いとも簡単にハンドヒーリングや遠隔ヒーリングが使えるようになることから、スピリチュアリストに大人気のレイキ。これの使い手になりたいと憧れている人も多いことでしょう。
しかし、レイキアチューンメントの金額は3万円前後が3回と、気軽に払える値段とは言えません。
そんなことから、無料で受けられるレイキアチューンメントは無いかと検索している人は多いです。そしてネット上には、無料のレイキアチューンメントを提供している人がちらほら存在しているのですが、はたして無料のものでも効果はあるのでしょうか?
残念ながら、無料のレイキアチューンメント(伝授)に効果は無い。
結論から述べます。はっきりと述べます。
残念ながら、無料で提供されているレイキアチューンメント(伝授)を受けても、レイキが扱えるようにはなりません。効果は無いのです。
無料でレイキアチューンメントを提供している人には、効果が無いことをわかっていて人を集めるために行っている人と、善意ではあるがレイキのことを理解できていない人と、2通りがあります。
いずれにせよ、アチューンメントとしての効果がないことには変わりありません。
レイキ(霊気)のアチューンメントは、アセンテッドマスターの承認が必要。
レイキのアチューンメントを成功させるには、アセンテッドマスタークラスの守護霊の承認が必要になります。
一般的には、レイキティーチャーが希望者の受講を承認し、レイキアチューンメントを施すことで、アセンテッドマスターも承認します。
レイキの敷居は格段に低いのですが、しかし誰でも扱えるわけではないのです。
創始者の臼井氏は、鞍馬山にこもって21日間の断食と瞑想を続けたことで、レイキを感得しました。
現代において、この苦労と熱意は「受講料」という形に置き換えられています。アセンテッドマスターは、レイキに対して2万円、3万円を払う人に対して、「相応の覚悟がある」とみなします。
しかし、ネットの記事を読み漁って無料でレイキを得ようとする人に、相応の覚悟があるとは言えません。ですから、無料アチューンメントなるものを受けても、レイキは使えるようにはならないのです。
シンボルやマントラを知れば良いというわけでもない。
レイキには、それを色付けして発動させるためのシンボルやマントラという概念があります。呪文や魔法陣のようなものです。
これを知ればレイキが使えるようになる、と思っている人が多いようなのですが、それは誤りです。
シンボルやマントラも秘儀とされ、受講者にしか教えてはならないものとされていますが、かといって、別にシンボルやマントラを知られたところで、あまり問題は無いのです。
シンボルやマントラは、あくまで短縮ダイヤルのようなものです。レイキの承認を受けていない人がいくらシンボルやマントラを操ったところで、レイキは発動しません。
レイキの「アチューンメント」とは?回路を開く儀式のようなもの。
レイキにおけるアチューンメントとは何なのでしょうか?一般生活ではまるで聞きなれない言葉です。
アチューンメントとは、レイキの回路を開く儀式のようなものです。
対面ヒーリングを受けるようなことを、10分前後×3~4回行います。
この儀式を受けることで初めて、レイキが使えるようになります。
「アチューンメント」という言葉は、レイキの授業全体を指す場合と、この回路開きの行程を指す場合と、2つの意味合いがあります。
最初は少しややこしいかもしれません。
レイキを「使いこなす」には、アチューンメント(回路開き)を受けるだけでは不充分。
レイキを「使いこなす」ためには、アチューンメント(回路開きの行程)を受けるだけでは不充分です。これは、理解していないティーチャーが山ほどいます。
レイキは誤解の多いものです。すべての病気が治るわけではありませんし、誰でも守護存在と会話できるようになれるわけではありません。
レイキのアチューンメントを受けると体が繊細になり過ぎて、困ったことも多々起きます。
そうした細々としたことを、受講者はティーチャーから教わり、理解することが大切です。
無料アチューンメントを謳うネット記事や冊子にもそうしたことが多少は書いてあるでしょうが、読んだとしても、あまり頭に入っていないでしょう。また、充分な説明がなされていないものばかりです。
セルフヒーリングを怠るなら、回路はやがて閉じてしまう。
レイキのまっとうなティーチャーは、「日々のセルフヒーリングが大切ですよ!」と力説します。セルフヒーリングは、体の各部に手を当てながら、座禅瞑想のように心を鎮める作業を言います。必ずしも心を鎮めなくてもヒーリングは流れるのですが、基本形として、静かに行うことを教えます。
しかし、レイキアチューンメントを受けた人の多くが(およそ9割9分が)、セルフヒーリングを怠けてしまいます。21日間は先生から宿題を出されて行うかもしれませんが、それくらいでパッタリと絶えてしまうでしょう。続いてもせいぜい半年です。
このようなレイキヒーラーは、レイキの回路が閉じてしまいます。レイキヒーラーでなくなってしまうのです。
レイキスクールでは、「レイキの回路は閉じることはない」と教えているのですが、それは誤りなのです。使う器でない人に、レイキは流れません。
無料レイキアチューンメントを行うような人は、レイキが閉じた人ばかり。
そして、レイキティーチャーを名乗るような人にも、実はレイキ回路が閉じてしまっている人が大勢います。恐ろしいことですが、「大勢」いるのです!
