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  • れな

生まれた町を守るためにも、広い視野は必要です。

「生まれた町を守りたい」「町の過疎化を防ぎたい」と意欲を持つ人もいるでしょう。

町を守ることに人生を捧げるなら、海外旅行や県外視察は必要ないのでしょうか?



海外や県外を見たほうがよい。

結論から言って、「地元を守りたい」といった保守的な取り組みに心血を注ぎたい場合も、海外や県外に旅立っていったほうがよいです。

「視察」という規模で1週間の旅行をするのではなく、何度も海外旅行をしてみたり、異なる地域に数年住んでみたり、といった体験を持ったほうがよいです。

そうでないと見えてこないことがあるのです。

外を見ないと、自分のことを客観視するのは難しいですし、アイデアが狭くなってしまいがちです。



コンサルタントに任せて上手くいくものではない。

町おこしをしたいと思ったとき、国から貰った1億円の助成金の使い道について、コンサルタントを呼んでアドバイスを貰えばよいのでしょうか?

富士宮のように焼きそばを名物にすれば、町おこしは成功するのでしょうか?

大きな図書館を作れば町は活性化するのでしょうか?

外国人芸術家の芸術作品を置けば人が来るのでしょうか?

ゆるキャラを作成すれば有名な町になるのでしょうか?


コンサルタントに任せれば上手くいくものではないのです。彼らはたくさんのアイデアを知ってはいますが、あなたの町にフィットするかどうかをわかっていません。町にはそれぞれ特徴があり、長所や短所があり、どんな企画が成功するかは町によって異なります。

それに、やってみないとわからない面があります。



自分の町のことはわからないものです。

人は意外と、自分や自分の町の個性がわからないものです。

個性や長所や欠点は、他との比較の中で見えてくるものです。

真面目な年配者がせっせと労働するのは良いことと言えます。しかし、外の町を見てきたときに、真面目でありながらもニコニコとほがらかな年配者が大勢いるのを目の当たりにすることがあるでしょう。同じ農業をしたい若者も、こうした町にとられてしまうのだなと痛感するでしょう。

若者に迎合すべきと察知して、シャッターだらけの商店街を若い芸術家や起業家に与えるのは良いことです。しかし、外の町を見てきたときに、それはすでにありきたりなアイデアであると気づいたりするでしょう。若者や芸術家はときに、ヒッピーのようにルーズになってしまうことも目の当たりにするでしょう。

町を守るための対策は、画一的ではないのです。



住民は協力的なのでしょうか?

「町おこしをしたい」と思ったとき、あなたがリーダーシップを執ることは悪いことではありません。

しかし、あなたが号令をかけたとき、住民の多くは協力してくれるのでしょうか?住民投票や募金など、手間の少ないことには参加してくれるかもしれません。

しかし、町全体で移住者に説明会や体験会を開こうとするとき、意欲的な人が数人しかいないのであれば、町おこしは上手くいかないでしょう。

そうなったとき、あなたはその町を活性化させるのではなく、町おこしに意欲的な他の田舎の町に移住したほうが幸せに生きられそうです。しかし、あなた自身に海外旅行も移住の体験もないなら、あなたは住み慣れた町を離れることに腰が上がらないでしょう。



「住み慣れた町を守る」という取り組みを行いたい場合にも、逆説的に言って外の広い世界を見てくることが、とても重要なのです。

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