エネルギーバンパイアからの被害はどこでも被りうるものです。子供や親しい友人との疲弊から逃れようと仕事に打ち込むとしても、職場でもエネルギーバンパイアに困惑させることは少なくありません。
職場における対処法や、エネルギーバンパイアの特徴を解説します。
とにかくあなたを煩わせる人が、職場におけるエネルギーバンパイア。
エネルギーバンパイアとは、オーラや運気を吸い取るサイキックな人だと思っている人が多いようです。
しかしその認識は誤りで、「とにかくあなたを煩わせる人」のことに過ぎません。「とにかくあなたを疲弊させる人」です。これは職場においても同様です。
能力が低く、仕事を押し付けてくる上司。
スタッフのキャパシティ以上の仕事を課す上司。
サボってばかりでイライラさせられる同僚。
なかなか仕事を覚えてくれない部下・新人。
私語が多すぎて気が散る人。
頻繁にクレームをもたらす客。
自分が王様だと思っているかのような客。
「辛い」「悲しい」などと愚痴ってばかりの人。
たとえばこのようなものが挙げられます。まったく霊感がなくても、上記のような振る舞いであなたを過剰に疲弊させる人は、すなわちエネルギーバンパイアです。エネルギーバンパイアとは別に、不思議な霊感を持つ人のことではないのです。
たとえば、タバコを吸わない勤勉なあなたにとっては、しょっちゅうタバコ休憩をとって息抜きしている上司などにもイライラさせられるでしょう。彼はあなたに何の攻撃をしているわけでもありませんが、それもエネルギーバンパイアと言えます。
エネルギーバンパイアの特徴は、見たそのまま。
「エネルギーバンパイア 特徴」と検索する人が多いようなのですが、職場において霊感の強そうな人を見極める必要などありません。
上述のように、見るからにあなたや周囲の人々の足を引っ張っている人がエネルギーバンパイアです。特徴はすなわち上述してあります。
仕事上の振る舞いでは見えずらい特徴としては、プライベートな時間帯に愚痴や不満の多い人、お酒に酔って激変する人、二重人格・八方美人的な性格の人、など挙げられます。
職場におけるエネルギーバンパイアの対処法。
職場における、上記のようなエネルギーバンパイアたちへの対処法は、ケースによって異なります。
お祓いやヒーリングは無意味!
まず第一に、職場でエネルギーバンパイアに悩んでいるからといって、スピリチュアルヒーラーのヒーリングや神社のお祓いのようなセッションを受けても無意味です。そのようなものに頼っても疲弊からプロテクトされることはありませんし、彼の行動が急に改善されたりはしません。でたらめな商売にだまされないようにご注意ください!
まずはエネルギーバンパイアの行動が改善されるように働きかけよう。
スピリチュアリストは、困難があったときに逃避したり他力本願に解決しようと願ったりしてしまう傾向です。それでは職場の環境は改善されません。
エネルギーバンパイアをしてくる人のその行動が改善されるように、働きかけましょう。「部長、私たちはすでに、小休憩をとる暇もないほど忙殺されています。さらにフロアのアルコール消毒を徹底するのは無理です!」と直談判を行ったりしましょう。
同僚がサボってばかりで働かないなら、上司に報告して上司から注意してもらう、というのでもよいです。
新人が役に立たなくて翻弄されているなら、「もう少し仕事に真剣に取り組んでみようか」などと精神論を諭す必要があるかもしれません。仕事のマニュアルを大幅に組み替える必要があるかもしれません。
異動を申し出る。
上記のような働きかけをしてもあなたの苦痛が軽減しないようなら、異動を申し出るとよいです。「違う部署で働きたい」と上司に伝えましょう。
そのエネルギーバンパイアの人を異動させる、という手もありますが、他人を異動させるのは簡単ではなさそうです。
「職場を異動するのはしんどい」と感じるかもしれません。が、そのような行動力が必要なときもあります。
転職をする・仕事を変える。
部署異動など出来ない小さな会社もあるでしょう。部署異動をしてもエネルギーバンパイアの問題が解決しないこともあるでしょう。
であれば、転職をすることも検討すべきです。
そうすれば厄介なエネルギーバンパイアと離れて生きることができるでしょう。
介護職など、依存的な客の多い業種に勤めているならば、仕事の業種をがらっと変えたほうが良いのかもしれません。
人の役に立ちたいとしても、仕事を見直しましょう。
「職場にエネルギーバンパイアがいるかも」と考えている人は、人の役立つことが好きな献身的な人が多いのではないでしょうか。
介護、看護、保育など、直接的に人の世話をするような仕事をしているでしょうか?
しかし、そうした福祉的な仕事では、依存的な客が多いものです。あなたやスタッフに過剰に甘えてくる人が多いのです。
ですから、仕事を見直すことも検討しましょう。
もっと自立的な人に手を差し伸べるものに変えるとよいです。たとえば、電車の駅のスタッフとして困っている人を誘導してあげる仕事などです。
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