このサイトの読者さんには「友達が少ない」ということで悩みを感じている人がいるかもしれません。
そして、「友達が少ないのは、自分の性格が悪いからだ」「私が社会不適応だからだ」と自責の念を抱いているのではないでしょうか。
性格の悪い人は孤立しやすいが、精神性の高い人も孤立しやすい。
性格の悪い人はたしかに孤立しやすいです。お金や快楽で人を釣って、表面的には周囲に人を集めていても、親友は少なく孤独を抱えていることが多いものです。
しかし、友達の少ない人のすべてが性格が悪いわけではありません。
精神性の非常に高い人もまた、孤立しやすい傾向にあります。
「波動の法則」が通用しない現代日本・・・
スピリチュアリズムや自己啓発では、「おそれず、自分らしく生きましょう。あなたに合う人が集まってきます」と説きます。「波動の法則」的な概念です。
しかし、現代日本において、これはあまり通用していません。
精神性の高い人の絶対数が少ないため、寄ってくる同志がそもそもいないのです。
すると、心に持っている高い精神性をそのまま表現して生きてしまうと、こうした人は友達ができづらく、孤独に陥りやすくなります。
真面目な人が疎まれる、切ない社会。
献身的な人はヒーローになる、というのが一般的なセオリーなのですが、現代日本はあまりそのようにはなりません。
たとえば会社の中で一人黙々と仕事をしていると、「あいつはカタブツだ。つまらない人だ。」「あんなに仕事していたら、私がさぼっているように見られるじゃないか!」などと思われてしまい、憎まれてしまうことがあります。こうしたことが多いです。
学校でも、真面目な人は嫌われたりします。
プライベートな付き合いの中で、「青年海外協力隊に興味がある」などと口にすると、キチガイ扱いされるでしょう。
「人に優しくするのが好き」「男の人に尽くすのは幸せ」「自分ミガキが楽しい」などと語っていると、「この子は普通じゃないわ」と、人々は去っていってしまいます。大衆は、快楽や怠惰こそが幸せと感じているからです。
「グリーンのオーラ70点」でもう孤立する。
このサイト的な言い方をすれば、「グリーンのオーラが70点ある人」はもう、孤立するでしょう。
50点~60点程度なら人気者になることも多いのですが、70点になると大衆と価値観が合わなくなっているでしょう。
同じようにグリーンのオーラを70点以上持つような人でないと、心を開いて話ができないと思われます。
グリーンのオーラが70点に達する人は、現代日本人ではわずか10パーセントほどです。クラスに3人しかいないのです。小さな職場には一人もいないかもしれません。
同じような誠実さを持った人は、本当に少ないのです。
「礼儀正しい人」が多いだけ。
日本人は外国人から見れば、「平和で礼儀正しい人種」と言われています。
駅のホームでは列を作って順番を待ち、震災の配給もちゃんと並んで食料を得ます。暴力を振るう人は少なく、店員はとても丁寧に頭を下げます。
しかし日本人大衆のこうした振る舞いは、「マナー」として社会や会社から叩き込まれているだけなのです。
誠実さとはまた別のもので、誰も監視していないところで思いやり深い言動を行う人は少ないのです。
「愛想が良い」と「誠実」は違う。
女性の多くが、これを勘違いしているようです。
たとえば職場の中で、気さくにあいさつされ、「仕事がんばってるね!」などと微笑まれると、「彼は善い人だな」と感じてしまう女性が多いです。
しかし、職場や学校、社会において男性が女性に気さくに声をかけるとき、それは誠実さや人情ではなく「下心」のニュアンスが強いです。あなたとセックスがしたくて、デートの約束を取り付けたくて、何かと話しかけてきます。
彼はあなたをよく楽しませてくれるかもしれませんが、「誠実」というのとは違います。
このような男性は浮気性な傾向があり、嘘つきな傾向があります。
「今度お酒飲みに行こうよ。おごってあげるよ」と言う男性は誠実ではありません。あなたを押し倒したいのです。
服屋の店員が愛想よく話しかけてくるのと同じ道理です。目的があるのです。
あなたが旅行好きなら、海外旅行先で気さくに話しかけてくる外国人男性にも注意してください。ドライブや食事をおごってくれたりしますが、優しいのではなく「ナンパ」をしているだけです。
誠実で気さくな男性というのは、います。非常に魅力的な人です。
このような男性は、自分からはあまり女性に話しかけません。女性に話しかけられたときに、気さくに応じます。または同じ班、グループの中で気さくにふるまっています。
自分から話かける場合、不細工な女性やモテない女性にも同じように気さくに話しかけ、相手を喜ばせています。女性を食事に誘ったりはしません。
距離を気にしないほうがよい。
グリーンが70点レベルの人は、非常に少ないです。
単純計算で言えば10人に1人程度ですが、あなたが関わっている組織や分野によって、日常生活でまるで出会えないこともあります。
そのため、SNSなどで見つけたなら、遠くに住んでいる人であるとしても大切にしたほうが良いです。頻繁に遊ぶことができないとしても、メールで語ることはできます。
また、大人になってくると、友人というものについて、しょっちゅう遊びたいとは感じなくなり、数カ月に一度でも会ってゆっくり腹を割って話せれば、それで満足と感じられるようになったりもします。
清廉な心を素直に語ることは、とても大切。
本音を人に隠したがる人は多いものです。
怠惰な自分、オタクな自分、腐女子な自分、流行をくだらなく思う自分、淫乱な自分など、隠したくなるものです。それをバカにしない人を見つけて本音を打ち明けたとき、とても心がスッキリするでしょう。
これは、「清廉な本音」についても言えることなのです。
「奉仕的なことがしたい」「男性に尽くすのって気持ちがいい」「もっと成長したい」「仕事でもっとお客さんを喜ばせたい」といった崇高な気持を、あなたは持っているでしょう。崇高なのに、人前では話せていないのではないでしょうか?友人たちに話しても、笑われるからです。
しかし誠実な人は、あなたのその清廉な本音を聞いても、まるで笑いません。「うんうん。わかるよ!」と微笑んでくれます。そして、よりお客さんを喜ばせるアイデアについて本気で語り合ってくれるでしょう。内容の濃い会話に、あなたはとてもうれしくなるでしょう。
もっと言えば、淫乱な本音と清廉な本音、その両方を軽蔑せずに受け入れてくれるような懐の深い人は、あなたのかけがえのない親友になり、素晴らしいアドバイザーになるのです。ステキな恋愛相手になります。
恋愛の相手も「グリーン70点」以上な人を選ぶべき。
恋愛の相手においても、あなたと同じくらい誠実な人でないと心からの交流ができないでしょう。物足りないです。
誠実な女性にとって、恋愛にふさわしい相手はとてもとても少ないのです。
ですから、ちょっと遠い人も視野に入れるべきですし、「普通の交際」が出来ないような立場の人なら、ボーイフレンドやセックスフレンドといった特殊な恋愛スタイルを、視野に入れるとよいです。
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