愛とは? ~母性愛と父性愛。子育てには父性愛が必要不可欠~

「父性愛」ついて解説したいと思います。

オーラ診断の解説書に記載はありませんが、第5次元・ブルーのオーラのテーマの1つに、「父性愛」というものがあります。

青いオーラを高めるために理解が必須ですし、自立的に生きていくために、子どもを自立させるために、父性愛の理解はとても重要です。

といいますか、父性愛を理解していないなら、子どもを上手く育てることはできません。父性愛を注がないなら、あなたの子供は堕落してしまいます。

それほど重要な言葉なのです。



母性愛とは?施す愛情。

まず、父性愛と対をなす言葉「母性愛」から順に解説していきましょう。

この言葉はわりとよく耳にしますよね。

母性愛とは、「施す愛」のことです。セクシーな場面、ムーディーな場面を除いて、「愛」という言葉が使われるとき、大抵はこの母性愛の意味合いです。(セクシーな場面、恋愛では、セックスや性欲の隠語となっていますね)


母性愛とは、このようなものです。

  • お乳をあげる。

  • 添い寝してあげる。

  • 料理を作ってあげる。

  • 手伝ってあげる。

  • 快楽をあげる。

  • 休息をあげる。

  • 優しい言葉をかけてあげる。

  • 養ってあげる。


親が乳幼児にしているようなことは大抵が母性愛です。人は、母性愛がないと育ちません。

人はまず母性愛を注いでもらう必要があり、すると人が親になり監督者になり先輩になるなら、まずは強い母性愛を注げるようになる必要があります。

妹の世話などぜんぜんしないような人は、この母性愛すらありません。人の世話は面倒くさいのです。しかし母になり子を持つことで、世話を施すことの楽しさというか、心地よさのようなものを理解する人は多いです。これが「母性愛の芽生え」です。

多くの人は、母になって子供を甲斐甲斐しく世話することに快感を覚えたとき、「私は愛を悟った!」と感じます。彼氏との関係では悟れなかった尽くす喜びを、育児を通して悟ります。(彼氏に尽くす女性は、子どもを産まなくても母性愛を悟り、会得します)

それでもう母として人として達成したと思ってしまう人が多いのですが、そうではないのです。



子どもが3歳にもなったら、もう父性愛を施すことが必要。母は父性愛を学ぶことが必要。

たとえば、幼稚園に入りはじめた我が子を、いつまでも「あーん」で食べさせ、洋服のボタンを留めてあげていたら・・・その子は幼稚園で生活できるでしょうか?できなくなってしまいます。自分のことができずに泣き出し、困り、先生を困らせ、お友達に笑われいじめられます。

それを防ぐためには、ボタンを留めてあげるのではなく、「自分でやってごらんなさい」と突き放す教育が必要になります。

これが、父性愛です。



父性愛とは?自分で出来るようにさせること。突き放すこと。

父性愛とは、「自分で出来るようにさせてあげること」です。

「ボタンの留め方を手取り足取り教えてあげること」が父性愛的施しの第一歩ですが、「教えてあげる」でもまだ不充分なのです。

教えてあげてもきっと、「わかんなぁい!ママやって!」と甘えてくるでしょう。泣き出すでしょう。泣き出すと、親はやってあげたくなってしまいます。でも、そこで心を鬼にして我慢しなけばなりません。

「ママはやらない。自分でやってごらん?」

この子が30分泣きわめくとしても、それでも肩代わりせずに見守る・突き放すことで、この子はボタンの留め方を覚えます。また、「自分でやらなければならないことなんだ」という節理を痛感します。

突き放さずに、子どもの応じるままに肩代わりしてやっても、じきに子供は自分でボタン留めを習得しますが、しかし周りの子たちよりもずいぶん遅くなります。

それでは困るので、「泣いていても突き放す」くらいに教育することが大事なのです。



なんとなく、では不充分。

母親は、生活習慣の中で、なんとなく様々なことを子供自身にやらせるべきだということを察知し、少しずつやらせるようになります。そうして子供は自立してはいくのですが、子どもがそこそこ自立していても、この母親が父性愛を会得しているとは言えません。

父性愛の感性というのは、「常に」、「今、手を差し伸べるべきか、自分でやらせるべきか」を思案して、選択していく慎重さ・判断力を指すのです。


ですから、父性愛の未熟な母親の子は、ボタン留めは自分でやるがオムツはとれていない、スプーンとフォークは使えるがお留守番は出来ない、といったちぐはぐな成長過程を見せます。

父性愛の発達した母親の子は、幼稚園生であっても、身の回りのことをひととおり自分でこなします。お留守番もできますし、すぐに泣いたりしません。我慢する、というよりも、ケロっとそれをやってのけます。「教育されている」ので、自分がやって当たり前だという観念が身についています。

この子は、「自分で部屋を片付けなさい」と言われても、ふくれっつらをしません。文句めいた言動をしないのです。

父性愛を注がれた子は、6歳程度であってもこれくらい立派です。

部屋の片づけや食器洗いくらいのことは、本来6歳でも出来ることで、父性愛を受けているか否か、の違いがあるだけなのです。

なんとなく、フィーリングでやらせるのではなく、子どもの年齢や成長段階を見ながら意識的にやらせていくことが、大切です。



現代日本では、ほとんどすべての家庭で父性愛が不充分!

