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れな

人情を楽しむには、跳ねのける力も必要です。

これは、1つ前の「2種類の人情家」の記事の続きのようなものです。

まずはそちらをお読みください。


人情とは優しさですが、人情体験を楽しむには戦う力が必要です。



善い人ばかりではない現実。

沖縄や東南アジアを旅しながら、現地のおじぃやバックパッカーの青年などと人情体験をしてみたいと憧れているでしょうか。

人情とは差し出される優しさですが、優しさに感動する優しい心を持っているだけでは、人情体験を楽しむことは出来ません。戦う力も必要です。

話しかけてくる人は、善い人ばかりとは限らないからです。


まず、あからさまに下心や商売が目的で話しかけてくる人がいます。

このような人に対して、礼儀正しく愛想よくする必要はありません。「話しかけないでください!」「NO!」とそっぽを向いたほうがよいです。無視をするくらいの無情さが必要です。

そうでないと相手はあなたの押しの弱さに付けこんで、しつこくつきまとってくるでしょう。


しかめ面で「話しかけないで!」と突っぱねるのは、実質的にはハンドバッグで殴りつけるくらいの攻撃性が必要でしょう。バブル世代くらいの女性はこれくらいのことはやってのけそうですが、平成世代の女性たちはおっとりしていて、このようなことを苦手としていそうです。それでは人情体験に飛び込むには危ういのです。



望まないことを言われたら、NOと言う強さが要る。

厄介なのは、善人か悪人かよくわからない人と接する場合です。

「わしがこの村を案内してあげよう」と言われたら、うれしくなってついていってしまうでしょう。

とりあえずは着いていけばよいでしょう。

ひっきりなしに話しかけてくるでしょうが、あなたにとって有用な情報や面白い話もありそうですから、笑顔で相づちを打てばよいです。その体験が楽しいでしょう。


絶景スポットで写真を撮ってくれたり、ヤギをなでさせてくれたり、楽しいことをリードしてくれるでしょう。楽しんだらよいです。


しかし、あなたが彼の誘いに好意的に応じていると、やがて「うちに来て酒を飲もう」とか「知り合いの居酒屋に行こう」とか、怪しい誘いに変わってくるかもしれません。

これまで笑顔で「ありがとう」と応じていたのに、急に「嫌だ」と言うのは気まずいものです。だから危険をはらみそうなことや望んでいないことにも付いていってしまう女性が多いです。しかしそれでは旅の思い出がトラブルになってしまいます!


怒った顔をする必要はないですが、「すみません。お酒はご遠慮しますね」とハッキリと断り、それ以上ついていくのはやめましょう。

そうして、体験の行方を相手任せにするのではなく、運任せにするのではなく、自分でコントロールして自分で身を守ります。



バックパッカーの女性はこれが出来る。

旅先でバックパッカー歴の長そうな女性を見つけたら、少し行動を共にさせてもらうとよいです。

彼女は愛想がよく、優しいでしょう。あなたに対して優しい言葉遣いをするはずです。「とても柔らかい人だな」とあなたは感じるでしょう。

しかし、2人が歩いている最中に物売りなどが声を掛けてきたなら、彼女は「ノーサンキュー!」と怖い顔をして、大きな声で相手を突っぱねるでしょう。あなたが驚くくらい、彼女は怖い顔をするかもしれません。


彼女は柔らかいですが、強くもあるのです。

グリーンのオーラが70点もあり、かつ赤いオーラが70点もあります。優しいうえに強く、ときには毅然として戦います。



善い人ばかりではないから。

相手が善い人なら、戦う力など必要ないのです。目を吊り上げる必要もないのです。

しかし、世の中は善い人ばかりではありません。「フルーツをあげよう」「道案内してあげよう」と何かを差し出してくれる人も、善い人ばかりではありません。

そのため、人情体験を楽しむためには、戦う強さを持っている必要があるのです。

その牙を使うことはまったくないかもしれませんが、でも持っている必要があるのです。



人情が好きな人は強い人。

見知らぬ人との交流を恐れない人は、強くたくましい人が多いです。もし相手が嫌な人であったとしてもそれを突っぱねることが出来る、危険を回避することが出来ると自信があるため、人情体験にはらむリスクを恐れません。


戦う力の弱い女性は、何かあっても危険を跳ねのけられないため、見知らぬ人、見知らぬ男性と会話することを怖がるでしょう。



柔らかく強く。優しく強く。

物腰の柔らかい人はか弱い、という印象があるでしょうか。

しかし、普段の物腰が柔らかくてもときに強くなることもできるのです。

人に優しく地球に優しく、だけど悪者を撃退する強さを持つこともできるのです。

人間は、陰と陽のどちらかに分類されるわけではありません。

両方の性質を持ちあわせるために成長しています。

スピリチュアルでよく言われる「男性性と女性性の統合」とはそういうことです。柔らかさと強さを兼ね備えることです。平和と撃退を兼ね備えることです。

7次元を目指す、13次元を目指すとはそういうことです。

大天使のクリスタルチルドレンも、その両方が出来ます。



強さを伴う人情は、旅行を楽しくしてくれるだけでなく、人生全般に役立ちます。

仕事にも、恋愛にも、女性同士の友情にも役立ちます。親族付き合いや親との関係性にも役立ちます。

相手が図々しい時には、「NO」と言えるようになるべきなのです。

「この人は、一時的な交流なら楽しいが、長い時間を共にするには不向きだな」と選り分けられるようになるべきなのです。

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