「エネルギーバンパイア(エナジーバンパイア)とは、人のオーラの強弱を嗅ぎ分け吸い取っていく」などと言われます。
このような超人的な人が本当にいるのでしょうか?
でたらめ。エネルギーバンパイアはもっと単純な存在。
エネルギーバンパイアは人のエネルギーを奪っていくような存在と言えますが、かといってアニメに出てくる魔法使いのようにオーラを見たり嗅ぎ分けたり、といった存在ではありません。
このような説明をするメディアは、エネルギーバンパイアの真実を理解しておらず、オカルトなことを書き連ねているだけです。
エネルギーバンパイアとは、もっと単純な存在です。
オーラというより、単純に元気な人に依存していく。
エネルギーバンパイアの人間は、オーラを見分けるようなサイキックを持つことは稀です。そうではなくて、単純に元気で明るい人に寄っていきます。
そのような人に愚痴をこぼしたり「かまって」としがみつき、相手を疲弊させます。
エネルギーバンパイアとは、オーラを魔法のように吸い取るわけではない。
エネルギーバンパイアとは、別に人のオーラを魔法のように吸い取るわけではありません。愚痴っぽかったりわがままだったり、寂しがりだったりして、人を疲弊させます。物理的に、人を疲弊させるような行動をとります。
それが、どっと疲れたりどっとエネルギーを吸い取られたような感覚としてターゲット側の人間に実感が現れるだけです。
つまり、まったく霊感などなさそうなエネルギーバンパイアは大勢いるわけです。
「エネルギーバンパイア」などとスピリチュアルな専門用語が存在しますが、それはモンスターペアレントなどと同じようなもので、一種の皮肉なあだ名のようなものです。
かぎ分けなどせず手あたり次第依存する場合もある。
エネルギーバンパイアは、相手のオーラも元気もかぎ分けたりせず、手あたり次第エネルギーを奪っていくこともあります。
単純に、自分のそばにいる人に寄生することも多いものです。夫、妻、親、子、友人、病院の先生などです。
たまたま処方せん薬を受け取りに行った薬局のスタッフにウジウジと話しかけて迷惑をかけていく、といったものもあります。相手を見定めたりしていないのです。
オーラを奪っているつもりはない。
エネルギーバンパイアは、相手のオーラを奪っているつもりはないです。オーラなどという概念をまったく考えていない、知りもしないことがもっぱらです。
単純に、「かまってもらうだけ」「依存するだけ」です。面倒くさいことを相手にやらせたり、愚痴をこぼしたりするだけです。
オーラを整えたり浄化したりするつもりはない。
エネルギーバンパイアは、自分のオーラを整えたり浄化したりするつもりはないです。そのようなスピリチュアルなこと、小難しいことは考えていないものです。
「元気がないから人に頼る」「ムシャクシャするから人に当たる」といったことにすぎません。
何もしていなくてもエネルギーを吸い取ることもある。
何の行動もとらずにエネルギーを吸い取っていくエネルギーバンパイアもいます。
たとえば、失恋した悲しみをずっと引きずって、悲しそうな表情をしてぼーっとしています。友人や家族は、その様子を見てやたらと心配になってしまいます。「大丈夫かしら」「辛気臭いなぁ」といった感情によって、その人にエネルギーを奪われていきます。
本人はただ悲しいだけで、周りにかまってほしいわけでないこともあります。
無暗にスピリチュアルに考えないほうがよい。
「他人にエネルギーを吸い取られたくない」と考えているなら、エネルギーバンパイアというものを無暗にスピリチュアルに考えないほうがよいです。
「この人は私のオーラを見分けるのかしら」などと観察するのではなく、霊感の有無を探るのではなく、単純に「あなたをやたらと疲れさせるような人」には近づかないようにしましょう。
あなたに人のオーラを見分けるサイキックなどないとしても・・・
人が大切な人々から無暗にエネルギーを奪わないためには、悲しいことがあってもウジウジせず、すぐに切り替えてポジティブに過ごす強さ・心がけを身に着けることが大切です。
女性の多くはそうした気分の切り替えが下手で、だから夫や彼氏に「こいつといるのは疲れるな」と悩ませていたりします。知らずのうちに自分自身がエネルギーバンパイアになっていたりするのです。
意味がわかりますか?
あなたに、他人のオーラの強弱を見分けるサイキックなどないとしても、あなた自身がエネルギーバンパイアに陥ってしまっている可能性もあるわけです。
「私はわがままなお義母さんにエネルギーバンパイアされているわ」と嘆いている本人が、その愚痴や辛さを大げさに夫にぶつけることによって、夫にエネルギーバンパイアしている、友人たちにエネルギーバンパイアしている、というようなことがよく起きています。
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