理想郷(ユートピア)での暮らしに憧れているスピリチュアリストは多いことでしょう。理想郷とはどこにあるのでしょうか?
理想郷(ユートピア)とは?各地に伝承が残る理想的暮らしのある里。
理想郷とは、その名の通り、理想的な里のことを指します。
理想郷に関する話は世界各地にあり、つまり世界各地に、一般社会とは異なる共同体を築いて暮らす人々がおり、それに憧れる人がいたようです。
現代日本人にって、理想郷は理想郷ではなさそう。田舎の村だから。
理想郷は、多くの現代日本人にとってはあまり理想的な場所ではななそうです。
なぜならば、世界各地の理想郷に共通してみられる特色は、「田舎の村」であるからです。
理想郷は多くの場合、都会の支配的な暮らしに嫌気のさした人々が、誰にも邪魔されない僻地に村を開拓し、 権力者の支配に縛られずに暮らしたものです。
理想郷には年貢もなく義務もなく、階級社会も無いため、それは理想的な里に感じられたのでした。
しかし、僻地の手作りの村ですから、デパートもエアコンも無いのです。彼らにとって、デパートやエアコンがあることよりも、年貢や義務や階級が無いことのほうが心地よく感じられたゆえにそうした暮らしを選んだわけですが、では現代日本人はどでうでしょうか?
快適さ、便利さ、清潔さ、快楽を重視する現代日本人に、理想郷は苦痛な傾向が。
現代日本人の多くは、移住を決断するだけの資金力を持ちあわせています。しかしそれでも、日本人のほとんどの人々は東京や大阪に集まり、都市的な規制された社会を選んでいるのです。現代日本人は、日本の政治や都会の喧騒に文句を言いますが、それでもそうした都市的な暮らしは、田舎の質素な暮らしよりも魅力的であると感じているわけです。
それゆえ、現代日本人が理想郷やユートピアと呼ばれるような場所に招待されても、そこでの暮らしが魅力的だとは感じないでしょう。
特に、東京や大阪など大都市に住みたがる人にとっては、間違いなく理想郷での暮らしは苦痛でしょう。田舎が好きな人にとっては、理想に感じられるかもしれません。
そして、理想郷が田舎だと理解してそれでも憧れるような人は、すでに田舎の無名の村に移住をしています。農業などしながらのんびり暮らしています。
理想郷はアセンション文明に類似している。
理想郷は、実はスピリチュアリストにとっては非常に大きな意味を持ちます。
なぜならば、各地の理想郷の暮らしむきというのは、アセンション文明、5次元文明の暮らしによく似ているからです。アセンション文明はどこも、東南アジアの田舎のような木造の質素な家に住み、畑をたがやして自給自足の暮らしをしています。
最も有名な理想郷シャングリラは、今はすでに観光都市。
理想郷として最も有名なのは、中国奥地にあるシャングリラでしょう。
シャングリラはたしかに、昔は上記のような理想郷の1つでした。中央政治や資本主義経済に縛られない、のどかな里だったのです。
しかし、そんな噂によって世界各国から旅行者が増え、今となっては結構にさわがしい観光都市です。一般的なイメージとしての理想郷の姿は、すでにシャングリラにはありません。
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