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れな

父親が男である、という事実。

平成生まれには、アイドルになれそうな可愛らしい女性が大勢います。

「可愛い」ということは、本人にとっても親や大衆にとっても、「喜ばしいこと」「うらやましいこと」と受け止められているでしょう。

たしかに容姿が良いことはメリットが多いですが、リスクもあります。



可愛ければ可愛いほど、性的な被害を受けやすい。

容姿が可愛ければ可愛いほど、男性からモテやすくなります。恋愛の機会を得やすくなりますし、贈り物をもらいやすくなりますし、会社の面接にも受かりやすくなります。

しかしそれは、「性的な被害を受けやすい」というリスクと表裏一体です。

女性の可愛い容姿に対して、男性たちは性的な興奮を感じるのです。「可愛い女の子とセックスがしたい」「可愛い女の子の下着姿が見たい」と誰しもが感じています。

可愛いければ可愛いほど、レイプされやすい、押し倒されやすい、盗撮されやすい、ナンパされやすい、といったリスクも高いのです!


容姿を磨くと同時に、性的な被害から身を守る防衛能力を身に付けなければいけません。



父親が男である、という事実。

「可愛いと性的な被害を受けやすい」という事実を、多くの母親はわかってはいるでしょう。だから娘に門限を設けたり、娘の帰りが塾で遅くなるとき、父親に車で迎えに行かせたりするでしょう。


しかし、その父親もまた、男なのです。

「父親は娘に性的な感情を抱かない」と思っている人が多いようですが、そんなことはありません。

これは、父親に対する批判の記事ではなく、「人間の性質」を解説しているにすぎません。男性を批判する意図はないので、ご容赦ください。


昔はたしかに、父親は娘に対してあまり性的な感情を抱かないものでした。

それは、日本人女性の多くがあまり美人ではなかったからです。欧米人のようなスタイルもしていなかったからです。メイクもしなかったからです。

しかし、「若い女性たちの状況」は、90年代中盤頃を境に大きく変化しました。



女子高生は性的魅力が高い、という事実。

若い女性、特に女子高生くらいの年頃は、性的魅力が非常に高いのです。

AKBやアイドルのファンの多くは、父親くらいの年齢の大人たちです。中年男性たちは、女子高生コスプレをしたアダルトビデオを好んで見ます。風俗店には女子高生のコスプレをさせるものが多いものです。援助交際とは、女子高生を中心に売り買いされた現象です。

それらと同じような姿をした女の子が家に居て、父親が何も感じていないはずがない、とわかるでしょう。


そして、女子高生だけでなく中学生も、小学生も、性的な魅力がもうあるのです。幼児ですら、性的対象であることがあります。

顔が可愛ければ可愛いほど、おしゃれやメイクで着飾っていればいるほど、セクシーに映り、性的興奮を促すのです。

繰りかえしますが、世の父親たちを批判するつもりはありません。


しかし、母親や当の若い女性たちは、この事実を理解しているべきです。


世の中には、父親や男きょうだいから性的な被害に遭った女の子が大勢います。周りでそういう話を耳にしたことがあるでしょう。裁判沙汰になることは少なくとも、泣き寝入りしてトラウマに苦しむ子も大勢います。



女性の自立と、子供の自立。

父親は娘を介抱させるのに適した存在とは言いづらい、ということです。

であれば、社会は変わっていかなければなりません。

そのためには、「女性の自立」と「子供自身の自立」が必要です。


女性たちは、子育てをあまり父親に期待せず、女性たちだけでまかなう心がけを持った方が良さそうです。「車を運転するのは男の役目でしょ」ではなく、女性も車を運転して娘を送迎します。近所の女性たちと子育てを助け合う観念を持ちましょう。


子供自身は、いつまでもママに髪を洗ってもらうのではなく、3歳にもなったらもう、自分で髪を洗い体を洗い、一人で風呂に入れるようになったほうがよいです。本来、人間にはそれが出来ます。親が子供を甘やかすから、7歳になっても「ママ一緒にお風呂入って」と言うのです。