無料レイキアチューンメントを提供しているような人というのは、レイキ回路が閉じてしまっている人です。
なぜなら、きちんと回路が開いているなら、相手にレイキが流れているか、霊触サイキックでわかるからです。効果が無いのに無料アチューンメントの記事や冊子を提供し続ける人というのは、レイキが流れているか否かが判別できていないのです。
お金を払わなくても、レイキを会得できることもある。
レイキの「無料アチューンメント」的な概念が、まったく無いわけでもありません。
精神性と識別力の高いレイキティーチャーが、「この人なら大丈夫だろう」と認めた場合、お金をとらずにアチューンメントを行っても、レイキが使えるようになることがあります。
とはいえ、これが実現するケースは極めて稀です。
また、ティーチャーからアチューンメントを受けなくても、レイキを会得できてしまうこともあります。臼井氏がそうであったように、独自になんらかの修行を続けるなら、アセンテッドマスターがあなたにレイキを授けることがあります。
とはいえ、こうしたイレギュラーなケースでは、1stディグリー程度の初歩的なレイキしか扱えないでしょう。傷や病気の治りがちょっと速くなる程度です。遠隔ヒーリングはできないでしょう。
レイキやエネルギーワークに興味があるなら、先に霊触サイキックを会得したほうが良い!
レイキやそれに類似するエネルギーワークを使えるようになりたいと思っているなら、先に霊触サイキックを会得したほうが良いです。でないと、だまされてしまいます。
霊触サイキックとは、不可視のエネルギーを触感として感じ取る能力を言います。レイキで言えば、レイキが流れてきたときに、体の一部または広範がポカポカと熱くなる感覚です。10分も経てば汗をかくほどです。
霊触サイキックがあるなら、たとえば遠隔でレイキアチューンメントを受けた際、自分にエネルギーが飛んできていることが実感できます。ティーチャーがきちんとレイキ能力を持った人で、無事アチューンメントが届いているとわかります。
レイキのまともなティーチャーは、受講希望者に対して、「アチューンメントの1週間前から体内浄化をして」と指示します。肉食やアルコール、タバコなどを絶つように言うのです。これは、体内を綺麗にすることで霊触サイキックが得られるからです。大体、一週間も菜食主義的な食生活をしていれば、少なからず霊触サイキックが会得できます。完全な菜食でなくても大丈夫です。
その繊細な状態でアチューンメントを受けると、「何かエネルギーが入ってきた!」「自分の手からエネルギーが出るようになった!」ということを実感できるのです。
この実感が無いなら、あなたはレイキを使えていないでしょう。ティーチャーが回路の閉じた人であったか、あなたの食改善が不充分だったか、です。
無料のレイキアチューンメントを受けて、エネルギーの触感を感じていないなら、あなたはまず間違いなく、レイキを使えるようになっていません。
レイキの無料ヒーリングを提供します。霊触があるか確認してみましょう。
レイキアチューンメントに関しては有償で施すべきですが、レイキヒーリングに関しては無料でどんどん提供して(受け取って)かまわないものです。
「れなの遠隔レイキを受け取ります」と心の中で念じてみてください。あなたに10分間、レイキが流れます。胸のあたりに流れます。
胸のあたりがポカポカするか、感じてみてください。
胸にポカポカ暖かさを感じるなら、あなたは霊触サイキックを持っています。
何も感じないなら、あなたは霊触サイキックがありません。レイキアチューンメントはもちろんのこと、その他のエネルギーヒーリングも、お金を出して受けたりはしないほうが良いです。だまされてしまいやすいですし、流れていても何も実感できないでしょう。
れなの遠隔レイキは何回でも流れます。食浄化など取り組んだなら、また試してみてください。
レイキは便利。でもとても地味。
レイキは素晴らしいツールです。スピリチュアルなメソッドの中で、最も推奨できます。リコネクションヒーリングよりも、サイキックプロテクションよりもずっと上です。
なぜなら、レイキはリコネクションヒーリングやプロテクションをはじめ、あらゆるエネルギーワークを内包しているからです。
しかし、その万能性を理解していないレイキヒーラー・レイキティーチャーが多いのです。
レイキは、そのまま流すだけなら無色透明で、シンプルな回復エネルギーが流れます。しかし、意図をすれば、リコネクションヒーリングと同じように第三の目の活性を促せますし、クンダリーニエネルギーを強化することもできます。
レイキにとってこの「意図」が大切で、エネルギーの質をしっかり意図(指示)してやるなら、どんなヒーリングにもなるのです。
