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【詳述】第7チャクラとは?活性化方法と効果。アロマ、パワーストーン、音楽、関連病気。

仏教では「魂の座する場」と呼ばれ、あこがれの対象ともなっている第7チャクラ。宇宙意識とつながる、解脱に達するなど、何かと神々しい解説が多いですが、率直に言って、誤った説明ばかりです。

第7チャクラの本当の性質や活性化の方法、滞っているときに患いやすい症状などについて詳しく解説していきます。

薄毛の人は第7チャクラが弱っているので、ぜひチェックして改善しましょう。



第7チャクラ

色:紫

場所:頭頂部(頭上の空間ではありません。つむじの辺りです。)

サンスクリット語名:サハスラーラチャクラ

活性化するパワーストーン:アメジスト、スギライト、チャロアイトなど

活性化するアロマ精油:サンダルウッド、フランキンセンス、ローズウッドなど



第7チャクラを恒常的に活性化する方法。

第7チャクラを活性化する方法について、正しく解説しているメディアはほとんどありません。どこも、ただ神秘的な言葉、神々しい言葉を並べているだけです。

関連するアロマ精油やパワーストーンを挙げているメディアはあるにはありますが、そのようなアイテムを使っても、一時的なケアが出来るだけです。それでは頭痛は治りませんし、アセンションも解脱も宇宙意識も叶いはしないのです。

ゴータマ仏陀は何をしたでしょう?イエスキリストは何をしたでしょう?第7チャクラを恒常的に活性化させることは、そう簡単ではありません。

このページでは、第7チャクラを恒常的に活性化させる方法についても詳しく解説します。



身を粉にするほどの奉仕に打ち込むことで、第7チャクラは活性化する。

第7チャクラを恒常的に活性化するには、奉仕活動に打ち込む必要があります。

巷では、多少でも利他的な行為はすべて奉仕活動扱いされるようなところがありますが、霊的真理で言うところの「奉仕」とは、「身を粉にするほど」の献身を、「利害関係のない赤の他人」に対して、「何年にもわたって続けること」を指します。

たとえば募金は奉仕とは言えませんし、その額が数千万円に達していても資産の大半を注いだわけでもないなら「奉仕」には該当しません(「善行」とは言えますから褒められることではあります)。



信仰的な献身を続けることで第7チャクラは活性化する。宗教の代わりを探すのが難しい。

2つ目の課題は、「信仰」です。

信仰とは、自分が信頼できると決めた師や団体に対して、徹底的に信望し続ける行為を指します。多くの場合これは、宗教信仰によって研鑽されます。肩書きだけ教徒を名乗っていても、教義の実践などをあまりやらないのであればそれは第7チャクラの活性にはなりません。

宗教信仰以外にも、オーケストラの指揮者に徹底的に従って修練することや政治家の後援会に入って後援活動することなどによって培われるケースもあります。

タレントやミュージシャンの追っかけ活動もこれに近いように見えますが、この場合は快楽的な見返りがあるため、信仰とは言えません。



熱心に奉仕している人を助けてあげよう。

一般的に、信仰的課題をこなすには宗教に身を投じる必要があります。しかし現代日本人にとって宗教とはうさんくさいもので、実際に信頼に値する宗教が無いのも実情です。何か代わりのもので信仰的献身をする必要性があるのですが、クラシック音楽に打ち込んで厳しい指揮者や講師に服従するくらいしか、第6チャクラ活性につながるものはないかもしれません。

素晴らしい理念を持った、でも大衆になかなか理解されない政治家の後援活動をしたり、奉仕的なことをしている人を手厚くバックアップするようなことでも、信仰的行為に該当するでしょう。



第7チャクラが弱いと掛かる病気・症状

第7チャクラが弱いと、髪の毛が薄くなります。熟年期には早いうちから頭頂部にはげが出来てしまいます。髪の毛の薄さは容姿に大きく影響するので、恋愛や人前の仕事などで不利な思いをするでしょう。

