先日、「中絶は負のカルマにはならない」というコラムを書きました。
同じ方からさらなる質問をいただいたので、書いてみたいと思います。
望まない妊娠に至るとき、それは女性側に対する負のカルマ。
まずはおさらいをします。
「出来ちゃった結婚」と言われるような望まない妊娠が起きたとき、それは女性側の怠惰な暮らしに対する制裁で、「負のカルマ」です。
婚姻前や充分な収入、子育ての意欲などが整う前に不意に妊娠してしまうとき、それは女性側へのカルマなのです。「男性に養ってもらいたい」「働きたくない」「親に甘えていたい」などと考える女性に多く、またはぜいたくな女性にも多いです。
無理やりレイプされて妊娠してしまったケースは違います。しかし、当人が「無理やりレイプされた」と感じていても、自ら歓楽街に出かけて行った場合などは、やはりこの女性に対するカルマの制裁です。
お酒に酔ってセックスさせられたなら、それは自分の責任と考えてください。回避できるものです。飲み会に行くのはやめましょう。お酒の席でノリノリにはしゃぐのはやめましょう。王様ゲームが始まったら帰りましょう。
男性側に制裁を与える意図はない。
結婚前のカップルなど、望まない妊娠が起きたとき、男性側も青ざめることがあります。「家族を背負って生きなければならないのか。どうしよう」と。
不意の妊娠であったため、「快楽的に暮らしすぎた天罰かもしれない」と感じる男性もいるでしょう。
しかし、霊的存在たちには、男性側に制裁を与える意図はありません。
結果的に、不意の妊娠が、だらしない生を送っていた男性に対して非常に大きな制裁になることは多いです。しかし、霊的存在たちはそれをあまり期待してはいません。
なぜなら、男性側は逃げ切れるからです。
ある女性を妊娠させてしまったとして、「結婚して責任をとってよ!」と罵られても、男性側は逃げることが可能です。そして、だらしない男性ほどこうしたケースで逃げてしまいます。
男性がだらしない生を送るとき、異なる方法でカルマの制裁が行われます。
それは基本的に、人生が終わったあとです。人生の最中にカルマの制裁を起こすことは難しいため、人生が終わったあとに行われます。
霊界にて悪夢を何百年も繰り返し見せられたり、次の人生でスラム街など劣悪な環境で生まれ落ちることになります。
少ないセックスで妊娠に至ってしまうとしても、男性側のカルマではない。
セックスの回数が少ないのに妊娠に至ると、「運命が働いているのか?」と感じる男性は少なくないでしょう。自分は子や家族を背負うべきなのか、と。
しかし、これも男性側のカルマではありません。
やはり、相手の女性にとって妊娠が必要であったのです。
1人目はすぐに授かったが2人目はなかなか授からない。霊的な意味はある?
話の趣旨はやや変わります。
1人目はすぐに授かったのに、2人目を希望するときにはなかなか授からず、夫婦の不妊を心配しはじめることがあるでしょう。
このようなケースでは、霊的な意図は働いているのでしょうか?
働いています。
子を何人産むか、それは基本的に、母親側のカルマに即してガイド霊が決めます。
夫婦が「3人の子を産みたい」と願っていても、母親が社会活動に活躍すべき人であったりするなら、不妊症の人のようにぜんぜん妊娠に至らないのです。
逆に、「子供は1人で充分」と考えていても、子育てによる制裁がもっと必要だとガイド霊が判断すれば、2人、3人と妊娠してしまいます。
4人の子を産む女性は、「子育てを託されている」高次な人が多い。
しかし、4人の子供を産む女性は、「負のカルマ」ではないケースが多いです。
精神性が高く、子育てのよい才能を持つ女性は、「子育てを託される」ことがあります。
この家庭には、「オールドソウル」や「キリスト」がよく産まれます。優秀で自立的な子が多いはずです。末の子はおっとりしているでしょう。
3人きょうだい、5人きょうだいの場合は違います。
5人を妊娠したが1人が流産し、4人きょうだいになった場合は、「託されている」親である可能性が高いです。
その流産は子供たちにとって、大人びた感性を培うよい教材になるでしょう。
不意の妊娠が起きたとき、男性に「責任をとって!」と言い寄るのは不毛。
婚前など、妊娠を望んでいないときに妊娠してしまったとき、男性側に「責任をとって結婚して!」と言い寄る女性は多いでしょう。
「彼が避妊をしっかりしなかったから妊娠したのだから、結婚して生活費を収め、責任をとるべきだ」と多くの人は考えますが、そのように考えないほうがよいです。
なぜなら、だらしない男性と結婚するなら、結婚生活は地獄になってしまうからです。
仮に彼が生活費を収めるとしても、彼は性格が悪くだらしなく、共同生活は苦痛になるでしょう。
そして、生活費を納めない、働きもしない、そんな男性もいるのです。「妊娠したのはあなたのせいなんだから責任をとりなさい!」と怒ったところで、弁護士を仲介したところで、労働や扶養をしない男性もいます。浮気やギャンブルを繰り返す男性もいます。
このような男性とは、結婚を「しないほうがよい」のです。
それなら、親御さんに協力してもらって一人親で育てるか、または中絶をしたほうがよいです。子育てが嫌なら、中絶をしたほうがよいです。
セックスを楽しむことは悪いことではない。セックスにかまけるのは悪いこと。
素敵なセックスのパートナーを見つけたとき、セックスライフが楽しい反面、罪悪感にさいなまれる人もいるでしょう。「こんな快楽的な人生で良いのだろうか」と。
セックスを楽しむこと自体は、まったく悪いことではありません。
セックスは人に与えられたレジャーであり、健康管理のための大切な所作でもあります。
セックスの質がものすごく高いとしても、そこに罪悪感を抱く必要はありません。
(オナニーを充実させるためにバイブレーターなどを集めても問題はありません)
問題なのは、「セックスにかまけすぎてしまうこと」です。
素敵な彼氏を手に入れたことから、翌朝が仕事なのに泊りがけのデートばかり重ねてしまってコンディションを整えられなくなってしまうのは、悪いことです。それは守護天使があなたに「負のカルマ」の採点をします。
彼とのデートに中毒して仕事をしない、というのはとても悪いことです。
また、セックスが欲しいがゆえに精神性の低い男性と体の関係になってしまうのも、悪いことです。それは守護天使があなたに「負のカルマ」の採点をします。
セックスライフを思いきり楽しみ、かつ仕事や家事や社会活動をハツラツとこなしているなら、それはとても良い人生です!
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