しかし、「意図さえすればどんなエネルギーにもなる」ということをほとんどのティーチャーはまともに教えないため、ほとんどのレイキヒーラーは、「レイキってつまらないな」と感じます。リコネクションヒーリングやクンダリーニレイキのほうがカッコイイと感じてしまうのです。そして、それらに飛びつきます。無用にお金を散財しまくっているのです・・・。
レイキが使えるのに、さらにアバンダンティアだの青龍だのと無数のエネルギーワークの看板を掲げているヒーラーは、つまりレイキをまるで理解できていないのです。レイキを活用できていません。
レイキは500色入りの色鉛筆のようなものです。すでにあらゆる色がそろっているのに、それに気づかずにバラ売りの色鉛筆を買い漁っている、それが多くのスピリチュアリストにみられるコッケイな振る舞いです。
レイキは、あらゆるエネルギーワークを内包しています。
地味なレイキの有意義さに気付いて!
また、結局のところ、回復用のシンプルなレイキが、最も活用度が高かったりします。
他のエネルギーワークは1回受ければ充分といったものが多く、期間限定のキットカットのようなものです。しかし普通のレイキは、毎日コツコツと浴び続けることで病気を治し、病気を防ぎます。ケガの治りを速め、筋肉痛の回復を速めます。目に見える派手な効果ではないのですが、しかし非常に有意義で、実生活に役立つものなのです。
回復力を高めるということは、肌細胞の再生にも働きます。つまり、美肌やアンチエイジングの効果もあるということです。
だからレイキを有効活用している人は、とても若々しい外見を保ち続けているのです。ほっぺがキレイなのです。
このことに気付くと、レイキが楽しくなります。地味なヒーリングを楽しく感じ、ありがたく感じます。
レイキの誤解:あらゆる病気を治すわけではない!
レイキの宣伝文句として最もよく見られるのが、「レイキはあらゆる病気を治す」というものです。しかし、これは誤りです。
レイキはたしかに、あらゆる病気を治す力を持ってはいます。しかし、敢えて治さない病気もあるのです。
レイキは、受け手の魂のブループリントに呼応します。その人にとってガンを患うことが必要なら、いくらレイキを熱心に流しても、ガンは治りません。生活習慣病の類は生活の不摂生からくるものが多く、患者はその教訓を得るべきなので、レイキでは治らないことが多いです。
また、寿命を迎えるために発症する病気というものがあり、これもレイキは治しません。
とはいえ、ガンなどがレイキで治ることもあります。神秘を体験して「非科学的なことってあるんだ!」と気づくべき人は、レイキでガンや脳卒中、難病が治ることもあります。しかし、神秘を体感させたらレイキの役目は終わりで、彼が再びその病にかかるなら、今度はレイキでは治らないでしょう。次は生活習慣の改善で治す必要がありますし、または寿命などの宿命を受け入れることが大切です。
レイキを習いたがる人は、「親の病気を治したい!」などと高い志をかかげる人も多いです。しかし残念ながら、レイキはその尊い願いを叶えてくれない可能性が高いです。
そしてレイキティーチャーは、これをしっかり受講希望者に教えるべきです。
これをちゃんと教えているレイキティーチャーはほとんどいません。日本に2~3人しかいないでしょう。
レイキの誤解:トラウマを癒す力は無い。
レイキの効能として「トラウマを癒す」と掲げられていることも多いです。特に2ndディグリーや第2シンボル・マントラの時に説明されます。しかし、実際にはレイキにトラウマを癒す力はありません。レイキに限らず、トラウマを癒せるセッションやグッズは存在しません。
トラウマは、対峙して乗り越えるしかないのです。
レイキの誤解:「2乗倍の法則」は誤り。
レイキには、「2乗倍の法則」というものが説かれています。2人のレイキヒーラーで送れば回復量は2倍に、3人のヒーラーで送れば4倍に、4人に送れば8倍に・・・と、2乗倍ずつ効果が上がっていく、というものです。
しかし実際には、そんな天文学的な割合で回復量が上がったりはしません。
2人でレイキをしても、回復量は2倍にすらなりません。1.2倍くらいなものです。3人でレイキをしても1.3倍くらいなものです。
レイキには「自動調整」という機能があり、必要なぶんだけのエネルギー量が調整されて流れます。そしてこの必要量は、守護天使が勝手に判断します。患者の意図は反映されないのです。
レイキの誤解:レイキを多用してもタフにはならない。
レイキでは、「墓場で頭痛を覚えたりするような繊細な人も、レイキを繰り返すことでタフになる」と説きます。しかし、これは誤りです。
レイキはエネルギー的な影響に対して、タフにしてはくれません。むしろ逆に、かえって繊細になってしまいます。
墓場での低級霊のいやがらせなど、サイキックアタックにも敏感になってしまいますし、満月や新月、夏至などが及ぼすエネルギーの影響にも敏感になり、体調を崩しやすくなります。
