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魂のルーツを辿る旅。

近年はあまりそんな話も聞かないかもしれませんが、ひと昔前までは、20歳、30歳くらいの若い人が急に、「なんだかインドに呼ばれてる気がするから旅してくるわ」とか、「ハワイに行かなきゃ!って急に思ってね」などと言いだし、ワイルドな旅に出る人がいました。

そして、「人生が変わってしまったわ♪」と笑顔で帰ってきます。

彼女たちの身には一体何が起きているのでしょうか?



魂のルーツを辿る旅。

私たちの人生では、誰もが小学生になり、誰もが高校生になり、誰もが社会人になり、それらで大切なことを学びます。

それと同じように、「霊的な学校」としての地球人の人生でも、通過儀礼のようなカリキュラムが用意されています。

それは小学生ような精神性ではまだできません。高校生の知性でも出来ません。

ある程度多感な感性を培ったときに、その人のガイド霊(守護霊)から、そっと旅立ちの指示が出ます。



過去世で暮らしていた場所を辿る旅。

その旅立ちの内容は多くの場合、スピリチュアルな縁を持ちます。

あなたが過去世で暮らしていた場所が、指示されることが多いです。

人は、生まれ変わると同時に過去世の記憶は失います。しかし、心の奥底で、頭の奥底で、なんとなく覚えているものがあります。それが各人の好みや趣味、特技を形成していたりします。


過去世においてもなんとなく、なんとなくの記憶があり、そこに訪れたときに妙な懐かしさを感じたりします。それがとてもワクワクして、ドキドキして、わけもわからず泣いてしまうこともあります。

たとえば昔、ある国の修道院で修道女をしていた人は、その修道院に訪れたときにガイド霊やアセンテッドマスターなどから霊聴や霊視で啓示を受けることもあります。「人生を大きく変えなさい」と言われたりもします。

あなたが今生、何のために生まれたのか、思い出したり、聞かされたりすることもあります。


それが、魂のルーツを辿る旅です。



啓示だけが目的ではない!

魂のルーツを巡る旅は、あなたの思い出の地で啓示を受けることだけではありません。

そこに辿り着くまでのプロセスは、とても刺激的でとても難解で、でもとても楽しいものでしょう。

色々な道を歩き、色々なトラブルを乗り越え、色々な人に出会い、色々なことを知り、思い、世界の広さを思い知ります。

自分の小ささを思い知りますが、それでいて、その旅であなたは大きく大きく成長します。


スナフキンがなぜ定住をしないのか、あなたは悟るでしょう。



聖地巡礼の個人版。

聖地巡礼、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

近年の日本では、アニメの舞台を巡る旅のことを聖地巡礼と呼んだりするため、この言葉を知ってはいるでしょう。

本来の意味は、世界各地のキリスト教、イスラム教などの人々が、「聖地」と呼ばれるその宗教の象徴的な場所・教会を目指して、晩年に遥かな旅をすることを言います。サンチャゴ巡礼なども聖地巡礼の1つです。日本では四国のお遍路歩きも聖地巡礼の1つです。


宗教における聖地巡礼は、今はもう形骸化してしまっています。お金を稼げるようになって、飛行機に乗って有名な教会に行けばそれで満足、というふうになってしまっています。

本来、昔彼らが示されていた聖地巡礼は、上のトピックで語ったようなもっとドラマチックで成長的なものでした。


それは、アセンションに近づく最後の大きな修行なのです。



自由で、身軽な・・・

バックパッカーのような遥かな旅を終えた精悍な若者たちは、悟ったような、吹っ切れたようなたたずまいをするようになるでしょう。

お金を追いかけたりせず、学歴や肩書きを追いかけたりもせず、涼しい顔で穏やかに暮らします。自然の多い田舎で暮らします。または、都会で暮らしつつも自然を愛します。

人との交流を愛し、人情の助け合いで問題解決することを好みます。

自由で、身軽で、沖縄に移ってゲストハウスを営みながら暮らしたり、フィジーに移ってスキューバダイビングの講師をしながらイルカと共に暮らしたりします。

自分らしい人生を生きています。本当にやりたいことを、大したお金を掛けずに達成しています。


こっそりと、人助けをして喜んでいます。


彼らは、小さなブッダです。



あなたの魂のルーツを知りたい場合、当サイトの管理人様に、チャネリング相談で「私の魂のルーツはどこですか?」と尋ねるとよいです。


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