スピリチュアリストには、不安症を抱える人が多いです。
また、恋愛好きの女性にも不安症を抱える人が多いです。
「不安症」などという名前を意識していないでしょうが、日々が漠然と不安で、自分に自信がなく、健康や生計に不安を抱えていたりします。
それをどうにかしたいと切に願っているでしょう。解決するためにスピリチュアルを漁ったり裕福な男性を探そうとしたりしているかもしれませんが、ちょっと待ってください。
裕福な男性に守られても、不安症は解決しないです。
女性は不安がちのとき、頼もしい男性に守ってもらおうと考えることが多いです。
しかし残念ながら、それであなたの不安症や生活上の問題は解決しません。
ほとんどの女性は、解決方法を間違えているのです。
裕福な男性と交際や結婚にこぎつければ、当面の生活は守られます。しかし、それだけなのです。今度は、「彼とケンカしたらどうしよう」「彼を失ったらどうしよう」「彼が入院してしまったらどうしよう」といった不安にさいなまれます。
また、金品を気前よく与えてくれる男性は、それと引き換えにあなたを支配しようとする傾向があります。「これだけ金品を与えているのだから俺の言うことを聞くべきだ」というふうに考えます。自分でルールを決めたり、高圧的になったり、彼の好きなように行動したりします。
あなたは服従を強いられますし、自由を失い、別の問題に苦しむことになってしまいます。
裕福な男性に守られるということは、女性を幸せにはしないです。
裕福でない男性に守られても、それもやはり女性を幸せにはしないです。
スピリチュアルなグッズやセッションで不安症は解決しないです。
そうして、男性では不安がちな欠点を解決できなかった女性は、スピリチュアルに依存するケースが多いです。
スピリチュアルなグッズやセッション、セラピー、ヒーリングなどで、「不安症を解決する」などと謳うものにすがるのです。「変容できる」「生まれ変われる」などといったものにすがるのです。
または星占いの「来月の運勢」を読んで、未来を知ることで安心しようとします。
しかし、どれもあなたの不安症を解決しません。
スピリチュアルの中に、不安がちな感情を解決できるもはありません。
星占いの「来月の運勢」は当たりません。もちろん「今週のバイオリズム」も当たりません。
ヒプノセラピー(退行催眠)に3万円を払っても、不安症は解決しないです。
レメディを1年間飲み続けても、解決しないです。
不安症を解決するには?
小説や歌の歌詞によく描かれていますが、人は、「守るべきもの」が生じたときに、強くタフになります。歯を食いしばってがんばろうとする強さが芽生え、辛くても耐えようとするようになります。
こうしてがんばることで、不安を感じる暇がなくなりますし、強くなるので不安を感じることが減ってきます。
「月収20万円を稼ぐことはそう難しくないな」と感じられるようになったとき、生に対する不安をあまり感じなくなるでしょう。「結婚前に彼にふられたらどうしよう」などとも思わなくなります。
女性は、子を産んだときに一時的に強くなるが・・・
女性は、子供を産んだときに、「この子を守らなければ!」という強い母性愛に目覚め、タフになり、前傾姿勢になることが多いです。
しかし、この悟りのような感覚は、子供が幼稚園にも入るくらいになると、うすれてしまうのがもっぱらです。
結局、二人とも夫に守られているからです。
また、子を産むことで強制的に守るべきものを得た場合、それを育てる充実感に喜ぶ反面、失った自由や女らしさに嘆くことになりがちです。つまり、「子を守る」という動機は、女性を多少強くするとしても、女性をあまり幸せにはしません。
「彼を支えたい」と思えた女性は強い。
人生の中で素敵な男性に出会い、「この男性を支えたい」という思いを抱き、それをモチベーションに生きるようになった女性は強いです。
懸命に働き、彼に献身し、いつも前傾姿勢に生きます。「生計を立てる」ということは生活の中の7割程度の力で済んでおり、そのため仕事や金銭に不安を抱かなくなります。フルタイム勤務をこなしながら、さらに休日には彼を助けるために動くでしょう。
男性との愛情に充実感を感じているので恋愛にも不安を抱きません。いろいろなことを自分でやっており、人助けもしているため、自分のふがいなさに不安になることもありません。
奉仕的な男性に恋心を抱く女性は、この境地に至りやすく、結果的にハツラツと前向きに生きやすいです。不安症にさいなまれてうじうじしたりしないのです。
男性の多くはこの境地に達する。
男性には、不安症にさいなまれて鬱々とする人は少ないです。
それは、男性の多くが上記のような境地に達するからです。
男性の多くは、「尽くす恋愛」をします。ある女性に惚れ、彼女を助ける恋愛をしようとします。彼女の生計を負うために結婚しようとします。
彼には常に守るべきものがあり、だから「今日もだるいけど起きてがんばるぞ!」と気合が入るのです。
子供が生まれれば、子供を守るためにやはりがんばって生きようとします。
日本人男性の多くは不倫心を持っていますが、その一方で妻や家族への尽くす愛情が大きく、それをモチベーションにたくましく生きています。
つまり女性たちよりも男性たちのほうが、「真実の愛」を悟っています。
男性の愛情は両刃の剣・・・
男性たちは、良かれと思って彼女に尽くそうとし、女性を守ろうとします。それは正義感や善意に基づいています。
しかし、残念ながら男性たちのその献身は、女性のためになっていないのです・・・
上述したように、女性たちは自分が守られる立場にあると身が引き締まらないのです。そして不安がちになります。すでに親や彼に守られているのに、もっと強固な鎧を得ようとします。
そうして女性たちは、ますます弱くなり、ますますわがままになり、ますます甘えるようになります。
これが現代日本の大衆女性の状況です。
それに気づく「オールドソウル」。
「オールドソウル」の男性は大抵、根っから優しく献身的です。
もちろん恋愛においても、女性を守ろうとし、女性を喜ばせようとします。
しかし頭の良い彼らは、恋愛を1つ2つも経験すると、自分のその献身が彼女を弱体化させてしまうことに気づきます。男性の愛情が、女性をわがままに怠惰にしてしまうことに気づきます。
そうして「オールドソウル」は、結婚が不毛だと感じるようになります。「結婚しても互いのためにはならないな」と感じ、結婚しない生き方を選ぶようになります。
彼らは恋愛も、変わったスタンスをとります。
懸命に貢いで女性に取り入ろうとはしないでしょう。その方法で親しくなっても、その女性は彼にどんどん甘え、そしてどんどん怠惰になっていくからです。
それをわかっているので彼らは恋愛に慎重です。そして実直です。
「僕、君に高価なプレゼントとかしないけど、それでもいいの?」と問いかけます。
彼は、金品や助けを求めようとしない自立的な女性だけを選んで恋愛します。
「尽くしたい」「守りたい」と思えるような男性を見つけたい。
「彼に尽くしたい」「彼を守りたい」と思えるような素敵な男性を見つけて恋愛する(追いかける)なら、あなたはとても強くなるでしょう。生計能力も上がるでしょう。不安や悲しみにうじうじすることは減るでしょう。
とはいえ、ダメ男に尽くすような恋愛はよくありません。ギャンブル中毒者や現実逃避な男性に尽くすのはよくないです。
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