「ゆとり世代が社会人になっても、働く意欲が希薄で責任感もない、辛いことがあるとすぐ泣く、会社を辞める」といったニュースが話題になりますが、現代日本では、ほとんどすべての家庭で父性愛的しつけが不充分です。

ゆとり世代どころか、1970年代生まれの人々(バブル世代、団塊ジュニア)からもう、父性愛的しつけが不足しています。甘やかされすぎて育っている、過保護すぎて育っている、ということです。

しつけがきちんとなっているのは、「オールドソウル」の親御さんの家庭くらいのものでしょう。


モンスターペアレント、モンスター〇〇が多いのも、父性愛的しつけをきちんと与えられていないからです。しつけが身についていないからです。


この世代が親となって久しく、そのため21世紀生まれの人々はさらに父性愛的しつけを知りません。何か注意されるとすぐ文句を言い、注意した人間を憎みます。

もはやそうした文句を言う人々の意見のほうが大衆権を得つつありますが、もちろんこれは霊的視点・道徳的観念から言って、間違っています・・・


ほとんどの人々は、甘えすぎています。特に女性は、99%以上が甘えすぎの状態にあります。それを自覚しなければなりません。



面倒くさいからやらせる、のは父性愛ではない。

親が育児に無関心なのに、子どもがやたら自立的なことがあります。

これは、母親がヤンキーママのような感じであったりして(精神が未熟で)、面倒くさいときに「あんた自分でやんな」と突き放すからです。

この突き放しは「父性愛」とは違います。ただの怠惰であり、母性愛の放棄、育児放棄です。

こういう育て方をする場合、それなりに自分でやるようになっても、親を憎んだり卑屈な性格になったりしがちです。



女性たちは、父性愛が苦手な傾向にある!

「父性愛」という名前がついているように、父性愛は男性のほうが理解しており、得意な傾向にあります。

女性たちは、女性というだけで幼い頃から甘やかされやすく、また、社会人になっても男性の前で泣けば「わかった、いいよいいよ」と甘やかされやすいため、父性愛をあまり受けずに育ちます。父性愛的な突き放しが人を自立させる・成長させる、ということを、あまり理解していません。

こういう女性は、自分が親になっても子供に父性愛を注ぐことができず、甘えん坊わがままな子供に手を焼かされます。「子供はこういうものだ」と思い込んでおり、自分の父性愛によって矯正できることに気付いていません。(そして幼稚園や学校にしつけさせようとします)


男性たちは、「男は甘ったれるな」といったことを3歳の頃から言われ、「男は働いて家族を養わなくてはいけない」と聞かされて育つため、「我慢強くなければならない」「自立しなければならない」という責任感が強くなりやすいです。

また、職場でも女性より厳しい成果が求められ、自分も監督者に立つことが多くなるため、父性愛を理解しやすくなります。

一般的に、男性が部下を得る年齢よりも女性が子供を得る年齢のほうが遅く、男性のほうが早く、父性愛の施しを学習します。

部下に優しくしていてもなかなか部下は育たず、会社の経営が傾くことを、シビアに痛感し、責任をとらされるからです。「お前の監督のせいで売り上げが1000万円下がった」と叱られるので、厳しく教え、突き放すことの重要性、その技術を覚えます。

だから男性は家庭の中でも、厳しく叱り、教え、心を鬼にして突き放すことが上手くなります。



「お父さんに叱ってもらおう」ではダメ。

男性の多くは、我が子が3歳になった時点ですでに父性愛をそこそこ会得しています。しっかり子供をしかりつける姿にたくましさを覚える妻は少なくないでしょう。

よくドラマなどで、子どもが悪さをしたときに、「お父さんに叱ってもらうわよ!」などと母親が言うシーンがあります。

しかし、それではダメです。

女性は、生まれたときから肌身離さず子供を抱き、乳房を与え、母性愛に長けますが、しかし父性愛を父親任せにしてはだめなのです。


家庭の中で、父親だけが父性愛を担い、母親が甘いと、どうなると思いますか?

子どもは、父親を憎み、うっとおしがるようになるのです。

「ママは許してくれるのにパパは許してくれない」「ママは優しいけどパパは怖い」と感じるようになり、母親だけを好いて父親を嫌いになります。父親と会話しなくなり、近寄らなくなります。

父親が孤立する家庭は、このようにして誕生します。

母親が父性愛を注がない家庭は、父親が孤立します。とても気の毒です。


それでもその父親は、子どもを叱る役割を担い続けるでしょう。シビアな社会で生きているので、しつけの重要性を理解しており、教育する責任感があるのです。

すべての父親がこうというわけではないですが、父親が甘くなったと言われる昨今でも、7割くらいの父親はこうした責任感をつらぬいています。


母親もきちんと父性愛を注ぎ、叱り、しつけるなら、子どもは逃げる場所がなくなり、自立や我慢を覚えていきます。

「叱られることは当然なんだな」と感じるようになるため、父親を憎んだりしません。父親と絶縁したりしません。

子どもが父親とどう付き合っているかで、大体その家庭の母親の父性愛の技量はわかります。



父性愛というのは、高度な愛情なのです。

母性愛は1次元・レッドのテーマで、父性愛は5次元・ブルーのテーマです。

父性愛は、高度な精神であり、高度な愛情なのです。

たとえば、あなたに「僕は面倒をみないよ」と言った彼が、普段は優しい気質を見せているなら、彼は高度な人です。精神性の高い人です。

あなたにとって注意したり突き放したりすることが必要だと感じるゆえに、心を鬼にして叱るのです。彼は、急に意地悪になったわけではなく、あなたを憎んだわけではないのです。これこそが、父性愛というものなのです。

多くの女性は、これが理解できません・・・。彼を責め、女子会で彼の悪口を言いふらしたりします。彼はとてもかわいそうです・・・。



依存者、中毒者は、突き放す父性愛が必要。