クリスタルチルドレンとは何か?「愛と光に導く新時代の子供たち」といった説明がなされているのをよく見かけます。
しかし、クリスタルチルドレンというのは子供しかいないのでしょうか?
クリスタルチルドレンは子供だけではない。もちろん大人もいる。
「クリスタルチルドレン」という言葉が提唱され始めた頃に、こうした魂を持つのが子供ばかりであったことから「チルドレン」と呼ばれただけのことです。
クリスタルチルドレンが、大人になったらクリスタルチルドレンでなくなるということはありません。
そして、大人や老齢者の中にも、クリスタルチルドレンは存在します。
本来であれば、「クリスタル・パーソン」などと名付けたほうが、誤解や御幣は少なく済むのでしょう。
ちなみにこれは、インディゴチルドレンやレインボーチルドレン、プラチナチルドレンなどについても同じです。「チルドレン」と付いていますが、大人にも存在します。
むしろ大人のクリスタルチルドレンは非常に多い。
日本においてクリスタルチルドレンが大量に転生するようになったのは、1990年からのことです。クリスタルチルドレンという言葉が流布するようになった2005年頃、彼女たち・彼たちは子供でした。
しかし、2020年を過ぎた今、90年代に生まれた人たちはもう成人を迎えています。
年間100万人程度の出生者がいると単純計算すれば、大人のクリスタルチルドレンはもう1000万人以上、日本にいることになります。実際にそれくらいいます。
90年より前に生まれた人々の中にも、クリスタルチルドレンはいます。
80年代生まれは10パーセント程度がクリスタルチルドレンですし、それ以前の世代も1パーセントほどがクリスタルチルドレンです。
大人になるとクリスタルチルドレンでなくなるわけではない。
繰り返しますが、クリスタルチルドレンが大人になると、クリスタルチルドレンでなくなるわけではありません。
クリスタルチルドレンとは、「天使や妖精(植物霊・鉱物霊)の魂を持つ人」のことを言います。こうした性質は年齢で変わるものではありませんから、クリスタルチルドレンが成人とともにクリスタルチルドレンでなくなる、ということはないのです。
クリスタルチルドレンは、生まれつきサイキック能力を持つ人が多いです。霊視や霊聴、ハンドヒーリングなどです。その能力は、7歳程度または15歳程度で閉じてしまうことが多く、そのイメージから「クリスタルチルドレンであるのは子供だけ」といったかんちがいをする人が出てくるのでしょう。
サイキックが使えなくてもクリスタルチルドレンであることには変わりありません。
天真爛漫な笑顔を失ってもクリスタルチルドレンであることには変わりありません。
オーラのバランスが変わっても、そんなことは関係ないのです。
クリスタルチルドレンでなくなる人が、いないわけでもない。
「昔はクリスタルチルドレンだったが今はクリスタルチルドレンではない」という人が、いないわけでもありません。
人生のどこかで魂が宇宙人に入れ替わる人が、非常にまれにいます。
このような人が霊能者から霊視などされたとき、「あなたは宇宙人だ」と定義されることがあります。
この場合、クリスタルチルドレンであるのかインディゴチルドレンであるのか、それは定義するのが難しいです。どちらも正しいと言えます。
しかしこれも、「大人になったからクリスタルチルドレンでなくなった」というわけではありません。
子供っぽい人が多いクリスタルチルドレン。
クリスタルチルドレンに対して「子供」というイメージを抱きやすいのは、クリスタルチルドレンには子供っぽい気質をした人が多いから、という要因もあるのかもしれません。
クリスタルチルドレンたちはたしかに子供っぽいものを好む傾向です。
たとえばおしゃれにはそれが非常に色濃く出ます。二十歳になっても、高校生に見えるような服装やメイクを好みます。ロリータファッションや、ガーリーな少女のような服を好む子が多いです。
90年代前半、女子大生は大人びたおしゃれを好んだものでした。それと比較すると、クリスタルチルドレンたちは確実に異なる気質を見せます。
メイクやブランド小物などに興味を示す年齢はクリスタルチルドレンも早いのですが、子どもっぽいおしゃれを好みます。
また、サンリオのキャラクターやグッズなど好む人が多いのもクリスタルチルドレンの特徴です。子供の頃だけでなく、高校生になっても大人になっても、サンリオの筆記具やインテリアで生活を彩っていたりします。可愛らしい子供っぽいものが好きなようです。
童顔な顔立ちをした子が多いです。なおさら、自分を子供だと認識するのかもしれません。
生活や知性も頼りない傾向が。
「いつまでも子供でいたい」「自分を子供だと思っている」といった性質は、ファッションだけでなく生活全般に表れます。
「ゆとり世代がまともに仕事をしてくれない」などと社会問題になりましたが、労働への意欲や責任感は希薄な傾向です。仕事を精度よくこなす能力も低い傾向です。
22歳で親から自立して一人暮らししよう、などと考えるクリスタルチルドレンは少ないです。
住民票を取得する、などといった公的手続きは、いつまでも親に手伝ってもらう子が多いです。
小難しいことが苦手で、嫌いなのです。
活字を読むことも嫌い、マンガや挿絵解説のある説明書を好みます。
純文学を嫌い、アニメやライトノベルを好みます。展開が子供じみていても気にならないようです。
こうした気質は、バブル世代の親御さんたちの甘やかし気味な家庭環境の影響もあります。
甘えんぼうでスキンシップが好き。
クリスタルチルドレンによくみられる子供っぽさには、こうしたものもあります。
甘えんぼうで、スキンシップを好む傾向です。親に抱っこされることを非常に好んだりします。小学生になってもママと手をつなぎたがる、父親とお風呂に入る、といったことを見せます。
大人になると、恋愛対象の男性とスキンシップをすることを好みます。セックスや、手をつないで歩いたりすることを好む傾向です。
バブル世代の女性は、「旦那はお金を稼いできてくれればいい」と考える人が多いですが、クリスタルチルドレンはパートナーとの愛情深いスキンシップを求めます。親や社会の価値観に流されて収入・肩書きで夫を選ぶと、スキンシップを求めて不倫や出会い系サイトに走ってしまいがちです。
親や社会の影響から、スキンシップの欲求を素直に表現できないクリスタルチルドレンも多いです。スキンシップがしたいのにそれを言い出せず、悶々とします。
理性が強く大人びたふるまいをするクリスタルチルドレンも、内心ではスキンシップを好むことが多いです。
子供の心を認めてあげることが大切。
話はやや逸れていますが、大切なことなので書きます。
クリスタルチルドレンはとにかく、大人になっても自分の中の少女らしさを残している人が多いのです。ビジネスマンとしての振る舞いに追われるなどで少女らしさを出せない日々が続くと、非常にストレスを溜めるでしょう。子供のように大笑いしたり、ぶりっこしたりしたいのです。
たとえば、りりしい仕事をしているとしても、部屋着くらいはパステルカラーのモコモコしたパーカーを着たりしてもよいでしょう。猫耳がついていてよいのです。
恋人や家族、共同生活者は、そうした子供っぽさの表現を尊重してあげるとよいです。
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