守護霊(ガイド霊)はご先祖様がなってくれるの?

「墓参りや仏壇の充実など、ご先祖様を大切にしないと守護してくれなくなる」などと葬儀業者やお寺のお坊さんなどに言われると、萎縮してしまいます。

実の親や祖父母ならまだしも、見たこともない遠いご先祖のために墓参りや仏壇も充実させなければならないのでしょうか?バチが当たったり、守護してくれなくなるのでしょうか?



守護霊(ガイド霊)にご先祖が就く人はあまりいない。

昔から、「守護霊はご先祖様が就く」とよく言われます。

しかし、実はご先祖が守護霊に就いている人はあまり多くありません。


この言われは間違ってはいないのですが、ご先祖が守護霊に就くのは、シンプルな暮らしをする土着的な人々に多いです。たとえばインディアンですとかホピですとか、オーストラリアの先住民ですとか、そのような人々はたしかに、ご先祖が守護霊に就くことが多いです。

しかし、現代の日本や欧米のような先進的または複雑な社会において、守護霊にご先祖が就いている人はほとんどいません。



守護霊の役割は守ることではなく「導く」こと。

守護霊の役割は、多くの人々に誤解されています。

守護霊の役割は、守護というよりも「導き」です。守護霊に、あなたを守るような力はほとんどありません。守護霊は、あなたが建設的な人生を歩めるように「アドバイスをする」のが役目です。

その導きは、あなたに霊聴が芽生えるまではほとんど実感することが出来ません。

霊聴が芽生えるまでは、「声なき声」であなたを導くのですが、それが実感できることはほとんどありません。「なんとなく右を選んだほうが良いような気がする」といった感覚なのです。


たとえば、あなたが服飾デザインの道に進むかホームページデザインの道に進むか迷っているとします。守護霊は、「ホームページのほうが向いている!」とあなたを導こうとします。

こんなとき、50年前に亡くなったご先祖は、デザインだのホームページだのという先進的な事柄に詳しくないため、満足なアドバイスをすることが出来ません。それでは役に立ちませんから、先祖霊は先進国民の守護霊には就かないのです。



ご先祖は守護霊の器に達していないから、というのもおおむね本当。

「ご先祖は守護霊を務められるだけの器に達していないから、就かない」と語る人がいます。

それはおおむね本当です。

守護霊を務めるのは最低でも3次元以上の精神に達した者です。しかし、日本人大衆のほとんどは2次元すらも達成できないまま死んでいくため、守護霊の座に就ける人はほとんどいません・・・。

「死んでから100年くらいも経つと守護霊に就けるようになる」と書く人がいますが、それは誤りです。

霊体の精神は、霊界でのサポート中は上がりません。何千年霊界にいようと、2次元の者は2次元のままです。器を上げるには、肉体転生をして実践的な学びの中で気づきやスキルを増やしていく必要があります。



高い仏壇を買わなくても守護霊は守護をしてくれる。

つまり、高価な仏壇を買ったり高価な墓石を建てたり、几帳面にお墓参りをしたりしなくても、守護霊はあなたを守護してくれます。

極端に言えば、墓石も墓参りも必要なものではありません。


昔の宗教で墓弔いや墓参り、仏壇設置を説いたことには、意味があります。

「人は死んでも意識(魂)がある。それを理解しなさい」という霊的真理を説きたかったのです。「魂があるんだよ」ということを説きたかったのです。

それがいつしか、「死んだ祖先を敬わないとバチがあたるんだよ」といったバチ論になってしまいました。

そして挙句の果てには、「高価な墓石や仏壇を買わないとバチが当たりますよ」と脅迫じみた商売になってしまいました。お線香と花を買って弔いをしないとだめですよ、とお金を巻き上げるのが当たり前の世の中になってしまったのです。


守護霊や死者の霊を意識することは大切です。肉体が死んでも意識は残り、霊的な生はずっと続くと理解することは大切です。

しかし、墓参りも墓石も本当は必要ありません。

親戚に奇異の目で見られないように、なんとなくやっておけばよいです。



亡くなった直後に祖先が視えるのは、守護霊とは違う。

たとえばあなたのお祖父さんが亡くなった直後に、あなたやあなたの娘さんあたりがお祖父さんの姿(霊)を視たりすることがあるかもしれません。よく耳にする話です。

このような件があると、「お祖父さんは守護霊として私たちを見守ってくれるのね」と思い込んでしまいがちです。

しかし、それは守護に就いたわけではないです。

「お別れのあいさつ」のようなものです。

または、「死者の霊が存在する」ということをあなたや娘さんなどに学習させるために、お祖父さんの霊を視ます。実際そこにお祖父さんの霊はいなかったりします。あなたたちの守護霊が、お祖父さんの姿に化けてそれを見せています。


その死者の霊が何か訴えていくなら、伝えそびれたこと、やり残したことに未練があって、最後のお願いをしに現れています。そういうこともあります。



神棚の手入れをするよりも、子供食堂でも行ったほうが、先祖霊も守護霊も喜ぶ。

実は、仏壇や神棚のお手入れなどを丁寧に行っても、先祖霊や守護霊は喜びません。

そのお金や手間を、生きている恵まれない子供たちにご飯をあげたりしたほうが、ずっとずっとずっと喜びます!立派な神棚や仏壇を買うなら、庭先で子供食堂でも開いたほうがよいです。

100万円で仏壇を買うつもりなら、その費用のぶん、庭先で子供食堂を開いてあげたほうがずっとずっと有益です!

死者の霊やお地蔵さんの世話をすることよりも、恵まれない子や弱者の世話をしてあげることのほうが、ずっと崇高で有意義です!

真のスピリチュアリティとはこういうことです。