体が浄化されていくことから、添加物や化学物質にも敏感になってしまい、たとえばヴィダルサスーンなどのシャンプー(の香料)が気持ち悪いと感じるようになったり、柔軟剤やファブリーズの人工香料の臭いが気持ち悪く感じるようになります。
レイキをたしなむと、体は繊細になります。タフにはなりません。
これは日常生活にかなり支障をきたすので、しっかり理解しておくべきです。そして、満員電車に乗って街のオフィスにくりだしていくような生活を送っているなら、レイキアチューンメントは受けないほうが良いです。日常生活が苦しくなってしまいます。
レイキの誤解:「レイキの変容」とはつまり↑こうした意味。
「レイキのアチューンメントを受けると変容が起こります」と説かれています。
これに対して、何か劇的な悟りや超強力なサイキックの覚醒、アセンションや見える世界の変化をイメージする人が多いのですが、変容とはそういうものではありません。
レイキの変容とは、上述のように体質がとても繊細になることを言います。そしてその繊細さに合わせて生活習慣を変えるなら、賃金労働もしなくなり、街にショッピングにも行かなくなり、仙人のような暮らしをするようになります。そうした感性・好みになります。
しかし、実際問題として、レイキに携わる中で繊細体質になっていっても、それに伴って仕事を辞めるような人は少なく、街遊びを減らすような人も少ないです。
変容は起きているのですが、それに逆らって同じ自分を生きつづけている人ばかりです・・・。
レイキで変容をしたいなら、生き方をガラっと変える覚悟が必要です。お金やぜいたく、友人への執着を手放すことが必要です。
レイキの誤解:レイキでシャッキリすることはできない。
レイキの活用法として、朝一番に使ってシャキっと目覚めたり、勉強前に使って頭をクリアにできると説かれています。特に第1シンボル・マントラの説明として言われます。しかし、これは誤りです。
レイキヒーリングを受けると、脳波が下がります。これは多くの場合、眠くなります。眠くなるということは、頭もぼーっとしてしまいます。
朝起きたてに力を入れるために使ったり、勉強前、仕事前に使ったりするのは逆効果なので、やめたほうが良いです。
ただし、感受性を高めるような作用はあると言えます。眠る前の時間に詩的なラブレターをすらすら書けるようになったりすることが、レイキのによるまどろみでも起きます。芸術家などは創作の前にセルフヒーリングをしても有効かもしれません。
レイキの誤解:「精神性が高まる」かどうかは人それぞれ。
レイキの効果として「精神性の向上」が説かれています。
しかし、レイキのアチューンメントを受けると自動的に精神性が向上するといったことはありません。
レイキを学ぶと食浄化の重要性や霊的な視点を学びます。その学びのとおりに生きるなら、精神性は向上すると言えます。
しかし、学びを無視してただお金儲けや名声集めに明け暮れるだけのレイキティーチャー、レイキヒーラーがほとんどです。物欲に留まり続ける人がほとんどです。彼らの精神性は向上してないばかりか、低下してしまった人も多いです・・・。
レイキを学べは自動的に崇高になれると期待するのは控えましょう。
また、レイキティーチャーがすべて高い精神性を持っていると思い込むのは控えましょう。
レイキの誤解:幸福になれるわけではない。
レイキの宣伝文句として、「具現化を速める」「願望を引きよせる」などと言う人がいます。
「具現化を速める」という概念は間違いでもないのですが、「欲しいものがどんどん手に入る」「夢がどんどん叶う」といったものではありません。
レイキはあなたに、物質的な幸福を運んでくるものではないのです。
レイキはむしろ、快楽主義を卒業するためにあります。
「質素な生活の中に心地よさがある」ということに気付きやすくなるため、ナチュラリストに移行して、それを「幸福だ」と感じられることはあるでしょう。
レイキの誤解:マネーレイキなどというものはない。
金運が上がるという、マネーレイキなるものを行っている人がいます。しかし、これはでたらめです。何の効果もありません。レイキの中にそのような概念はなく、不誠実な人が勝手に考案して売っているものです。
また、普通のレイキを使っても、金運は上がりません。お金を具現化する(引き寄せる)ようなことも出来ません。
レイキの誤解:臼井氏の考えがすべて正しいわけではない。
レイキの流派の中には、「臼井式」というものがあり、これは創始者・臼井甕男氏の提唱した理念を厳格に忠実に教え継いでいます。
レイキに対する真面目さは良いことなのですが、臼井氏の考えがすべて正しいわけではないので、注意が必要です。
臼井氏はチャネリングで守護存在から色々教われたタイプではなく、彼なりの考えでレイキをまとめ、教えていました。中には正しいこともあり、正しくないこともあるのです。
レイキティーチャー(スクール)はどうやって選べばよいの?
