より良い友人を、より感性の合う友人を作りたい
そう願っている人は多いことでしょう。
それなら、あなたのSNSのプロフィールや写真を見直してみましょう。
プロフィールや写真の内容はとても重要です
今の時代、人とのつながりにおいてSNSの役割は非常に大きくなっています。SNSのコミュニティの使い方が上手い人などは、友人の多くをSNSによって発掘した、ということもあるはずです。
また、普段SNSをやらない人も、日常生活で人と親しくなったとき、一応FacebookのIDを交換する、というようなことは多いはずです。
それならやはり、あなたのプロフィールや写真の内容はとても重要です。
プロフィール画面を10秒見るだけで、人柄が大体わかります。
SNSのプロフィールは、あなたがどのような個性の人間であるかを、非常に端的に紹介しています。他者は、あなたのプロフィール画面を10秒見るだけで、あなたの人柄が大体わかります。人柄がわかる、というところまでいかなくても、自分と気が合いそうかどうか、察知します。
そして人は、自分と感性の近い人、自分が憧れる人にシンパシーを感じて、親しくなろうとします。
当然、感性の遠い人、憧れを感じられない人とは、仲良くしようとはしません。邪険にしないにしても、無難な交流しかしません。
プロフィールが不適切なら、良い友人と引き合えない。
あなたが、SNSなどのプロフィール、写真に、あなたらしくないことを書いているなら、あなたと感性の近い人は近寄ってこないのです。感性の近い友人は増えないのです。そして、一部だけ共通点はあるけれどどうも感性の違う、中途半端な知人ばかりが増えていきます。
そういう人々との交流は友人付き合いとは言えず、心を深く満たしてくれるものではないのです。
友人との交流は人生において非常に重要なことです。
これをないがしろにしないほうがよいです。
プロフィールで最も重要なのは写真です。
特に重要なのは写真です。
最も大きなインパクトを持つからです。
写真の持つ雰囲気が、他者からの印象の8割を決めると言って、過言ではないでしょう。
これは、可愛い写真を載せよという意味ではありません。
あなたが可愛い人で、可愛さを自分の長所としてアピールしたいなら可愛い顔写真を載せればよいのですが、かといって、過剰に装飾した写真を載せるのは控えましょう。
ケバい写真を載せれば、他者は「この人はケバい人なんだな」と認知します。「可愛いけど、ケバい人だな」と。
誠実な男性も誠実な女性も、ケバい人間にあまり良い印象を持っていません。誠実な人は、コミュニティなど経由してあなたのIDページに訪れたとしても、「友達にはなりたくないな」と感じて去っていきます。
結婚式の晴れ姿の写真なども、あまり良くないです。
すでにリアルで会った人がそのケバい写真を見ても、「あれ?会ったときと印象が違うな。このケバいのが彼女の本性か。それなら親友にはなれないな」と感じて、引いていきます。
ケバい可愛い写真を載せていると、ビジネス系の人や水商売好きの男性などからどんどん声がかかったりはしますが、それはあなたを幸せにはしないでしょう。
化粧、服装、たたずまい、どれも、気取るのではなく、素直なあなたに近いものを載せるほうが良いです。SNSはアイドルのオーディションではないので、ゴージャスなあなたを載せればよい結果になる、というものではないのです。
顔写真を載せたくない人は、顔写真でなくてもよいでしょう。
キャラクターの画像などでも良いでしょう。
しかし、その場合も慎重に選んだほうが良いです。
その画像の内容で、他者はあなたの個性を判断するからです。
たとえば、そこらへんに置いてあったふなっしーを写メしてアップしたりするなら、「あ、この人はミーハーな人だな」「つまらない感性の人だな」と思われてしまうでしょう。
スナフキンの画像など載せるなら、「さわやかで哲学的な人なのだろうな」という印象を与えます。
キティちゃんの画像かピーターラビットかで、他者からの印象はずいぶん違います。
キャラ画像など載せる場合も、あなたの感性に合ったものを選びましょう。
あなたの顔が平均程度の可愛さを持つなら、ぜひ顔写真を公開するとよいです。何かと恩恵があります。
ナンパめいたメールやフレンド申請が増えて煩わしいデメリットもありますが、それは、顔写真をフレンドにのみ公開するように設定することで、防げます。気になった人に問い合わせやフレンド申請を送りたいときのみ、全体公開にするとよいです。
男性は逆に、美男子でもあまり顔写真を公開しないほうが良いです。ルックスをアピールしていると下品な人という印象を与えます。遠巻きの写真やおどけた顔の写真などにして、ルックスは謙虚に表現するとよいです。
趣味や好きなものも、気合を入れて書こう。
趣味や好きなものについても、しっかり書いておいたほうが良いです。
それもやはり、あなたの個性をよく示すからです。
カッコいいものを並べたがる人が少なくないですが、それは逆効果です。
