類を「病気」として認定することで、医療費を稼ごうと考えています。あまり良心的な政策とは言えないのです。
ADHDの改善方法。地道な努力あるのみ。
ADHDの改善方法に、画期的な方法はありません。
なぜかといえば、ADHDというのは単純に、心身コントールの能力が幼児のように低いゆえのものだからです。
一般的にADHDは、幼少期に受けるべきしつけを充分に受けていないことから、起こります。非常にシンプルな原理なのです。(つまり、実は病気ではないのです。)
もちろん、しつけに対する聞き分けの良さは、生れつきの個人差があります。が、知性や自制心の弱い子でも、しっかりしつけるなら、小学校卒業くらいの年齢には平均的なふるまいを身に着けます。
たとえば、「イスにじっと座っていられない」というのは、イスに姿勢正しく座り続ける筋力や忍耐力が乏しいのです。3歳くらいの頃に、「食事中くらいは正座しなさい」「お勉強は正しい姿勢でね」といったしつけを充分に受けないと、筋力や忍耐力が育たないのです。その状態のまま小学校に上がると、周囲の子たちよりも落ち着きがなく、学校という生真面目な空間に適応できなくなるのです。
これは学校で教師がしつけるべきものではなく、家庭で親がしつけるべきものです。
そしてあなたがすでに中学生にもなっているなら、親にしつけてもらわなくても、自分で自分を律して、「じっと座り続ける」という訓練はできます。
放任主義で、テレビゲームばかりしている子は、しっかり座っていられない傾向にあります。寝転がってマンガばかり読んでいる子も、同様です。
「片づけられない」というのも、病気や障害ではないのです。
片付けの習慣が乏しいゆえに、片付けの段取りがわかっていなかったり、その責任感が育っていないのです。これも、シンプルに、「使ったものを自分で片づける」という行為を繰り返すことで、改善していきます。
過保護に育てられすぎたり、ものを多く与えられすぎると、片づけられない人になりがちです。
片付けの本など読まなくてよいです。テクニックで解決しようとするのではなく、「ただ片づける」という地道な努力で改善していきましょう。片付けの高度なテクニックなど、別に知らなくてよいのです。
人の話を聞かない、
延々としゃべり続ける、
好きなことしかやろうとしない、
忘れ物が多い、
といった症状も、すべて同様です。しつけの問題なのです。
「お父さんが話しているときは、お父さんの話を聞きなさい」としつけましょう。あなたがすでに中学生なら、人の話を辛抱強く聞き続けるように、常に心がけましょう。
ADHDの人の適職は?向いている仕事は意外と多い。
ADHDは努力で改善すべき、と言っても、長期戦になります。今現在の困難を取り除くことも、同時に考えるべきですよね。
特に、仕事に困っている人が多いようです。ADHDの人の適職にはどのようなものがあるのでしょうか。
芸能人に向きます。
ADHDの人は、物おじせずに自己表現し続ける傾向にあります。この度胸や表現力は、芸能界にとても向いています。
好きなことしかやらない傾向も、その分野のことを熱く語る第一人者になることで、長所に換えることができますね。
芸能界の場でも、ADHD特有の欠点を指摘されることがあるでしょう。しかし、家庭で親に注意されるよりも、芸能界の現場で注意されるほうが、改善しようという気になるでしょう。大金や名声に直結しますからね。
今の時代で言えば、Youtuberなども向きます。
Youtuberは広告報酬の規定が厳しくなり、収入を獲得するまでのハードルは高いですが、「仕事だ」と気張らずに、趣味の一環としてマイペースに始めましょう。遊びの1つとして続けていれば、やがてチャンネル登録者や視聴時間が積み重なり、収益になるかもしれません。
あなたが学生なら、今のうちから始めるとよいです。すでに社会人なら、他の仕事をしつつ、余暇の時間に取り組みましょう。
ちょっと大げさすぎるくらいのリアクション・しゃべり方のできる人が、Youtuberとしてウケます。
肉体労働が向きます。
「多動性」という言葉が付くように、ADHDの人は体を動かしていたい衝動が強いです。これを前向きに活かし、接客や土方などの肉体労働をすれば、欠点があまり欠点ではなくなるでしょう。体力は人一倍強い傾向にありますから、「頼もしい!」と重宝されるでしょう。
肉体労働の中でも、私語を許してくれる職場を選ぶことが大切です。
事務労働は、様々な面で向きません。無理にそれをやるのは、推奨できません。完治が近くなったときに、自分を試すような目的で挑戦するのは有意義ですね。
アミューズメントパークのスタッフ。
ディズニーランドやUSJなど、アミューズメント施設のスタッフとして働くことも向きます。ADHDの人は快楽主義な傾向にあるため、職場がいつも陽気で楽しいなら、とても働きやすいでしょう。
ステージでパフォーマンスをすることも向いていますし、お客さんに笑顔で話しかける誘導員も向いています。
ADHDの人の恋愛のコツは?
ADHDの特徴ゆえに恋愛で大失敗をしたり、ADHDと自覚したことから恋愛をためらうようになってしまった人は、多いかもしれませんね。
ADHDの人も、恋愛を存分に楽しむことはできます。
恋人選びのコツをご紹介しましょう。
ADHD同士で交際する。
ADHDの異性は、あなたの持つ欠点や苦労を自分も抱えており、ADHD的ふるまいに対して寛大な傾向にあります。
ADHDだと告白しても奇異な目で見られることはありませんし、いたわりあうことができるでしょう。
ADHDの人を見つけるには、たとえばSNSのADHDコミュニティなどに参加してみるとよいです。または、近所の公民館などでADHDの集いなど催していないでしょうか。探してみてください。
テンションの高い人と交際する。
ADHDの人のふるまいは、そうでない人からすると「くたびれる」と思われてしまいがちです。しかし、テンションの高い気質を持った人なら、あなたの多動性があまり気にならないでしょう。むしろ心地よいとすら感じてもらえるかもしれません。
テンションの高い人もそそうが多く、迷惑行動が多かったりしますが、それはあなたも許容してあげましょう。
芸能関連の人と交際する。
タレントやダンサーなど、華やかな業界にいる人は、ADHDの人と似たような気質を持つ傾向にあります。また、他人のテンションの高さやそそうに対して寛大な傾向にあります。精神的にタフな人が多いです。
芸能人そのものと付き合うのは難しいでしょうが、たとえばダンススクールなどに参加すると、そういう気質の人と数多く出会えます。
多動的な場所で、多動的な人々と交流するのがコツ。
ADHDの人の幸福な人生のコツは、自分と似た気質の人々の輪に飛び込んでいくことです。スポーツ、芸能、エンタメ企業など、多動的な場所に行き、そしてテンション高くふるまっている人々と交流しましょう。
生真面目なオフィスに懸命に適応しようと気張るよりも、ずっと楽に生きられます。あなたの欠点が欠点として目立たなくなります。
あなたがまだ学生なら、大学進学などもあまり考えないほうが良いです。善い子にして内申点を上げなきゃ、などと気張らないほうが良いです。
興味あるものの中でADHD向きな業界を見定め、18歳からそこに飛び込んでいくような生き方が向いています。16歳からもう飛び込むのもよいでしょう。
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