レイキに関心はあるものの、レイキティーチャー(スクール)選びに悩んでいる人は多いようです。
「だって、どのティーチャーもどのスクールも、うさんくさい感じがするんだもの・・・」
あなたの感覚は正しいです。今の時代、誠実に正確にレイキを教えているティーチャーはほとんどいません。ほとんどのレイキティーチャーは商業主義に溺れ、お金儲けに溺れています。
大手のスクールが誠実、というわけではない。
立派でさわやかなホームページを持った、大手のレイキスクールに信頼を寄せる人は多いです。しかし、それも正しい判断とは言えません。
大手のレイキスクールは、それなりに真面目に、無難な伝授を行ってはくれますが、ティーチャーが誠実かと言えばそうとも限らず、レイキをよく理解しているとも言えません。
レイキを深く理解したなら、大手の会社に関わろうとはしなくなります。また、定収入を得られるような形でレイキ伝授に関わろうとはしなくなるはずなのです。
派手な宣伝をするティーチャーは軒並み信用できない。
「レイキを習得すればすべての病気が治る!」「何でも引き寄せて人生を思い通りに!」「明日から収入が得られる!」などと、派手な効果を宣伝するティーチャーはまったく信頼に値しません。
また、「今なら半額キャンペーン!」「3rdまで一括受講で5万円!」などと戦略精神おうせいなティーチャーも、信頼がおけません。
たくさんのエネルギーワークやスピリチュアルグッズ、よくわからないセッションを販売しているティーチャーも、人間的に信用できません。
「1日でレイキマスターに!」と掲げるティーチャーも信用できない。
レイキは、1stディグリーから3rdディグリーまでの3つのステップに分かれています。さらに、ティーチャーになるためのマスターズディグリーがあります。
これらを1日で済ませることは、物理的には可能ではあるのですが、それをやろうとするティーチャーはレイキの教師としてまるで信用できません。
レイキは少しずつ理解していかないと、身についていかないものです。
「1日でレイキマスターになれ、明日から稼げるようになります!」などと謳うところも信頼できません。
複数のディグリーを1日で行ってもかまわないのですが、それに対するリスクをきちんと説明し、ケアするだけの注意深さが重要です。「遠方に住んでいる人の場合は、特例でやります」などとしている人は、信頼できるかもしれません。
まともなレイキティーチャーは表にはいない。探すのは大変。
レイキを正確に扱え、正確に教えられるような人は、レイキティーチャーとしての看板をとてもひっそり掲げているのがもっぱらです。看板を掲げていなかったりします。
つまり、ヤフーやグーグルで「レイキ伝授」と検索して、1ページ目に出てくるようなところにはいないのです。
誠実で正確なレイキティーチャーを見つけたいなら、誠実で質素なスピリチュアリストと仲良くなり、信頼できるティーチャーがいないか教えてもらうようなことが有効です。
優れたレイキティーチャーは、「私はよほどのことがないと伝授をしません」といった姿勢をとっていることが多いです。しかし、このような人にお願いして伝授してもらうのが、最も正確な伝授となるでしょう。誠実さと熱意を見せましょう。
優れたレイキティーチャーは、商業的なやり方を嫌うのです。
レイキアチューンメントの価格相場は?