とはいえ、頭頂部のはげている人が必ずしも第7チャクラの弱い人とは言い切れません。老年期にはげてから第7チャクラを強化しても、髪の毛がふさふさに戻ることはないので、はげていつつ第7チャクラのパワフルな人もいないとも限らないのです。(実際にはほとんどいませんが。)


頭痛を訴える人に対して「第7チャクラが弱っているからだ」と指摘するスピリチュアリストは多いですが、それは勘違いです。第7チャクラには「頭部」というキーワードがありますが、頭部における病気が第7チャクラの停滞に関連しているわけではないのです。脳腫瘍や脳溢血などについても同様です。ぼけも第7チャクラとは関連しません。



第7チャクラを活性化するパワーストーン・クリスタル。

第7チャクラを活性化できるパワーストーン・クリスタルは、アメジスト、スギライト、チャロアイトなど「紫色」の石全般です。薄紫色でも大丈夫です。透明色の水晶石も第7チャクラを少し活性化します。

チャクラケアが目的なら、100円玉程度の小さなサイズの石で充分です。安価なもので充分で、それこそ100円でも買えるでしょう。高級な石を買ったところで、チャクラケアの能力は変わりません。

チャクラケアの方法は、「頭頂部のあたりに紫色の石を置いてじっとしている」それだけです。10分程度で充分です。

パワーストーンを用いて第7チャクラケアをしたいなら、3日に1度くらいは行いましょう。時々ケアをしたところで、あまり意味はないのです。チャクラケアを3,000円、5,000円と高額で提供しているセラピストは、その実情を理解していません。セラピストに頼む必要はないので、こつこつと頻繁にやりましょう。



第7チャクラを活性化するアロマ精油。

クラウンチャクラを活性化する効果のあるアロマ精油としては、サンダルウッド、フランキンセンス、ローズウッドなどが該当します。その他、紫色の花をつける植物は何にせよ有効です。

アロマ精油は、香りをかぐだけではチャクラ活性は出来ません。これらのアロマ精油をキャリーオイルに混ぜ、チャクラ周辺に塗り込む必要があります。しかし第7チャクラの場合、頭頂部にアロマオイルを塗り込むのは難しいものがあります。シャンプー、リンスに当該のオイルを混ぜ、それで頭を洗っても効果があります。これなら毎日できますね。

とはいえ、アロマ入りのシャンプーで洗髪しても、薄毛を防ぐ程度の効果しかありません。それだけで解脱に達するようなことはないのです。



第7チャクラを活性化する音楽。

「第7チャクラをトリートメントするヒーリングミュージック」などと謳う動画・音源がインターネット上に見受けられます。しかし、第7チャクラを強力に活性化する音楽というのは存在しません。お金を出して買うような音源でも、効果はありません。だまされないようにご注意ください。

第7チャクラを活性化するのは「シ」の音です。「シ」の音であればあらゆる楽器の音に、あらゆる人の声に第7チャクラ活性の効果があります。音源など求めなくても、自分でハミングするだけでも良いです。

「シ♭」の音なら第7チャクラと第6チャクラ両方を活性化する力があります。クラシック音楽には「シ♭」のキーの曲が多いのですが、実はこれは、音楽奏者たちが第6チャクラ、第7チャクラを活性化できるように、守護存在達が計らったことに起因します。



クラウンチャクラがむずむずかゆいのは覚醒のサイン?

スピリチュアリストなどは、クラウンチャクラ・・・頭頂部がむずむずするのを感じたことがあるかもしれませんね。その「むずむず」「かゆみ」が第7チャクラ覚醒のサインではないかと検索する人が多いようです。

端的に言って、「覚醒」というレベルに至る前兆ではありません。

ある程度活性した状態ではあります。たとえば、レイキのアチューンメントなど受けるとこれを体験するでしょう。頭頂部がむずむずし、それが2~3日続いたりします。



クラウンチャクラが覚醒するとどうなる?

