スピリチュアルな生活と切っても切り離せないメディテーション・・・というイメージはありますが、実際にメディテーションを習慣化しているスピリチュアリストは、案外少ないようです。
メディテーションについて、様々にある種類やその効果、あまり知られていないメディテーションの真実を解説していきましょう。
メディテーションとは?
メディテーションとは、目を閉じて思考を無にするワーク、または特定の事柄に意識を集中させたり特定の事柄をイメージしたりするワークを指します。
一般的に、思考を無にするタイプのワークのことは《座禅瞑想》と呼びます。
メディテーションを日本語に直訳すると《瞑想》であり、この《瞑想》はやはり、様々なタイプのメディテーションワークを包含する言葉と言えます。
様々な人、様々な媒体がそれぞれの解釈でメディテーションという言葉を使っているので、この言葉を細かく定義づけするのは困難です。「瞑想ワークの類」くらいにざっくりと捉えておくのが良いでしょう。
メディテーションの目的は?人それぞれ多岐に渡る。
スピリチュアリストにはメディテーションを行う人が多いですが、その目的は人それぞれで異なります。
元々、メディテーションと言えば《座禅瞑想》と呼ばれる思考を無にするワークが一般的でした。しかし、1980年頃にアメリカに起きたニューエイジ運動の以降は、まぶたの裏に映像を視る、いわゆる《ビジュアライズ》《イメージワーク》を行う人が増えています。
同じメディテーションでも、座禅瞑想とビジュアライズでは効果が全く異なります。
他にも、般若心経などの題目を繰り返し唱えるものや、腹式呼吸を中心としたブレスワークなどがあります。
座禅瞑想には霊視や霊聴を開花させる効果がある。
座禅瞑想は、心を鎮めるために行う人たちが多いです。
座禅瞑想をすることによって、生活の中の悩みやストレス、イライラした感情などを鎮め、本来の自分らしい思考を取り戻すのです。
これを行うにはやはり、思考を無にする心がけが必要です。ただ目を閉じるだけだと、とりとめもなく様々な思考が脳裏をかけめぐってしまうでしょう。
仏教寺で行われている座禅瞑想は、もっぱらこうした意図のものですが、しかし本来、座禅瞑想はこうした目的のものではありません。
座禅瞑想を毎日のように、かつ何カ月も継続していると、第3の目(第6チャクラ)が活性化され、サイキック能力が開花します。座禅瞑想とは本来、そのためにあるのです。
座禅瞑想を習慣化すると、まずは霊視が開花する。
一般的に、最初に開花するサイキック能力は霊視です。まぶたの裏に映像を視るようになったり、他人のオーラが視えたり、守護霊が視えたりします。ほとんどの人はオーラや守護霊が視えることはなく、もっぱらまぶたの裏の映像だけです。
霊視でまぶたの裏に視るものは、すべてが守護存在からのメッセージというわけではありません。自分の妄想や願望、恐れの思考などが映像化されることもあります。これを予知やチャネリングだと勘違いする人が多いです。
霊視の次には霊聴が開花する。
ほとんどの人は霊視が開花した段階で座禅瞑想のワークをやめてしまう(たまにしかやらなくなる)のですが、霊視が開いてもなお毎日のように座禅瞑想を継続していくと、次には霊聴が開花します。
霊聴は、天使や守護霊たちの声が聞こえる能力です。人生の指針を得る目的としては、霊視よりもわかりやすく、かつ正確なものだと言えるでしょう。
霊聴の次の段階がある。霊光。ただ青白い光だけを視るようになる。
霊聴は、それを使うと霊能者としてお金儲けがしやすいため、いよいよこの段階で座禅瞑想の習慣をやめてしまう人が多いです。
しかし、霊聴を得てもなお座禅瞑想の習慣を続けると、やがては霊聴が閉じていきます。その代わりに、まぶたの裏にもやもやとした青白い光を視るようになるでしょう。
霊光に至るには座禅瞑想だけでは不充分。様々な経験と感性が要る。
いえ、厳密に言えば座禅瞑想を繰り返すだけでは不充分で、他にも多彩な感性を身に着けて、アセンション達成に近しい精神に達している必要があります。忍耐力や犠牲愛、知性、自然愛、芸術への深い愛情なども持ちあわせていなければなりません。
青白い光を視るようになると、守護霊がアセンテッドマスタークラスの高次元の者に代わります。(クリスタルチルドレンの場合は大天使が就きます。)
ビジュアライズ、イメージワークが現代人には人気。
2つ目に、ビジュアライズまたはイメージワークと呼ばれるメディテーションがあります。現代人に最も好まれるメディテーションと言えるでしょう。
これは、心や脳波を鎮めるのではなく、まぶたの裏に映像を視ることを目的とします。自分の好きな妄想を楽しんだり、明日の試合の良い結果などをビジュアライズして自信を得たりします。
これはもちろん、霊視サイキックが開発されていないと行うことができません。
1980年頃にアメリカでビジュアライズブームが起きた。
ひと昔前の地球人には霊視を扱える人はほとんどいなかったのですが、1950年頃にアメリカに生まれた人々には生まれつき霊視を扱えた人が多く、そのため1980年頃にアメリカで大きなブームが起こりました。
大麻やドラッグが流行ったのは、霊視サイキックが開発されていない人でもビジュアライズが容易に行えるからです。
ビジュアライズに夢中になることは大麻ドラッグと同じように危険!
