医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違いは?どっちが良いの?

専門家に脱毛施術をしてもうものとしては、ミュゼなどのサロン脱毛が有名ですよね。俗に、「美容脱毛」と呼ばれます。しかし、それで脱毛について調べてみると、「医療脱毛」があることを知るでしょう。医療機関で、お医者さんが施術してくれる脱毛もあるのです。

一般的に、「医療脱毛は強力だけど高い」「美容脱毛は安くて手軽だけど効果が薄い」と言われていますが、実際のところはどうなのでしょう?

医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)にはどのような違いがあるのでしょうか。どっちが良いのでしょうか?



情報メディアでよく見かける定説は、古い・・・

現在、美容関係の情報サイトや医療脱毛クリニックのブログで見かけるような定説は、実はあまり正確じゃありません。情報が古いんですね・・・。大体、10年くらい前の業界事情を引き合いに出して解説されています。

たとえば、「美容脱毛は12回くらいかかるけれど医療脱毛は5回くらいで済む」などというのはもう昔の話なのです。今では、大手の美容サロン系の全身脱毛は、6回程度で完了します。


特に、医療脱毛のメディアに書かれている情報は古いものが多いです。今どき、全身脱毛に3年もかかるサロンは無いです(笑)


また、Yahoo!知恵袋などの情報も古いです。まず、投稿自体が2010年頃のものが多いので、投稿の日付をよく見てみましょう。そして、そうした場所で回答している人は年配の人が多く、医療脱毛のほうが圧倒的に高性能だった時代のことを書いているのです・・・。


医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違いを考えるときは、一度頭の中の思い込みをリセットしたほうがよいですね。



医療脱毛と美容脱毛の違いは?ほとんど差がなくなってきている!

医療脱毛と美容脱毛の違いは?それを簡潔に言うなら、「今の時代、ほとんど差はない」という感じです。(2020年現在)

ミュゼの躍進に牽引され、美容脱毛各社の脱毛マシンは非常に進化しました。「美容脱毛では医療脱毛ほど強いレーザーを使うことはできない」という法制度は変わっていませんが、アプローチを変えることで、医療系のレーザー脱毛と同じくらいの効果のマシンが登場してきているのです。

しかも、医療脱毛のマシンよりも痛くない、スピードが速い、と言えるほどです。

今では、美容脱毛でも6回(6周)ほどの施術で全身脱毛が完了しますね。


医療脱毛と美容脱毛とで脱毛のクオリティにほとんど差はなく、そして企業ごとの差もほとんどないのが実情です。ある意味、深く検討すればするほど、1社を選ぶのが難しくなってしまいます(笑)



医療脱毛と美容脱毛の費用の違いは?美容脱毛のほうが安い!

それでは、医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違いについて細かく解説していきましょう。まずは費用・料金からです。


費用の面から言えば、美容脱毛のほうが医療脱毛よりも安いです。全身脱毛で比較するとこのような感じですね。


美容脱毛→10~12万円

医療脱毛→18~25万円


医療脱毛も、一昔前に比べてずいぶん安くなりましたが、それでも美容脱毛のほうがまだ安いです。美容脱毛のほうが2/3くらいも安いので、この価格差はけっこう大きいと言えます。



医療脱毛と美容脱毛の痛さ(マシン)の違いは?

費用の次に気になるのが、「痛さ」でしょうか。

両者のマシンの違いについて、併せて解説します。

一昔前までは、「医療系はレーザー脱毛、美容系は光脱毛」といった区分がありましたが、今では医療系か美容系かでマシンの特性を分けることは出来なくなりました。美容系も医療系も、各社が脱毛マシンの開発や選択に力を入れており、海外のものも含めて様々なものを導入しているからです。

そのため、「医療脱毛よりも美容脱毛のほうが痛くない」といった定義はできなくなっています。


一般的には、「美容脱毛のほうが医療脱毛よりも痛くない」です。



医療脱毛と美容脱毛のサービスの違いは?

医療脱毛と美容脱毛では、「サービスの方向性」に大きな違いがあり、どちらが良いかを決めるのは難しいです。


医療脱毛は、国家資格を持った医療従事者が施術してくれる点が長所です。安心感があります。

しかし、細々としたサービスについてはそんなに優しくはありません。たとえば、脱毛前のシェービングなどは別途料金がかかったりします。


美容脱毛は、接客サービスが細やかです。脱毛前のシェービングを無料で対応してくれたり、カウンセリングの受け答えなどが丁寧です。営利企業として、接客スキルがよく鍛えられているのです。

美容脱毛は、医療従事者ではないスタッフが脱毛施術をします。しかし近年、大手のサロンでは、ドクターサポートを備えているところが増えてきました。問題があればすぐにお医者さんに診てもらえるのです。


※医療脱毛も、お医者さんが脱毛施術するわけじゃない!

