「SNS疲れ」という言葉が取り沙汰されるようになって久しいです。
InstagramやLINEのフレンドには、人の関心を集めることに必死な人がおり、それに付き合わされることに大きな疲弊を感じることがあります。
「フォロワーがほしい」「いいねがほしい」といった欲求は、いわゆる承認欲求と呼ばれるものです。承認欲求の強い人たちに、どう付き合えばよいのでしょうか?
ある程度の承認欲求は、寛大に見てあげましょう。
人から注目されたい、人に褒められたい、といった承認欲求は、誰しも多少は持っているものです。承認欲求自体を否定するのはよくないと言えます。
友人の承認欲求を満たしてあげるために、あまり関心がなくても「いいね」をしてあげたり、「すごいね」とコメントをしてあげたり、投稿をシェアしてあげたり、するとよいです。それは、社交性・社会性の一環と言えます。
つまり、多少は寛大でありましょう。
多くの人は、ある程度の承認欲求を満たすと、飽きてきます。
たとえばInstagramで懸命に自撮り画像、外食写真など挙げていた人も、ある程度皆からチヤホヤされたら、それが落ち着くでしょう。
中毒気味な人からは、距離をとったほうがよいです。
承認欲求があまりにも強すぎる人もいます。
外食写真を自慢してフレンドからチヤホヤされて、それを続けても満足せず、インフルエンサーと呼ばれるような、不特定多数のフォロワーを集めていいねの獲得を楽しもうとする知人も、いるでしょう。
「インフルエンサー(有名なインスタグラマー)になりたい」という欲求も、悪いものではないわけで、それも多少は見守ってあげるとよいです。
しかし、いいねの要求があまりにも過剰であったり、注目を集めるために言葉が大げさになったりしはじめたなら、お愛想を続ける必要はありません。
あなたは、そのような知人と距離を置くとよいです。
SNSのフレンド繋がりを解除したり、友人付き合いをやめましょう。
「距離を置く」という具合的な行動に支障がありそうなら、「投稿を表示しない」の設定にしたり、いいねを付けるのを辞めたりなど、そっと距離を置けばよいです。
SNSのフレンドが、承認欲求の強すぎる誇張めいた人ばかりで苦痛なら、そのSNSを開くのを辞めたらよいです。または1か月に一度くらい開いて、知人からの連絡メールを確認する程度に留めましょう。
SNSは決して悪いものではないです。
いいね欲求の強い人々や、アフィリエイト投稿ばかりするインスタグラマーなど増えると、「SNSは愚かなものだ」と批判する人々が現れます。
しかし、FacebookやInstagramなどSNSそのものは、決して悪いものではないです。
「どのような人とフレンドつながりをするか」によって、あなたのタイムラインに上がってくる投稿はまったく様子が変わってきます。
たとえば、知的な旅行好きのフレンドが多い人にとって、SNSの投稿はとても面白く、ためになります。
同じ旅行好きでも、「映え」ばかり気にする人の投稿はうっとおしいかもしれませんが、面白い情報を発信することを好む旅行好きもいるのです。
「SNSがうっとおしい」と言っている人は、ある意味、フレンド選びのセンスがないと言えます。友人の質が悪い、とも言えるでしょうか。
SNSは、自己表現を楽しむのにとても適していますし、感性の近い人とつながることにとても適しています。感性の近い人と語ることに適しています。
これまで芸能人にならないと得られなった体験や喜びの多くが、SNSを活用することで得られるのです。これはYoutube(Youtuber)やTik Tokにも言えます。
芸能人になる必要性がなくなってきた、と言えます。
自分の承認欲求を卑下しなくてよいです。
自分自身にも「いいねをもらいたい」「フォロワーを増やしたい」などの承認欲求があると気づいて、戸惑いを感じる人がいるでしょうか。「私は卑しいな」と思うでしょうか。
しかし、繰り返しますが、承認欲求というものは誰しも抱くもので、それ自体は悪いわけではありません。
多少は、承認欲求を満たすためのSNS投稿や自己表現を楽しんだらよいです。
「多くのいいねを貰うにはどうしたらいいだろう?」と考えてカッコつけてみたり、写真の技術を磨いてみたり、するとよいです。
それは、あなたの表現力や芸術性を向上させるでしょう。ターコイズやブルーのオーラが上がります。「いいねをもっと貰いたい」という動機は、こうした能力の向上を速めてくれます。
このモチベーションによって可愛くなる人も多いでしょう。
承認欲求が強すぎると感じたら、「本当の願望」が何か、心を見つめてみて。
いいねを100もらってもまだ飽き足らず、ずるいことをしてでもフォロワーやいいねを集めようとする、そんなあなたがいるなら、承認欲求が強すぎるのかもしれません。
承認欲求が強すぎるとき、その根底には他の願望が潜んでいることが多いです。
恋愛欲求があるのでは?
「素敵な人に好かれたい」「素敵な人を惚れさせて、口説かれたい」と思っているときに、SNSなどで注目を浴びようとする人は多いです。
そういう願望があるならば、もっと直接的に恋愛行動をとったほうが良いです。おそらく、気になっている人がいるでしょう?その人にコンタクトをとるとよいです。
ゲーム感覚になっている?
いいねやフォロワー数を増やすことが、テレビゲームやスマホゲームのような感覚になっている人がいます。ハイスコアを目指したい!というような欲求です。
そのためにSNSフレンドや見知らぬ人々を巻き込んで、不快な思いをさせたりだましたりしても気にならない、という盲目的な精神になってしまっています!
「ハイスコアを目指したい」といった欲求は、自分一人で完結するテレビゲームなどで行うようにしましょう。
芸能人になりたいのでは?
芸能人・有名人になりたい願望があって、SNSで注目を集めたくなる人もいます。
芸能人になるにあたって、フォロワー数の多いインフルエンサーを目指すのは一つの手段ではあります。しかし、SNS投稿ばかりしているよりも、他の技術を磨いたり、オーディションを受けたりすることのほうが、ずっと有意義な場合もあります。
「練習するのが面倒くさいからSNSで注目を集めよう」と思ってしまっているなら、その怠惰を改めたほうが、あなたの夢は叶いやすそうですよ。
基本的には、「愛されたい願望」の表れ。
承認欲求が強すぎるのは、基本的に、「愛されたい願望」の表れです。
SNSでチヤホヤされたいというよりも、「意中のあの人に好かれたい」「誰か素敵な人に好かれたい」と願っているケースが多いです。
自分の心を見つめてみて、気になっている人がいるなら、素直にその人に連絡をとってみるとよいのではないでしょうか?
LINEのグループトークなどで注目を集めたがる人は、さみしがりな人が多いです。誰かにおしゃべりに付き合ってほしいのです。
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