有名なブランドの名前がたくさん並んでいるとカッコいいですが、しかし、友人になりたいとは感じません。「バブリーな人なんだな」と思われるだけです。
これは、恋愛では特に逆効果です。
今どきの男性は、ブランドが好きなお金のかかりそうな女性を好みません。
ゴディバのチョコが好き
高級ホテルが大好き
好きな街は青山です
などと書いていても、良い友人には恵まれないでしょう。
音楽や読書の趣味について、マニアックなものを並べたがる人が多いですが、それもあまり良い効果は生みません。
もちそん、そのマニアックなものを好んでいるレアな人を見つける効果はありますが、それ以外の99パーセントの人には、「小難しい感じの人だな」と思われてしまいます。
ある程度マニアックなものを書いてもよいでしょうが、またある程度は、有名なものの中であなたの好むものを書いておきましょう。
そのほうが多くの人に対して、「あなたの個性が伝わりやすい」のです。
ロム専の人も、ある程度プロフィールを書いたほうが良いです。
SNSユーザーの中には、自分はほとんど投稿などせず、他者の投稿を読んで楽しむスタンスの人もいますね。いわゆるロム専です。
こういう人は、自分がどう思われたいという欲求もなく、人と親しくなりたいとも思っていない傾向にあり、プロフィールや写真をほとんどいじらない傾向にあります。
しかし、そのスタンスで、たとえばFacebookで気になる人にフレンド申請をしたり、フォローをしたりすると、どうなると思いますか?
あなたは相手に危害を加えるつもりがないとしても、申請を受けた側からすれば、「素性のわからない不審な人だな」と感じます。顔写真もプロフィールもない人とは、つながりたくないものです。気味が悪いのです。
フォローをされるだけでも気分がよいものではなく、「この人には見えないように日記を公開しよう」などと避けられてしまいます。
プロフィールは、時々書き直そう。
プロフィールや写真は、一度載せればよいというわけではありません。
「あなたの個性」を示すものですから、あなたの感性が変わったなら、書き直すべきです。
たとえば、この記事の読者にはスピリチュアリストが多いことでしょう。
以前は、パワーストーンやオラクルカードに夢中だったかもしれません。それが素晴らしいものだと思っていて、プロフィールにもその趣味や特技を誇らしげに書いていたでしょうか。
しかし、今はそうしたものに興味がないのであれば、今のスピリチュアルな感性、今の趣味に、書き直すべきです。
たとえば、
「アロマテラピーを通じてスピリチュアルに興味を持ちました。
しかし今は、普段の食事で野菜をおいしく食べて、健康管理をしています」
といった具合です。
願望成就系のスピリチュアリストなのか、自己成長系のスピリチュアリストなのか、それだけでもアピールしておいたほうがよいです。
他者からの印象は全く違いますし、あなたに声をかけてくる人は変わります。あなたのフレンド申請、フォローを受けてくれる人の種類が変わります。
昔は起業セミナーなど夢中だったが今はやっていない、という人も、「起業」「セミナー」「自己啓発」といった単語は消したほうが良いです。興味のない人には、それらの単語は気嫌いされます。あなたには近づきたくない、と思われてしまいます。
株、FX、仮想通貨、ギャンブル、不労所得の類も同様です。
自営業の宣伝など多少するぶんには、良いでしょう。
SNSも、上手に活用しましょう。
気の合う友人を作りたいと考えているなら、SNSはぜひ、活用するとよいです。
SNSの中でも文章の多い、Facebookやミクシィなどが良いです。ミクシィはもう廃れてきているので、実質的にFacebookくらいでしょうか。
写真や短文つぶやき系のSNSは、友人作りにはほとんど役立ちません。
Facebookなど、やってみたがうっとおしかった、という人も少なくないでしょう。
ビジネスの勧誘ばかりしているような人も多く、リア充自慢ばかりしている人も多いですからね。
しかし、そのような不快な人とはフレンド交流をせず、本当に気の合う友人や本当にリスペクトする人とだけつながるようにすれば、Facebookはなかなか面白く、有意義な媒体です。友人の質が良いなら、テレビのニュースや巷の情報サイトよりも面白いくらいです。役に立ちます。
本名でやるとどうしても知人レベルの人ともつながらなければならなくなるので、やや匿名的に行ったり、裏アカウントを作るとよいです。学校名や会社名などは書かなくてよいです。
SNSに登録し、何かのコミュニティ(Facebookでは「グループ」)に参加したりすると、見知らぬ人からフレンド申請が来たりします。そうしたものを律儀に受領しなくてよいです。
あなたがつながりたいと感じる人にだけ、あなたのほうからフレンド申請をして、心地よい空間を保てばよいです。フレンドなど10人くらいでもよいでしょう。
SNSは、そのように使えば、楽しく有意義です。親友も作れます。
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