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れな

3次元社会とは?3次元社会から5次元社会に上昇するには?

スピリチュアル用語としてよく出てくる「3次元社会」という言葉。しかしその意味を正確に理解している人はほとんどいません。



3次元社会とは?

3次元社会とは、スピリチュアリズムの中では「5次元社会」と対比する言葉としても用いられます。5次元社会はアセンションを果たした人々の暮らす社会であり、それに対して、その意識レベルに満たない人々の暮らす社会を3次元社会といいます。

では、3次元とはどういう意味なのでしょうか?



タテ・ヨコ・高さを持つ3D世界のことではない。「意識の成長段階」のこと。

「この世界は3次元である」という形容は、科学や物理の側面からも言われます。1つの方向性しか持たない「線」が1次元。縦と横の2つの方向性を持つ「面」が2次元。そして、縦、横、高さの立体的な世界が3次元です。(これに対して、「時間」という概念を加えたものが4次元とされ、地球は4次元であるという考え方もあります。)

そのさらに上の軸を持つ社会が5次元社会であると思っている人が多いのですが、そうではありません。

スピリチュアリズムで語られる(アセンテッドマスターや大天使が語っていた本来の)意味においては、「次元」とは、「意識の成長段階」を示しています。



各次元の精神とはどのようなもの?

次元における意識の成長段階は、次のように進みます。


1次元:生きのびる力

1次元は、「動物のような生」の意識です。衣食住を獲得する能力や、自然の驚異をたくましく乗り切る力を指します。

現代社会の場合、自分で生計を立てられない大人は1次元をも未達成です。つまり専業主婦の女性、フルタイム勤務をしない女性の多くは1次元すら達成できていません。


2次元:セックスや快楽を適切に扱う。

2次元は、「快楽を楽しむ」意識です。転じてこれは、生殖以外の目的でセックスを扱うことを指します。セックスを楽しめているだけでは不充分で、中毒しないようにコントロールしたり、他人を騙さずにセックスを得る正直さも必要です。

快楽を得ることばかり考えている都市型の人々は、軒並み2次元です。日本人成人男性のほとんどは、いまだ2次元です。


3次元:高い知性を持つ。

3次元は、「知性」の意識です。論理的な思考ができるようになることや、知的好奇心を持つさまを表します。最終的に、「お金を介入させることは人を幸せにはしない」という気づきに至ることが大切です。


4次元:良心と自然愛に満ちた人々。

4次元は、「良心」そして「自然愛」の意識です。優しさや調和の心、そして自然を愛し、それと共に生きたいと感じる心です。

都会に嫌気がさして、地方移住して農業生活する人などは、4次元の達成者が多いです。


5次元:芸術を愛する心と、変化への柔軟性。

5次元は、「芸術」と「変化」の意識です。芸術と創造のすばらしさを悟り、自ら創造しようとする心です。お金になるかならないかに捕らわれずに芸術に打ち込める感性です。また、環境の変化を恐れずに身をゆだねられる柔軟性も必要です。


6次元:奉仕と信仰。利他的に生きようとする善の人。

6次元は、「信仰」と「奉仕」の意識です。自分の決めた信念に対して、徹底的に守り通そうとする気持ちが信仰です。多くは宗教の信仰で養われます。奉仕は、身を粉にするほどに他人の役に立とうとする慈愛です。ちょっとしたボランティアや寄付は奉仕とはいいません。


7次元:サイキックと質素、そして平和な改革。

7次元は、「サイキック」と「真実を見極める判断力」そして「質素さ」です。サイキックは、霊視を卒業して次の段階に達する必要があります。「真実を見極める判断力」は、一般的に、宗教やスピリチュアリストの不正や嘘を見抜き、正しいものを選り分ける感性です。

仏教の寺生活のようなイメージです。

また、平和な方法で社会改革をしようとする心を指します。


※ここでは最低限の説明だけをしました。厳密に言えばもっと奥が深く、複雑なものです。また、8次元以降の領域もあります。



欧米は3次元社会。日本は1次元社会・・・。

3次元社会とはつまり、「動物のような生」と「セックスを適切に扱える」「知性を持っている」という段階の人々が暮らす社会のことを指します。

アセンテッドマスターや大天使は、私たちの地上社会を形容するために「3次元社会」という言葉を使ったのですが、これはあくまで欧米の平均値を取って3次元と言ったまでです。


しかし現代日本人の平均は3次元には達しておらず、日本はまだ1次元社会です。動物の生における「衣食住の確保」は、狩りをして巣を造ることですが、現代社会における「衣食住の確保」は賃金労働をして一人暮らしをすることを指します。日本人女性の多くはこれができず、男性や社会に依存しているため、1次元すら達成していない人ばかりなのです。