ママと一緒にお風呂に入ること自体は、悪いことではありません。それは母娘のスキンシップやコミュニケーションの一環として、あってもよいことです。しかし、「ママがいないとお風呂に入れない」はよくないのです。

一人で留守番が出来るなら、父と娘を密室で二人きりにする必要性がなくなります。


16歳でもうアルバイトをさせるなら、仮にその子が母親に頼れない状況に陥っても、父親と二人暮らしをせずに自分で働いて自活することが出来ます。


家族は助け合うべきですが、男性に任せてよいことと任せるべきでないことがあるのです。



「娘の部屋に入らないこと」「娘の入浴中は脱衣所に入らないこと」

子供たちは、親に与えられた環境やルールの中で生きるしかありません。母親が、「娘と父親が至近距離でいても当然」と考えて振る舞うなら、娘は父親の視線を不快に感じはじめても耐え続けるしかなくなります。

ですから、母親がまずこうしたことを理解し、先回りで家族に対して忠告をすべきです。

「娘の部屋に入らないこと」「娘の入浴中は脱衣所に入らないこと」といったことを、父親や男きょうだいに伝えましょう。娘が7歳にもなったら、もうこのようなルールを設け始めてもよいでしょう。7歳より早くてもよいのかもしれません。



ママの彼氏は、娘にとっては「他人」です!

母親が、離婚を経て新たに彼氏を作る場合も注意が必要です。

娘たちの前に新しい彼氏を連れていったり、彼氏を家に泊めたりするでしょう。二人が結婚を意識しているとしても、彼はあなたの娘さんから見て、「他人」にすぎません!

彼がママと結婚をする予定だとしても、娘さんは彼に下着姿を見られたくはないのです!彼と二人きりにされると怖いのです!


彼があなたに夢中であるとしても、彼はあなたの娘さんに対しても性的な興奮を抱く事実を、理解しましょう。

彼と娘さんとの距離感を、充分に考慮しなければなりません。



高校生くらいになると、自分で選択することも出来るかも。

小さな女の子は、男性が女性をどう見ているかということを知りません。

学校に通い、テレビを見て、社会を知る中で男女の性差を理解していきます。異性の魅力と異性の怖さを理解していきます。

怖さを知らないうちは、母親が守ってあげる必要があります。娘さんが、男性に対して警戒心をまるで持っていないとしても、危険である事実は変わりません!娘さんが、お兄ちゃんにベタベタと触っていくとしても、危険である事実は変わりません!


思春期を経て15歳くらいにもなると、男女がどのように恋愛を交わすか、理解するでしょう。

そうなったときに女の子たちは、個々に感情を抱きます。「この男性には触られたくない」「この男性には触られてもいい」「この男性には下着を見られたくない」「この男性には下着を見られてもいい」と。

ざっくりと言って、自分が好感を抱いている男性に対しては、セクシーな距離に入られても嫌ではないでしょう。



2つの懸念。

娘は、父親や男きょうだいなどに対して、2つの懸念があるのです。

1つは、レイプや性的ないたずらをされる懸念です。

2つ目は、直接的にレイプや性的いたずらをされないとしても、父親や男きょうだいが娘のことを見て性的に興奮していることがある、という被害です。娘の下着を見ながらニヤニヤしているかもしれないのです。


意味がわかりますか?「うちの娘は性的ないたずらをされてはいないから大丈夫だ」という問題ではないのです!


とはいえ、男性が女性を見ながら密かに性的興奮を抱くことを、「罪」だとしてすべて批判してよいものかは、難しいところがあります。

女性を見て性的な興奮を感じても、何も嫌がらせをしないならそれはそれでよいのかもしれません。

これについては明確な答えがあるものではないでしょう。


娘さんを男性にボディーガードしてもらうとき、とにかくレイプや盗撮や性的いたずらを絶対しそうにない男性に託すぶんには、それが「安全策をとった」と言えるのかもしれません。



あまり話を膨らませるつもりはありません。

この記事の主旨としては、「娘さんと父親や男きょうだいの距離感を気を付けて」ということです。

あなたが若い女の子であるなら、父親や男きょうだいとの距離感を気を付けてください。


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