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霊的真理|幸せに生きる秘訣は?~自分にとって何が心地よいのかを知ろう~
幸せに生きるために何が必要なのか、あなたは明確に即答できますか?
人が幸せに生きるために必要なことは、マイホームでもなければ年収1000万円でもありません。「自分にとって何が心地よいか」を知ることです。そして、その心地よいものに囲まれた生活を選択・実行することです。
日本人ほどお金を浪費する人種はいない。欲求不満だから。
日本人ほどお金を浪費する人種はないといいます。なぜ日本人は浪費するかというと、欲求不満だからです。それを浪費によって解消しようと考えるのですが、しかし浪費しても幸せにはなれないので、不毛な浪費を延々と繰り返し続けるのです。
だから浪費という行為はよく、批判されます。それは不毛なものだからです。
スピリチュアリズムも本来は、節制を教えていましたが、近年の日本のスピリチュアリズムはむしろ逆で、ぜいたくを肯定し、そしてむしろ消費者に浪費をあおるようにどんどん新しいグッズやセッションを宣伝します。
さて、スピリチュアルグッズが部屋に10個も20個も溜まって、それであなたは幸せになれたでしょうか?答えはきっと、NOですね。
幸せに生きるために必要なことは、大きな快楽を増やすことではなく、「大きな不幸を減らすこと」です。身の回りの生活の中の大きな不幸を減らすことで、ストレスは激減します。するとグルメやショッピング、注目を浴びるためのSNS投稿など、派手な行為・ものは不要になってきます。
あなたにとって都会は心地よい?
たとえば、「都会に近いマイホーム」は皆の憧れだと言われています。
それに憧れて夢中で手に入れた人も多いことでしょう。
しかし、あなたにとって本当に、都会という場所は心地よい場所なのでしょうか?
毎日満員電車に揺られて通勤し、無愛想な人々の波をすり抜けてコンクリートのビルで過ごし、そして人をだますようなビジネスに加担してお金を稼ぎ・・・その日常を心地よく感じるならそれでよいのですが、心地よいと感じないなら、その生活環境は「あなたに合っていない」のです。「あなたを幸せにしていない」のです。合っていないので、生活環境を変えたほうが良いのです。
ストレスが少ないと、浪費も減る。浪費が減ると自己嫌悪も減る。
合っていない生活に耐え、ストレスがかかるたびにショッピングやグルメ、女子会のグチで解消するのではなく、生活環境を変えたほうが良いのです。
すると、豪遊もグチもない、穏やかで上品な人間になることができます。そのような人格になると、自分に嫌気がさして不幸を感じることもなくなります。
基本的にほとんどすべての人にとって、都市型生活は悪循環です。ストレスを豪華なもので解消しても、その一時をほほえんでいるだけであって、幸せなわけではないのです。
快楽を卒業した人は田舎で穏やかに暮らすようになる。平穏はそこにある。
こうしたことに気づいたスピリチュアリストは、浪費的で社交的なスピリチュアル交友からドロップアウトして、田舎のほうで穏やかに暮らすようになります。スピリチュアリストというよりも「ナチュラリスト」に変わり、スピリチュアルなグッズを売ったりヒーリングを売ったりもせず、ただナチュラルな暮らしをするようになります。
若いうちは、一通り苦痛に耐えることも必要。精神力をつけよう。
とはいえ、あなたの子供が学校に行きたがらないとしても、むやみに不登校や転校、フリースクールへの転身を決めるべきではありません。
人は、まず若いうちは、様々な環境の中で様々な経験をし、様々な苦痛に耐え、社会性と忍耐力を身に付けるべきです。一通りの社会性や忍耐力がないと、どこに行っても苦しいですし、どんな仕事も苦しく、何もできない大人になってしまいます。そうして引きこもることは、「心地よい環境を選ぶ」というものとは違います。
最終的にフリースクールに入ったりホームスクーリングをしたりすることはかまわないことですが、しかし知性を磨かせたり忍耐力を身につけさせたり、体力を培わせるための取り組みは大切です。
労働力がないと男性に依存しがち。男性に服従すると幸福感は得られない。
一通りの社会性、忍耐力、そして労働力を身に付けることはとても大切です。
なぜかというと、労働のできない大人になると、男性に依存しなければならなくなるからです。
しかし、専業主婦の女性を養えるほど大きな額を稼いでいる男性には、性格的に不誠実な人が多いのが現状です。すると、働けない女性は、「裕福でも不誠実な男性」と一緒に生きなければならず、その夫婦生活が最大の苦痛や不幸感になってしまうのです。日本人の女性には、このような状態に陥っている人が多いです。
しかし社会は未だに、「年収500万以上の男としか結婚しない」などという考え方を肯定し、それをあっせんする結婚相談所のようなものが盛況します。この現代版のお見合いは、すでに社会的な立場を確立しているようですが、しかしこうした結婚観では女性たちが幸せになれていないことに気づきましょう。