「何か人助けをしたい」
そんな崇高な思いを抱えている読者さんも少なくないのではないでしょうか。
個人や小さな組織を助けるほうがよい。
ボランティアに興味を持つとき、ショッピングモールに貼ってあった植樹活動に参加したり、カンボジアの学校建設に募金したりしたいと感じるかもしれません。
しかし、何か大きな団体が関わっているプロジェクトに加担することは、あまり推奨しません。それらは、あまり有意義なボランティアになっていないことが多いです。
ボランティアの多くは偽善で、集められたお金の多くは仲介する団体が持っていきます。「NPO法人〇〇を助ける会」といったものです。
旅行を要するボランティアの場合、旅行業者が癒着していたりします。
そのため、あなたが真摯な気持ちで人助けをしたいと思ったときは、個人や小さな組織で、「何をやっているのか明確に見える人」をサポートするほうがよいです。
利他的なことをしたいのに、資金に困っているような人たちです。
献身しているのに、報われていないような人たちです。
そのほうがずっとずっと、有意義な結果になるでしょう。
建物や動物を守るよりも、人を守ろう。
かわいそうな動物のために募金をしたり、震災で打撃を受けた重要建築に募金したりする人がいます。悪いこととは言いませんが、もっと有意義なことはあるでしょう。
あなたのマンションや町、小学校など身近な場所に、困っている子供や人はいませんか?
そのような人々を助けてあげましょう。学童施設の充実のために寄付をしたり、保育のサポートをしたり、子ども食堂の手伝いをしたり、といったことです。
政治に興味を持つなら、より小さな地方自治に参画するほうがよい。
政治に興味を持った場合も、「より小さな」「より身近な」という考えを持つほうが良いです。
国政や県政のために宣伝したり活動したりするよりも、まずはあなたの「町」の町内会の活動に参加したほうがよいです。地味でダサいと感じるかもしれませんが、こうしたもののほうがずっと、あなたの「暮らし」に大きく反映します。あなたの身近な人々に貢献することができます。
レイキで人助けはできる?
スピリチュアリストは、人助けがしたいと思ったときにレイキヒーリングに興味を持つことが多いです。
悪い考えではないのですが、空回りしないように注意が必要です。
レイキは基本的に、相手の承諾を得て癒すものです。
寝たきりのお祖父さんのために勝手にレイキを流すわけにはいきません。死期の近い人の病気は治らないことが多いです。スピリチュアルヒーリングを嫌う旦那さんを癒すことも難しいです。
そのため、「人助けのために」と思ってレイキを習得したのに、思うようにそれを発揮できなくて寂しい思いをすることがあります。
ヒーラーになりたいと考える人も多いです。遠隔ヒーリングのテクニックを使って、知らない人たちをたくさんヒーリングしようとします。しかし、ほんの時々遠隔ヒーリングを届けても、あまり有意義な癒しにはなりません。
私もこのサイトを通して遠隔ヒーリングを提供していますが、あくまで「エネルギーワークがどのようなものか体感してもらう」ということしか考えていません。これで病気やストレスの問題を癒してあげられるとは思っていないのです。
最初のうちは、「ありがとうございました!」「なんか不思議ですね!」と言われて嬉しい気持ちにもなるでしょうが、じきに献身行為の中身を感じられず虚しくなってしまうでしょう。
レイキをやるならマッサージと併せるのがおすすめ。
レイキをしてあげたいと感じるなら、なんらかマッサージの技術を併せて取得することをお勧めします。そして、マッサージをしてあげるのです。資格をとらなくても、ちょっとした独学でもよいです。マッサージはマネゴトでもそれなりに効果があります。
マッサージは、1回施してあげるだけでも、相手は大きな満足感や心地よさを得ます。気まぐれな施しでもお互いに満足できます。レイキの手があるなら、マッサージの効果も上がります。マッサージをしつつチャクラの滞りをケアしてあげることもできます。
マッサージは何でもよいですが、ゴリゴリと強く押すものよりもソフトなタッチのものを選んだほうがよいです。圧の強いものは、たまにやるだけではかえって相手の体を疲弊させてしまいます。
大好きな人をマッサージしてあげよう。
「人助けをしたい」と感じるなら、レイキとマッサージの手で大好きな人を癒してあげるとよいです。人助けしている実感が強く、相手にも喜ばれ、そしてあなたも楽しいでしょう。献身的な人は、人の体に触れていることも楽しい・心地よいと感じるでしょう。
家族だけでなく、友達や「友達以上恋人未満」な感じの人にも、「マッサージしてあげようか♪」と言ってあげるとよいです。人はあなたに「マッサージして」とは言いづらいですが、あなたがしてあげるととてもうれしいものです。
ただし、あなたが男性であるなら注意が必要です。女性は男性に触れられることに不快感を感じることが多いです。レイキやマッサージが出来るとしてもあまり「やってあげようか」と言わないほうがよいです。
また、あなたにとってそれは、下心ではありませんか?そこにも注意が必要です。
女性が男性に施してあげるときも注意が必要です。
レイキにせよマッサージにせよ、あなたが彼の体に触れると、彼はムラムラしてしまうことがあります。あなたを押し倒してきたり、あなたを好きになってしまう懸念があります。
男の人に施術するなら、「好かれてもいい」と思える人だけを選びましょう。
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