レイキアチューンメントは、各ディグリーにつき2万~3万円が相場です。
5万円は高すぎます。
1万円などと激安なところは、お金のためにたたき売りしている可能性が高く、信頼がおけません。
特に、「遠隔アチューンメントのみ」で1万円や5,000円を銘打っているティーチャーからは、伝授を受けないほうが良いです。
ティーチャーズディグリーについては料金の考え方に個人差が大きく、2~3万円で提供する人もいれば10万円とする人もいます。安いほうが良いように見えますが、レイキティーチャーは安易に託すべきものではないので、ある程度高い金額を提示し、ハードルを上げておいたほうが良いです。
レイキティーチャーとレイキマスターの違いは?
レイキティーチャーとレイキマスターは、全く同じものです。「マスター」のほうが優れている感じがしますが、どちらも同じ段階の人のことを指します。
3rdディグリーで習う第4シンボルを俗にマスターシンボルと呼びますが、3rdディグリーが終了してもまだレイキマスターではありません。ティーチャーズディグリーを終了したら、レイキマスターです。(そしてレイキティーチャーです。)
「レイキマスター」では伝授を請け負う人というのがわかりにくいため、「レイキティーチャー」という言葉が使われるようになってきたようです。
実際問題として、レイキを本当にマスターしているレイキマスターなどほぼ皆無なので、「ティーチャー」の呼び名のほうが良いでしょう。
レイキを本当にマスターしている人など、地球上に1人か2人しかいません。そしてやはり、あまり生徒をとっていません。
レイキティーチャーを名乗っていても、アチューンメントの出来ない人がいる!
前述したように、レイキは、正しくセルフメンテナンスを継続していないなら、回路が閉じます。セルフヒーリングしない人は回路が閉じますし、不誠実に生きている人は回路が閉じます。
そのため、「私はレイキティーチャーです」と名乗っている人でも、実際にはレイキが扱えていない人もいるのです。自分の回路が閉じてしまったことに、気づいていない人がいるのです。
アチューンメントの出来ない人から受講してしまわないように、事前に見極める方法があります。
そのティーチャーに問い合わせをして、「レイキ伝授に興味があるので、ちょっとだけ遠隔ヒーリングを送ってみてもらえませんか」とお願いしてみましょう。その遠隔ヒーリングを受けても何も感じないなら、そのティーチャーはレイキ回路が閉じているということです。
もちろん、あなたがエネルギーワークを感知できる霊触サイキックを会得している必要がありますが。
今の時代、回路の閉じている(アチューンメントの出来ない)レイキティーチャーはとても多いです。閉じてないティーチャーを探すほうが難しいくらいです。レイキは素晴らしいものですが、受講は慎重にならなければなりません。
レイキ伝授とレイキアチューンメントの違いは?
この2つはおおむね同じものです。
もともとは「伝授」という言葉が使われていましたが、海外から逆輸入されてきた西洋レイキとともに、「アチューンメント」という呼び方が普及してきました。
ただし、「アチューンメント」という言葉には、レイキ講習のカリキュラムの中の「回路開き」の行程だけを指す意味合いもあります。ヒーリングのような行為のことです。
レイキワークショップは、別のものです。これは、少しだけレイキを体験し、基礎知識を教わるだけのものを指します。2時間3,000円くらいで開催されており、参加者が複数名いるのが一般的です。「レイキ勉強会」もこれと同じものです。
レイキのワークショップや勉強会は、レイキを全く知らない人が体験する機会として有効とは言えます。しかし、レイキワークショップを開催しているスクール(ティーチャー)に信頼のおける人は皆無です。ワークショップを受けると、「この人のところで習えば良いかな」という気になりやすいですが、その判断は慎重になるべきです。要は、そう思ってもらうために(集客のために)安価なワークショップを開いているわけです。
なお、数十名を呼ぶワークショップで、アチューメントが出来ると銘打って集客しているティーチャーがいます。受講料が5,000円、1万円と格安で飛びつきたくもなりますが、このようなアチューンメントはまともなものではないので、参加しないほうが良いです。お金が一度にものすごく儲かるのでこのようなことをやるわけです。
レイキスクールとレイキティーチャーの違いは?
気にするほどの違いはありません。
一般的に、複数名の講師がいて組織的に運営されているものが「レイキスクール」を名乗り、あくまで個人で営んでいる人が「レイキティーチャー」を名乗っています。
組織立ったスクールは、あまり誠実でない傾向にあります。レイキのこともあまり理解していません。個人よりも組織のほうが信頼できそうなイメージがありますが、レイキにはそれは当てはまらないですね。
臼井式レイキ、伝統霊気、西洋レイキ、どれが良いの?