〇〇美容クリニックといった医療脱毛では、お医者さんが脱毛をしてくれるというイメージがありますよね。しかし、実はそうでもないのです。

お医者さんは、クリニックに「常駐している」だけであって、接客対応の大部分は請け負っていません。

脱毛マシンを使った脱毛施術は、看護師さんが担当するクリニックが多いです。

そして事前カウンセリングは、看護師さんですらない事務員さんが担当することが多いです。


お医者さんは、カウンセリングの最後に仕上げの問診をしたり、脱毛施術で何かトラブルがみられたときに対応するのです。

中には、お医者さんが自ら脱毛施術を行うクリニックもあります。が、支店を持たない小さな無名のクリニックばかりです。

皆さんがネットや雑誌などで比較するような、大手の、支店を複数持つようなクリニックでは、お医者さんが脱毛施術をするところは少ないです。


結局のところ、ドクターサポートを持つ美容系の脱毛サロンとほとんど変わらないのですね。



なぜ医療脱毛のほうが高いの?その実情は?

こうしてみると、今の時代、美容脱毛と医療脱毛ではそう大きな違いが無いことがわかります。

しかし、費用に関しては、医療脱毛のほうが1.5倍くらい高額です。

この価格差はどこからくるのでしょうか?


実情を言えば、この価格差は、「経営効率」の違いによるものが大きいです。

医療脱毛では、1つのクリニック、または姉妹の3~4店舗のクリニックのために、立派なホームページを作成したり電車の中吊り広告を出したりしなければなりません。

それに対して美容脱毛は、たとえばミュゼならば、約200店舗で1つの公式サイトを共有することができます。電車に広告を出せば、200店舗を宣伝することができます。

こんなふうに、支店を多く持ちやすい美容脱毛企業のほうが、経営効率がよいのです。一店舗あたりのコストが少なくできるので、脱毛料金も下げることができます。


また、人件費の違いも大きいです。お医者さんを一人雇うには年間2,000万円くらいはかかります。しかし医師でない施術スタッフなら、年間400万円程度でも雇えます。すると、人件費にも大きな差が出ますよね。それが脱毛料金にも響いてくるわけです。



医療脱毛のほうが失敗が少ない?実はそうでもない。

医療脱毛のほうが、確実性が高く失敗がないイメージがありますよね。肌トラブルなど起きない印象があります。

しかし、実情はそうでもないです。

医療脱毛で、医師から脱毛施術を受けるとしても、肌トラブルが起きることはあります。ただ赤くなったりするだけでなく、硬毛化や毛嚢炎(ニキビのような膿)などになってしまうこともあるのです。医療脱毛でも、10人に1人は硬毛化が起きると言われています。



医療脱毛のほうが誠実?そうでもない。

「美容脱毛はお金儲けに貪欲で、医療脱毛のクリニックのほうが誠実」という印象を抱いている人が多いのではないでしょうか?

実情は、そうでもないです。

美容脱毛の脱毛マシンは医療脱毛に近づいてきましたが、医療脱毛の経営戦略は美容脱毛企業に近づいてきました(笑)

今では、医療脱毛のクリニックも、美容脱毛の企業のような軽い感じのホームページを作り、派手なキャンペーンを打っています。脱毛の説明や比較についても、大げさな表現や他者を批判するような記述が多いです。

また、皮膚科診療のついでに脱毛施術を行っているわけではなく、最初から美容脱毛で儲けるために脱毛クリニック・美容クリニックを開設しているようなところが多いのが実情です。

利益重視のビジネススタンスは、医療脱毛も美容脱毛と変わらないです。



総論:美容脱毛のほうがコスパが良い!

医療脱毛と美容脱毛ではどっちが良いのでしょうか?

脱毛マシンの性能は、両者でほとんど差がないことがわかりましたね。また、美容脱毛のサロンでもドクターサポートのつくところが増えています。その上で、美容脱毛のサロンのほうが費用が2/3ほど安いです。

すると、「美容脱毛のほうが医療脱毛よりも、コストパフォーマンスがよい」ということがわかります。


難病や肌トラブルのある人は医療脱毛を頼ろう。

では、医療脱毛のほうが向いている人はいるのでしょうか?

特殊な難病を持っていたり、日焼けの状態が芳しくないなど肌トラブルを持っている人などは、医療脱毛を頼ったほうが良さそうです。

美容脱毛では、特殊な難病を持つ人に対して、「うちでは承ることはできません」と画一的に突っぱねる傾向があります。しかし医療脱毛の場合、お医者さんが細かく肌状態や持病の度合いを確認し、「このくらいなら脱毛は可能ですよ」と柔軟に対応してくれることがあります。