ちなみに2次元についても道半ばで、お酒で酔わせて押し倒す男性や酔わないとセックスを始められない女性ばかりで、「セックスを適切に扱えている」状態にはありません。

3次元の「知性」についても、勉強の量は世界トップクラスであってもディベート力のある人は少なく、お金の不毛さに気づいている人もほとんどいません。

そのため現代日本は、3次元社会ではないのです。


アセンション文明の人々は7次元の意識に達しているわけですが、それでも「5次元社会」と形容します。これは、アセンション文明の人々すべてが7次元の意識に達しているわけではないからです。子供は大抵もっと低いですし、大人にももっと低い人々が大勢います。しかし、人口の7割ほどを7次元の人で埋められれば、全体としてアセンション文明を維持することが可能です。



北欧では5~6次元くらい。

「ヨーロッパでは、共働きの家庭が多い。女性の政治家や社長が多い。」といった話を聞いたことがありませんか?ヨーロッパの多くの国では、国民の平均意識レベルが3次元程度には達しています。北欧などは5~6次元くらいの平均値に達しています。アメリカは地域差が激しく、ニューヨークやラスベガスなどは2次元ですが、地方にいけばやはり3次元くらいの平均値には達しています。

日本は今、経済成長に躍起になっているので、少なくとも向こう10年くらいは3次元を超えることは難しいでしょう。



エコヴィレッジや自給自足に興味があるなら、4次元には達するかも。

お金への盲目から覚め、自給自足のエコヴィレッジなどを営んでいる人々は、その村単位で4次元程度の社会を築くことはできるかもしれません。

日本人、特に男性は芸術的感性に乏しいので、5次元に達することはなかなか難しいでしょう。



「女性の自立」がないと、5次元はおろか3次元にも至れない。

日本が社会として成熟するためには、まずは女性たちが男性や社会への依存心を断ち切り、自らたくましく働いて生計を立てられるようになることが不可欠です。

女性が自分で生計を立てられるようになると、男性(恋人)選びの基準が経済力よりも性格(優しさ)を重視するようになります。すると世の男性たちも、無理にお金を稼がなくてよくなるため、不誠実な男性が減ってきます。



「次元」や「次元上昇」は、あまり神秘的なものではない。

「3次元」や「次元」といった言葉を検索すると、「地球の波動上昇とともにあなたの体も光を帯び・・・」などといった神秘的な説明をするものが多いですね。しかし次元とは、次元上昇とは、そのようなものではないのです。

中学一年生の吹奏楽部員が、2年生になって後輩を教えるたくましさを身に着け、3年生になって合奏全体の指揮をとれるようになって・・・といったような、視野や認識の拡大にすぎません。


当然、次元が上昇するときに神秘現象が伴ったりはしません。それはいつの間にかになされているものです。守護天使とコンタクトを取っている人などは、「5次元の意識に達したね、おめでとう」などと声をかけられることもあるかもしれませんが。

当然、天体影響やヒーリングの力でもって次元が上昇する、というようなこともありません。サイキック能力を得たから次元が上昇したというわけでもありません。



社会規模の次元上昇も、一人の政治家の手で起こるものではない。

社会規模における次元の上昇も、それの延長線上です。

誰か英雄的なインディゴチルドレンが政治家になることで、パッと5次元社会に上昇したりするものではないのです。

社会の次元というのは、そこに住まう人々の次元の平均値にすぎません。優秀な、7次元のインディゴチルドレンが政治家をやっても、大衆が1次元ならその社会は1次元社会です。

そして実際問題として、精神レベルの高い政治家が、高次元の社会にあるような政策を打ち出しても、低次元の人たちはそれに猛反発し、実現させないでしょう。

日本人大衆が、「国に助けてほしい」「男性に助けてほしい」と考えているうちは、2次元社会にすら達することはできません。大衆の生活全般が依存的なものだからです。



3次元社会から4次元社会に上昇するには?

3次元社会から4次元社会に上昇するには、どうなればよいのでしょうか?

もちろん、地球の波動がうんぬんということで為されるのではありません。

4次元社会は、調和と自然の暮らしです。

自給自足のエコヴィレッジがあちこちに出来て、そこで人々が「金銭獲得」よりも「助け合い」を重視して暮らすようになったなら、3次元社会から4次元社会への上昇がなされたと言えます。

「自給自足やエコヴィレッジのような暮らしをせよ」といった文章を、あなたもスピリチュアルな本やブログで読んだことがあるでしょう。それは4次元社会に至るために皆に必須な感性なのです。


多くのスピリチュアリストは、「具現化の法則で欲しいものを引き寄せよう!」などと言っていますが、そのような願望成就に夢中になっていると、2次元すら達成できません。つまり、巷のスピリチュアリストのほとんどは2次元にすら満たないのです。

「エコヴィレッジの取り組みをしよう」などと穏やかに語る一部のスピリチュアリストだけが、4次元程度に達しています。

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