レイキには複数の流派があります。厳密に言えばティーチャーごとに若干のアレンジを加えていることが多く、無数の流派があるのですが、大まかに言えば臼井式レイキ、伝統霊気、西洋レイキの3種類です。
臼井式レイキ、伝統霊気は、臼井氏の教えを忠実に守ろうとする傾向にあります。真面目に伝授活動をしている人が多いです。しかし、臼井氏の教えがすべて正しいわけではなく、誤った観念や行動に囚われてしまっている点があります。
西洋レイキはシンプルで、とっつきやすいです。そのぶん、あまり研鑽も積まずに伝授活動をしているティーチャーが多くなっています。
レイキは1stディグリーだけで充分?
レイキは3rdディグリーまであります。中には、1stディグリーだけを受けて次に進まない人もいますが、それでも良いのでしょうか?
良い悪いというものでもないですが、1stディグリーだけではヒーリング能力が不充分です。
回復能力は弱く、遠隔ヒーリングも行えません。多くの人は遠隔ヒーリングを行えるようになりたいはずで、それなら少なくとも2ndディグリーまでは進んだほうが良いです。
また、レイキやヒーリングでお金を取りたいなら、3rdディグリーまでのパワフルさを得ているべきです。
しかし、ティーチャーが自分の生徒に対して、2ndディグリー以降を強要すべきではありません。「進んだほうがヒーリング能力が上がるよ」と説明してあげることは大切ですが、「絶対進みなさい」と言うのは間違いです。そのような強制的なティーチャーからは受けないほうが良いです。
レイキは、途中でティーチャーを変えても大丈夫です。
レイキは途中でティーチャーを変えても良いの?
1stディグリーを受けてみたけど、信頼の感じられるティーチャーでなかった。
そんな場合は、2ndディグリーからは違うティーチャーに移ってもかまいません。
ティーチャーによってテキストの内容はやや異なるのですが、根幹となるアチューンメントは同じものを扱っています。ティーチャーを途中で変えても大丈夫です。
もちろん、3rdから変更、ティーチャーズディグリーから変更、ということもかまいません。
臼井式レイキ、伝統霊気、西洋レイキなど、流派が変っても大丈夫です。
再アチューンメントも、異なるティーチャーから受けても大丈夫です。
レイキ伝授を受けたけどあまり理解できていない。再受講すべき?
ティーチャーが質の悪い人だった、受講当時はあまり熱心でなかった、などで、レイキについてあまり理解できていないと感じるなら、再受講をしたほうが良いです。
再受講というメニューは存在しないでしょうから、単純にもう1度、受けたいディグリーを受けたいティーチャーから受ければ良いです。
「回路は通っている、テキスト受講だけを受けたい」と考える人もいるかもしれませんが、レイキをあまり理解できていないなら回路も詰まっているでしょうから、アチューンメント(回路開き)も再び行ってもらったほうが良いです。
重要なのは、本当にレイキを理解している、誠実なティーチャーから受けることです。そのようなティーチャーがほとんど居ないから大変なのですが・・・
なお、「再アチューンメント」というメニューは一般的に、回路開きの行程だけを行うものです。テキスト受講は行いません。
レイキアチューメントの最中で邪魔が入った!ちゃんと回路は開通している?
たとえば遠隔でレイキアチューメントを受けているときなど、じっとしてなければならないはずの時間に、赤ちゃんが泣きだして立ち上がらざるをえなかった・・・といったことがあります。
このようにアチューメント(回路開き)の行程中に中断が入ってしまっても、回路はちゃんと開いています。レイキは使えるようになっています。ご安心ください。
アチューメント中は目を閉じて静止していることを求められますが、極端な話、その最中に食事をしていようがスポーツをしていようが、アチューメントは成功します。
もちろん、眠ってしまったとしても問題ありません。眠ってしまうと、ティーチャーに怒られることはあるかもしれませんが、回路開きの行程自体は問題なく完了します。
とはいえ、悪意や怠惰心からティーチャーの指示に背いて他のことをするなら、あなたの守護存在がレイキの会得を許さないでしょう。レイキは使えるようにならないのです。
レイキアチューンメントを受けると霊視・霊聴・サイキックが使えるようになる?
