プロ野球の読売巨人軍のことではなく、「巨人族」についての解説です。
各国の神話・伝説に頻繁に登場する巨人。3mもの高い身長を誇ったという記述が多く、巨人族の骨が発見されたという報告も、各地でなされています。そのような人々が本当にいたのでしょうか?
巨人とは?有史以前に実在した人間。
巨人とは、有史以前の地球に実在した、特殊人種の1つです。
各地の伝承において巨人とは、知能の低い乱暴者として描かれるケースや、逆に神の一種として神聖視されるケースがあり、扱いが極端なほどまちまちです。
巨人たちはインディゴチルドレン。宇宙人の転生者。
実際のところ古代の巨人は、スターパーソン(インディゴチルドレン)、つまり、宇宙人の魂の転生者たちで、本来的な性質は、神的というか、人類の進化をリードする善なる存在として地球に降り立っています。
悪人や堕落におちぶれる巨人も大勢いた。
しかし、生前の記憶をなくして生きるのが地球の宿命であり、暮らしているうちに悪人に堕ちてしまう巨人もいるのです。そのため、神として描写される巨人もいれば、地球人の敵として言い伝えられる巨人もいるというわけです。
インディゴチルドレンが落ちぶれるのは、現代でもよくあること。
スターパーソンが闇に堕ちるというのは、現代でもよくみられることです。もちろん、クリスタルパーソン(天使の魂の転生者)も闇に堕ちますし、植物霊の転生者、鉱物霊の転生者も闇に堕ちて悪人になることがあります。
インディゴチルドレンが高身長なのは現代でも同じ。
なお、スターパーソン(インディゴチルドレン)が高身長な傾向にあるのは現代でも同様です。日本では、190センチ前後もある人の多くはスターパーソンです。
ただし、スポーツを得意とする高身長者にはスターパーソンは少ないです。スターパーソンは基本的に戦うことを好みませんし、スポーツ選手になる使命を持たないために体の一部に小さな障害を持つことが多く、スポーツ選手としては大成しにくいのです。
こうした、「体格には恵まれるがスポーツは得意としない」という現代のスターパーソンの性質は、古代の巨人族に闇に堕ちてしまう者が多かったことを教訓にしています。
一つ目の巨人はインディゴチルドレンではない。遺伝子操作の人型兵器。
古代の巨人の中でも、一つ目のキュクロープス(サイクロプス)や体の作りが一般人類と極端に異なる者たちは、スターパーソンではありません。それらは遺伝子操作によって生み出された人型兵器で、悪意ある者たちです。
タイタン(ティターン)は実在したが、その逸話はでたらめばかり。
タイタン、ティターンと呼ばれる古代ギリシャ神話の巨人人格神は、地球文明をリードする役目を持って本当に実在しました。しかし、彼らにまつわる逸話の数々は創作で、でたらめなものばかりです。
でいだらぼっちもインディゴチルドレン。森に入った無欲な善人。
日本には、「でいだらぼっち」という巨人が伝承されています。でいだらぼっちは、人里を離れて森の中で暮らすスターパーソンの巨人を見た、大衆の伝聞です。
多くの場合そのでいだらぼっちは善人で、アセンション文明の人たちと同じように、無欲に人里から離れて暮らしていました。
宮崎駿監督の映画「もののけ姫」では、奇妙な体を持った山のような大男として描かれていますが、実際のでいだらぼっちはあんな奇妙な体はしていませんし、山のように大きくもありません。形は人間と大差なく、身長は2.5m程度です。
戦いをしている巨人はどれも善人ではない。
巨人族に憧れを抱く人は、「強くて大きな戦士」という描写に興奮を覚える人が多いかもしれません。しかし、戦いをしている巨人はどれも善人ではありません。あるエピソードによって、敵を倒したために善人・英雄という扱いになりますが、誰が善であるかというのはエピソードの切り取りかたによって180度も変わります。
本当に善だった巨人たちは、そもそも「戦う」ということは行わず、森の中や山の上など、人里を離れてひっそりと暮らしていました。こうした浮世離れした巨人のエピソードはほとんどありませんが、彼らこそが善なる巨人なのです。
「進撃の巨人」で巨人に興味を持ったなら、オカルト情報に気を付けて。
巨人族というものは世界各地に実在しましたが、しかし報告されている逸話・伝説には嘘やでっちあげも多く混じっています。巨人の骨と言われるものも、その真相は真実でないものが多いです。
「進撃の巨人」という漫画の影響から、巨人伝説に興味を持つ人が増えているようですが、巨人にまつわる枝葉のエピソードをかき集めてもそれらはあまり信ぴょう性はないので、意義は低いです。こうしたオカルトチックな話は、そのオカルトを好む人々の注目を集めるため(サイト閲覧数を稼ぐため)、過剰に神秘的な話で書いているメディア・個人が多いです。そういった不誠実な情報に振り回されないように、くれぐれもご注意ください。
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