私のスピリチュアルコラムの中では、「ほとんどのスピリチュアルグッズやセラピーに大した効果はない」ということを書いています。パワーストーンに金運を上げる効果などありません。
それを読んで、納得した人は多いでしょう。「やっぱりそうか」と。
しかしその反面、スピリチュアル本の著者や周囲の知人が、ものすごい神秘的な体験をしたことを垣間見たこともあるでしょう。「レイキでガンがすぐに治った!」というようなことです。
この違いはどこからくるのでしょうか?
神秘体験をしやすい体質の人がいる。
世の中には、神秘体験をしやすい体質の人がいます。
この人は、アロマテラピーやフラワーエッセンス、漢方、お灸、レイキなどで強烈な変化をしやすいです。また、心霊現象に遭ったり霊視で幽霊を視たり、といったこともしやすくなります。
この人は、スピリチュアルな視点を持って生きることが、重要な使命の1つとしてあるのです。
そのために、気のせいでは片づけられないような強烈な神秘体験を経るように、ガイド霊たちが大きな働きかけをします。
生まれつき霊感が強い人は、強烈な神秘体験をしやすいです。代替医療やスピリチュアルで奇跡的な回復など経験しやすいです。
最もエネルギーが強いのは「キリスト」の魂の人。
最もエネルギーが強く、強烈な神秘体験をしやすいのは、「キリスト」の魂の人です。
私のコラムでたびたび言及をしますが、多彩な感性とたくましい行動力、博愛的な笑顔と強い性欲を持った、ムードメーカーな人気者です。
「キリスト」の中でも、宗教的な家庭で育ったり親がスピリチュアル好きであったりすると、なおさら強いエネルギーを持ちます。
この「強いエネルギー」というのは、オーラの総合力のことではありません。「キリスト」はオーラの総合力も高い傾向にはありますが、せいぜい平均60点、65点くらいのものです。
オーラの総合力ではなく、「扱うことを許されたエネルギー」の量が大きいのです。
これは、「キリスト」が自己犠牲的な大衆啓蒙・大衆奉仕の使命を持っているからです。
ドリーン・バーチュー、シャーリー・マクレーン、アイリーン・キャディなども「キリスト」
ちょっと年配のスピリチュアリストなら、こうした女性たちの名前を知っているでしょう。
自分の経た強烈な神秘体験を交えながら、スピリチュアルな情報や気づき、セッションなどを提供し続けてきた、欧米のスピリチュアリストです。
彼女たちは、「居眠り運転してしまったときに、勝手にハンドルが動いて私を交通事故から助けてくれた!」といった強烈な神秘体験を綴っています。
「キリスト」は実際に、このような派手な神秘体験、派手な不思議に遭遇することがあります。
たとえば、親の意に反してあなたが音楽の道に進みたいと強情になるとき、バンドの仲間やボイトレの先生が次々と病気で死んでしまって活動が立ち行かなくなる・・・といったことを、体験したりします。
この人の人生を作るために、人が死んだり、引っ越していってしまったり、大きな病気になって動けなくなったり、といったことがあります。
念の力も強く、人を殺してしまったり病気にしてしまうこともある!
「キリスト」はその人の人生のために、ガイド霊たちが周りの人々を大きく操作することがあります。それだけでなく、この人自身の念の力も強いです。
「あの人が憎い!死んじゃえばいいのに!」「オーディションで負けたくない!ケガしちゃえばいいのに!」などと憎しみや恨みつらみの念を強く持つと、それによって本当に相手が死んでしまったり、病気やケガを負ってしまうことがあります。
「呪いのわら人形」という怪談がありますが、そのようなことを「キリスト」たちは本当に起こしてしまうことがあります。
現代で言えば、不倫の恋に落ちたときに、「彼の奥さんが邪魔だ!死んでしまえばいいのに!」などという嫉妬心で本当にその女性を殺してしまうようなことがあります。
これは、ガイド霊たちが彼女の意思を応援しているわけではありません!彼女の念が勝手に、こうしたことを起こすのです!