答えは「おおむねYES」です。
レイキのアチューンメントを受けるだけで、ほとんどの人は霊視か霊聴が開きます。
しかし、霊視も霊聴も開かない人も、まれにいます。これは、精神性が高すぎて、霊視や霊聴を扱う段階を超えてしまっている人です。「オールドソウル」(優秀なインディゴチルドレン)をはじめ、理論的・懐疑的なスピリチュアリストに見られます。相当に無欲な人です。
それ以外のサイキック能力は、レイキだけで開発することはまずありません。
レイキの再アチューンメントは受ける必要性がある?
レイキは、一度アチューンメントを行えばレイキが弱くなることはないと説きます。しかし、再アチューンメントを提供しているティーチャーは多く、期間の経過とともにレイキが弱くなったと感じている人も多いことでしょう。
真相はどうなのでしょうか?
ほとんどすべての人にとって、半年に1度くらいのペースで再アチューンメントを受ける必要性があります。
ティーチャーを行っている人でさえも、です。
理由は簡単で、期間の経過とともに回路が目詰まりするからです。厳密に言えば回路などというものはなく、目詰まりという事象でもないのですが、イメージ的にはそのような感じです。
2日に1度以上のペースでチャクラへのレイキを続けている人や、精神レベルがアセンション以上に達しているなら目詰まりは起こらず、再アチューンメントの必要性は無いのですが、そのような人は地球上にほとんどいません。現代社会には数人もいません。
なお、再アチューンメントの価格相場は10,000円程度です。3rdディグリーまで進んでいる人も、1回やれば充分です。
遠隔でも充分です。ただし、ちゃんとアチューンメントを行えるティーチャーを選ぶことは大切です。
クリスタルチルドレンは生まれつきレイキが使えるって本当?
答えは「ややYES」です。
クリスタルチルドレンには、生まれつき少々のヒーリング能力を持った人がいます。しかし、「ヒーリング能力がある」と自覚できることは少ないようです。このヒーリング能力はもっぱら、傷や病気、筋肉痛の早期回復に活用されています。スキンケアをしていないのにやたらお肌のきれいな人なども、この自然治癒能力が働いている可能性が高いです。
平成世代(それ以降の世代も含む)の98パーセントほどがクリスタルチルドレンです。
もちろん、きちんとレイキのアチューンメントを受けたほうが、回復力は高くなります。
レイキのシンボルやマントラを間違えると、どうなる?
レイキでは、2ndディグリーから「シンボル」「マントラ」というものを教わります。呪文や魔法陣のようなもので、これにより浄化力が強まったり遠隔ヒーリングが行えるようになったりします。
シンボルやマントラにはやや複雑なものがあり、正確に記憶できていなかったり、度忘れしてしまったり、慌てていて間違えてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、そこには何の問題もありません。心配はいりません。
シンボルやマントラは、「合図」に過ぎないのです。シンボルやマントラを使うことで、あなたの守護天使に「第1シンボル的なエネルギーを使いたい」という意図を伝えます。図形が少々間違っていても、第1シンボルを使いたい旨は守護天使に伝わるので、正確に発動します。
シンボルやマントラを間違えても、悪いことが起きたりはしませんし、バチが当たったりもしません。
ただし、レイキをやるならしっかり覚える努力はしましょう。
レイキには第5、第6シンボル・マントラがあるって本当?
第5シンボル、第6マントラなどというものを提唱しているレイキティーチャーがいますが、それは効果の無いまゆつばです。
お金儲けしたい人が、勝手に考案しただけなのです。
第5シンボル、第6マントラなどというものを使っても、何の効果もありません。
21日間のセルフヒーリングを無視するとどうなる?
レイキスクールでは、1stディグリーの受講直後から21日間、毎日60分間のセルフヒーリングを行うことを宿題としています。
しかし、これを21日間継続できない、しない人も多いようですね。
21日間のセルフヒーリングと、受講前の食浄化によって、集中的に体が浄化され、霊触サイキックが培われていきます。レイキやスピリチュアリズムを扱ううえで、この繊細さと霊触は重要なものなので、この課題をきちんとこなしておいたほうが良いです。
たまには出来ない日、休む日があってもかまわないのですが、週のうち5日くらいは継続していきたいものです。
このセルフヒーリングをろくにやらないと、レイキのエネルギーが実感できず、レイキを使っていてもピンとこなくて、すぐにレイキを使わなくなってしまうでしょう。そのような人が多いです。
そもそも、21日間のセルフヒーリングをやろうとしない人は、その時点でレイキの回路が閉じます。受講したばかりでも、使えなくなってしまうのです。
何度も言います。
レイキ自体は素晴らしいものですが、適切に教えられるティーチャーはほとんどいません。レイキを学びたいなら、ティーチャー選びはくれぐれも慎重になってください。
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