セックスを好きになるためにたくさん愛撫を受けたい、たくさん気持ちよくしてもらいたい、と誰しも願います。
しかしセックスが好きな人というのは、愛撫「する」ことに官能を感じていることが多いです。
愛撫することに官能を感じると、自分が受けていても施していても官能できるため、四六時中幸せなのです。
いわゆる「S」というもの。
テレビの深夜番組など見ていると、セクシー系のタレントが、「Sなの?Mなの?」と聞かれていたりします。ここで「Sの気があります」と答える女性は、「愛撫する官能」を知っている人です。
ハードSMにおけるSは、この感覚とは違います。ハードSMの場合、相手が痛がっている、怖がっているのを見て官能する感覚で、凶暴で危険なものです。
愛撫する悦びに目覚めるには?
愛撫して官能する、という感覚に目覚めるには、「追いかける恋愛」をすることがとても重要です。
強い好意を感じている男性に対しては、愛撫してあげたいという気持ちになるからです。そうして丹念に愛撫をすることで、彼の恍惚の表情など見ていて、愛撫する悦びに目覚めます。
あまり好きでない男性とセックスしても、愛撫することが義務・強要にしか感じられず、苦痛です。興奮しないです。
日本人女性は受け身な恋愛をする人ばかりなので、愛撫する悦びに目覚めている人はほんの1割程度です。クリスタルチルドレン世代(1990年以降の生まれ)には特に少ないです。
愛撫している側なのに、膣が濡れるのです。
「愛撫して官能する」という感覚を、自分が知っているのかどうかよくわからない、という女性もいることでしょう。
わかりやすい基準があります。
あなたは、男性を愛撫している最中に膣が濡れますか?愛撫「する」側であるにもかかわらず膣がじわじわと濡れてくるなら、あなたはこの感覚を知っているのでしょう。
愛撫するだけで膣がうるおうため、彼に愛撫してもらわなくても挿入に進むことができます。
彼がノーリアクションだと、この感覚を理解するのは難しい。
たとえあなたに献身精神があるとしても、愛撫する悦びに目覚められないこともあります。
それは、彼がノーリアクションな人である場合です。
女性からフェラチオされたり乳首を舐められたりしても、表情を変えない男性がいます。吐息も漏らさず、あまり気持ちよさそうでもありません。プライドの高い管理職の男性や、生真面目な人に多いです。
彼が官能のリアクションをしてくれない場合、あなたが献身的でもこの感覚に目覚めることは難しいです。
その場合、他のセックスパートナーを探すほうがよいです。
「可愛くなりたい」と願うようになる。
愛撫して官能する感覚に目覚めると、「もっと可愛くなりたい」という美意識も強まります。可愛らしさ、セクシーさもまた、男性を恍惚させるからです。
脱いだときのスタイル維持やムダ毛処理、ピーリングによるなめらかな肌作りなどにも意欲が強まります。
自分のために可愛く着飾るのではなく、彼のために可愛くなりたいと感じます。
そこから派生して、コスプレに興味を持ったり、騎乗位で激しく躍動することに興味を持ったりもします。
わがままな美人ではなく、思いやりにあふれる質の高い美人になっていきます。
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