クラウンチャクラ(第7チャクラ)については、「宇宙意識とつながる」「解脱に達する」「魂が開花する」などとやたら神秘的な解説が並びます。それらは本当なのでしょうか?


他のいくつかのチャクラと第7チャクラが大きく活性するなら、「宇宙意識とつながる」と言える状態になります。宇宙意識とは高次元レベルのアセンテッドマスターのことで、彼らから人生に対する指針が下るでしょう。こうしたことに憧れる人は多いことでしょう。

「クラウンチャクラを開いて幸福になる」などと書くメディアは多いですが、宇宙意識・・・高次元アセンテッドマスターとつながっても、「幸せ」とは表現しがたいです。彼らはあなたに「奉仕活動」を指示するだけです。

多くの人は、一時的に第7チャクラが開き、高次存在から奉仕に対する示唆を受けても、それがわずらわしくて無視します。そして従来の、快楽や名声、金品を追う生活に戻ります。

つまり、奉仕に身を捧げる欲求が無いなら、第7チャクラを覚醒させても意味はないのです。


第1~第7まですべてのチャクラが大きく活性化するなら、「解脱」の段階に達したと言えます。解脱とは、超人になることではありません。「俗世間から卒業する」という意味です。金品や名声、快楽を追う生活をしなくなるということです。

このとき、高次元アセンテッドマスターから、旅立ちが促されます。これは、5次元文明かそれに類する隠れ里のような場所への孤独な移住で、はるか長い旅です。家族も財産もすべて手放すことになります。

これが、アセンションです。


クラウンチャクラが覚醒すると超人になれる、サイキック能力が得られる、と期待している人が多いようです。

しかし、サイキック能力が関連するのは第6チャクラです。ひたいのチャクラ、第3の目です。これに関しても、霊視や霊聴が芽生える程度のもので、「超人になる」というほどすさまじい変化はありません。

クラウンチャクラがどれだけ活性しても、神秘的な能力が身に着いたり、崇高な精神に変化したりはしません。「悟り」にも達しません。

クラウンチャクラは、あまり神秘的なものではないのです。巷のメディアが神々しく書きすぎています。(嘘や誇張ばかりです。)



第7チャクラ総括:「真の奉仕」を行っている人は宗教信仰者にもほとんどいない。

日本人は「奉仕」という言葉をよく使います。善行を行う人を「奉仕的だ」と言いますが、しかし、第7チャクラが活性化する意味での「真の奉仕」を行っている人はほとんど一人もいません。

宗教信仰者なども善行を行う人が多いのですが、「徳を積むために」「負のカルマを増やさないために」「おてんとうさまが見ているから」「神が見ているから」といった理由で行うなら、それは動機が不純で、奉仕とは言えないのです。そもそも、生活の傍らにちょっと人助けする程度の善行は、奉仕とは言えません。

奉仕を行った人物には、マザーテレサが該当します。彼女くらい他者のために身をささげる必要があります。

そのためキリスト教や仏教では、家族や世俗から離れて修道院・僧院で生活する仕組みを作ったのです。しかし、修道院や僧院で暮らす宗教信仰者が皆、奉仕に生きているかと言ったらそうでもなく、慣れてしまえば苦痛の少ない生活なので、奉仕に身をささげているとも言えないのです。


奉仕の精神を持つ人は、奉仕することを「楽しい」と感じています。賃金労働よりも無償奉仕のほうが楽しいと感じます。「楽しい」というニュアンスでないとしても「充実感がある」「やりがいがある」と感じています。そのため、およそずっと奉仕し続けるのです。

だからアセンション文明の人々はお金を使わないのです。


第7チャクラが開けば崇高な人間になれるのではなく、奉仕に生きた人が、第7チャクラが開くのです。

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