彼女はこうした経験によって、自分の念によって人が死んだり病気になったりすることがあると理解するでしょう。そのあと、「私は利他的なことだけを願う人間になるわ!」と光に目覚めるべきなのです。そのような覚醒を期待され、彼女は大きな魔力を授けられています。
だから「キリスト」は、「人の役に立ちたい!」「あの人を救いたい!」「社会を良い方向に大きく変えたい!」と願ったとき、本当に大きな変化を起こします。
しかし実際のところ「キリスト」は、正義や友愛の気持ちがあっても身勝手でもある人が多く、本当に利他的に世界のためになろうとすることはあまりありません。
たとえば彼女は、英雄の男性を彼女の強い念によって助けることがありますが、その後はその彼を独占して、彼のさらなる活躍を阻んでしまったりします・・・。
「オールドソウル」とは異なり、英雄になりきれないのです。
スピリチュアリストとしても、活躍が中途半端・・・
「キリスト」は、スピリチュアルなセラピストやヒーラー、自営業者などとして活躍することも多いです。ドリーンバーチューのようなことを、「キリスト」たちはよくやります。
彼女は多くの人々にスピリチュアルなことを教え、多少の役に立ちます。しかし、その啓蒙は中途半端になってしまうことが多いです・・・。
「キリスト」は、主観でものを言ってしまう傾向にあるのです。
たとえば、「居眠り運転をしてしまったときに天使がハンドルを動かして助けてくれた」といった神秘体験をすると、それが誰にでも起こることだと思ってしまうのです。そして、「誰でも、天使に祈りさえすれば奇跡が起きます!」と布教してしまうのです・・・。
ラベンダーのアロマ精油を焚いて自分がすぐに眠くなった体験をすると、「ラベンダーは眠くなる効果がチョー強いです!」「アロマオイルってすごい魔法です!」などと興奮気味に自信満々に語り、多くの人々を信じこませてしまいます・・・。
あなたの周りにも1人2人、このようなスピリチュアリストがいることでしょう。自分の主観や体験だけで、「これは効果がすごい」「これは本当」と語り、布教をしたり商売をしたりする人です。
「オールドソウル」も人生のどこかでハッキリとした神秘体験をするでしょう。しかし彼らは慎重で猜疑心が強いです。自分がアロマオイルで病気を治したとしても、「他の人はどうだろうか?」と調べたり、周りの人に実験してもらったりします。そして、効果の薄いものは「効果が薄い」とせきららに語ります。
自分がオーラソーマのショップをやろうと興味を抱いても、その検証の中で「あまり多くの人には効いていないな」とわかると、たとえ大損をしてでも、商売をすることを辞めたりします。
「キリスト」たちは、活躍が中途半端といいますか、でたらめな情報を流布してしまい、かえって霊的啓蒙の足を引っ張ってしまっている傾向があります・・・。
バイオレットパーソン、マジェンタパーソンもエネルギーが強い。
バイオレットやマジェンタのソウルカラーを持つ人も、エネルギーが強いです。
やはりレイキやアロマテラピー、漢方などの効果が大きいです。
バイオレットパーソンはそれに加えて霊視などのサイキックを持つことが多いため、やはり「キリスト」と同じようにスピリチュアルなセラピストや霊能者、商売人になって、大げさなことを流布してしまう傾向にあります。
マジェンタのソウルカラーを持つ人は、代替医療の効きは強いですが霊視などわかりやすいサイキックは出ない傾向で、そのためスピリチュアリストにはならずに、医療現場で活躍することが多いです。西洋医療を学びつつ、患者のケアにこっそりとアロマテラピーを取り入れたりします。
マジェンタパーソンのほうが、地に足がついている傾向です。
バイオレットパーソン、マジェンタパーソンも、念の力で人を殺してしまったり病気にしてしまったりすることがあります。
クリスタルチルドレンたちもエネルギーが強い。
また、クリスタルチルドレンたちも、バイオレットパーソンほどではないですがややエネルギーが強いです。レイキの効きはやや強く、想念によって生じる影響もやや大きいです。
クリスタルチルドレンが、「孤児のために孤児院を建てたい!」などと本気で強く願っていると、本当にそれが実現してしまったりします。しかし、本気でチャリティを願うようなクリスタルチルドレンはほとんどいないようです・・・。
ガイド霊たちは、クリスタルチルドレンに対して世界平和などの大きな想念やアクションを期待してはいません。彼女たちは率直に言ってわがままな傾向があり、自分の夢や恋愛にしか興味が無い人々です。
しかし、それでも強力なエネルギー力によって人の役に立つことはできます!
たとえばあなたが、マッサージやレイキなど会得して、大好きな人を、「彼の難病を完治してあげたい!」などと強く願いながら施術すると、その奇跡は実現することがあります。(思いが強ければ必ず実現するともかぎりません)
このようにして、町の片隅で小さな奇跡を起こしているクリスタルチルドレンは、少々います。
エネルギーの強い人はサイキックアタックの影響も受けやすい。
霊視の出来る人や神秘体験の多い人を、うらやましく感じているスピリチュアリストは多いことでしょう。
しかし、エネルギーの強い人は、サイキックアタックや低級霊の影響も受けやすいです。神社などで頭痛が起きたりもしやすいです。
一概にうらやましいとは言えません。
一時的に神秘体験をしやすい人もいる。
「キリスト」やバイオレットパーソンなどでなくても、人生の中の一定の時期だけ、神秘体験をしやすい人がいます。
霊的な視点を得るべき物質主義者に多く、事業社長やサラリーマンなどに多く見受けられます。
それは大抵、彼らが40代~60代になったときで、ガンなどの大きな病気にかかったときに起きます。知人に紹介されたスピリチュアルなものや代替医療が、急速に、ものすごく効いたりするのです。すると、「非科学的なことってあるのだな」と理解をするのです。
しかし、そのような大きな効果はあくまで一時的なものに過ぎず、代替医療やスピリチュアルが彼の病気や問題を大きく改善することは、それ以降は起きません。しかしこの人は、上記の「キリスト」の件と同じで、一度体験したことで「アロマテラピーは病気を治す!」などと信じ込んで盲目し続ける傾向があります。
今度の病気については全然改善を見せないのに、それでも同じ精油を使い続けたり、同じ病気の人にそれを勧めたりします。
また、自分が助けられたそれらのスピリチュアルで、商売しようとする人も多いです。一度しか効かなかったのに、「これはすごい効果があります!」と絶賛しながら、盛んに宣伝をするのです。
強烈な神秘体験をすると、「霊的な世界が存在するのだな」ということを確信できはするのですが、過剰に盲目してしまう人ばかりです。そして、それらで強欲な商売をしようとする人ばかりです・・・。
強烈な神秘体験をしやすい人々は、神秘主義的なスピリチュアルに盲目し続けてしまうことが多く、アセンションには至らないばかりか自己成長的なこともあまりしようとしません。
こうしてほとんどの人々は、6次元まで達してもそこで止まってしまいます。そして願望成就や商売に溺れ、2次元に落ちてしまいます。
神秘体験というのは、「オールドソウル」並みの論理性や冷静さ、疑り深さを培ってから経るほうがよいのかもしれません。
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