ツインレイ(運命の人)とは出会いの際に偶然(シンクロニシティ)が重なり、そしてそれはテレパシーで両者が通じ合っているからだ・・・。そのように書くスピリチュアルメディアは多いものです。すると、ツインレイと出会う直前、彼もまた女性側との出会いを予見しているのでしょうか?
このような不思議な話は真実なのでしょうか?
ツインレイと偶然が重なる。それは起こりうると言える。
ツインレイとの出会いの直前に偶然・シンクロニシティが重なる。ということは、起こりうると言えます。
これは、昔ツインレイ同士の巡り合いが多かったニューエイジ時代の欧米人を例にとって解説してみましょう。
1980年頃、欧米ではニューエイジというスピリチュアルムーヴメントがありました。
多くの欧米人がスピリチュアルに興味を持ったのですが、その大きな特徴として、インドのコミューンに座禅瞑想の修行に赴いた、ということが挙げられます。インドと言えば住環境も旅行環境も劣悪ですが、40年前ですからなおさらです!座禅瞑想以前に、インドのコミューンにたどり着くことがもう修行のようでした。
そんな荒修行に挑もうとするタフな女性たちは、そこでツインレイの男性と巡り合う人が多かったのです。
ある女性が「10月の第1週にインドに行こう」と考えたとき、ツインレイの男性も「10月の第1週にインドに行こう」と考えないと、二人は巡り合えないわけです。しかしそんな偶然・シンクロニシティが起こりました。
その女性が、「私はインドの北部の瞑想センターに行こう」と考えたとき、ツインレイの男性も「僕はインドの北部の瞑想センターに行こう」と考えないと、二人は巡り合えないわけです。しかしそんな偶然・シンクロニシティが起こりました。
このように偶然を重ねて二人は巡り合いました。
元来、ツインレイ同士というのはこのように、旅先で出会うことが多いのです。同じタイミングで同じ国に渡り、同じ宿や同じレストランに入ったりするのですから、やはり偶然・シンクロニシティの一致は驚くものです!
テレパシーで通じ合っているわけではない。ガイド霊が直感でサインを出す。
このようなとき、二人の男女はテレパシーで通じ合っているわけではないのです。上記の男性は、自分のツインレイがインドで自分を待ち受けているとは露にも思っていません。
彼は彼で、「なんとなく10月の第1週に、インドの北部の瞑想センターを目指すべきな気がする」と感じるのです。または知人の霊能者に、「この時期にこの場所の瞑想センターに行くのがよろしい」と助言を受けたりします。
このような偶然の出会いが起こるのは、テレパシーで通じあっているからではなく、「両者のガイド霊がサインを出すから」です。そのサインとは、直感サイキックによる「なんとなくの感覚」によるものであったり、霊視・霊聴などある人を通じて具体的にアドバイスがもたらされることもあります。
たとえば二人は同じ列車に乗ったり、同じレストランに入ったりするわけなのですが、テレパシーで通じ合っているわけではないのです。ガイド霊がサインを出しているだけです。
両者ともに霊感が強くないと、こうした偶然の一致は繰り返せない。
同じ時期に同じ国に行き、同じ列車で北上して同じレストランで出会う・・・などという偶然の一致(シンクロニシティ)の連続は、ツインレイの両者がともにある程度の霊感(第3の目、第6チャクラ)が発達していないと、もたらされません。
しかし、現代日本において、ある程度の霊感を持つ女性は少なくないですが、男性側には霊感を持つ人は非常に少ないです。
そのため、ツインレイについて詳しい女性が、「どこか遥かな旅に繰り出せばツインレイに出会るだろう」と一大決心をしたところで、彼のほうは家でテレビを観ています。
ある女性が霊能者にツインレイ男性の居場所を尋ね、「北海道の夕張市に住んでいる」とわかってそこまで赴いても、彼は彼女が自分の町まで訪れているなど全く気付きもせず、何の直感も働かず、家でテレビを観ています。
彼が夕張市の繁華街の交番で道案内でもしていないかぎり、彼女がツインレイの彼とばったり出会うことはできない、という感じです。
偶然の一致やテレパシーの説を鵜呑みにしすぎないで!
ツインレイの男性を探す積極的な人には、巷のスピリチュアルメディアやツインレイブログに書かれている「偶然の一致が起こって二人を結び付ける」「テレパシーで通じ合って出会える」といった説を信じ切って強引な行動を起こす人がいるでしょう。
でも実際は、そんなにとんとん拍子に進むものでもないのです!
あなたに明確な霊聴があるならまだ可能性はありますが、「ツインレイを見つけ出す」という目的であてもなく行動に出てそのとおりの結果を収めるのは、非常に難しいものがあります。
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