つまり、メディテーションによってまぶたの裏の映像に夢中になることは、大麻やドラッグのトランス状態に夢中になることと非常に酷似しているのです。メディテーションの場合、意識(理性)を保っているので、羽目を外したり犯罪を犯したりすることには繋がりにくいですが、ある種の現実逃避状態にあることは同じです。ビジュアライズのメディテーションは、あまり中毒し過ぎないようにしましょう。
ビジュアライズで願望が具現化できる?
ビジュアライズのワークは、望む現実を創造することに役立つと言われていますが、これはやや語弊があります。
ビジュアライズするだけでその現実が創造できるわけではありません。
ビジュアライズによって、自分の望む夢や立派な姿を繰り返し視ることによって、その目標への情熱を失いづらくなるというだけのことなのです。
ですから、ビジュアライズにかまけて具体的な努力のほうがおろそかになるなら、それは完全に本末転倒で、人生の足を引っ張ることになってしまうのです。そしてスピリチュアリストの多くが、これに陥ってしまっています。
南無阿弥陀仏…題目瞑想には心を無にする効果が。
3つ目に、題目を唱えながらのメディテーションをしている人も多いことでしょう。
これは、座禅瞑想とほぼ同じような効果があります。思考を無にするということが難しかったので、それを補助するために題目が用意されたケースが多いです。南無阿弥陀仏・・・などと題目を唱えていると、他のことを考えづらくなるため、容易に無の状態を作れるのです。
題目に神秘があるというのは、実はでたらめ。
題目の言葉自体が神秘的なものであると教える宗教は多いですが、実は題目そのものには大した効果はありません。
《マントラ》と名付けられた言葉はそれ自体が特殊なエネルギーを発することがありますが、各宗教にみられる題目のほとんどは、特殊なパワーはもちません。
ただし、般若心境にはレイキヒーリングのような強いパワーがあります。霊触サイキックの発達している人は、唱えてみることで実感するでしょう。これは、般若心境にエネルギーがチューニングされているためです。
題目に意味があるとすれば、それは肯定的な意味合いの言葉が多いことでしょうか。ネガティブな言葉を発していると、ネガティブな気持ちになってくるので、それがおこらないポジティブな、または中庸な文言は、メディテーション中の精神統一に向いています。
呼吸法メディテーションは腹式呼吸が身に付く。
4つ目に、呼吸法を意識したメディテーションがあります。
ここで用いられる呼吸法は腹式呼吸をレッスンするものが多く、腹式呼吸は心身の健康に役立つため、一石二鳥で有意義と言えます。
あまり知られていない座禅瞑想の効果・真実。
次は、世間ではあまり知られていない、座禅瞑想の効果や真相について解説します。
コツを掴むと、座禅瞑想をしなくても脳波を下げられる。
座禅瞑想は基本的に、思考を無にすることによって脳波を下げます(リラックス状態にする)が、あるコツを掴むと、思考を無にしなくても脳波を下げ、リラックス状態を作ることができるようになります。
何かとりとめもなく考え事をしているのに、同時にストレスを癒したり、脳波を下げたりできるのです。
このコツを覚えたなら、座禅瞑想をわざわざ行う必要はなくなってしまいます。それでも取り乱すことはなくなり、いつでも冷静な判断がくだせるでしょう。激しいセックスをしながらですら、心の鎮静状態を作れます。
「仏の心」と言われるのはこのことで、この人は本当に穏やかです。「静か」というよりも「穏やかに微笑んでいる」感じで、そばにいるだけで心地よくなってしまうでしょう。
座禅瞑想の効果として、《悟り》《解脱》の効果はない。
座禅瞑想の効果として、《悟り》《解脱》といったものを説く人がおり、ウィキペディアにすらそうした記述がありますが、これは誤りです。
座禅瞑想をするだけでは、《悟り》や《解脱》に相当する境地には至りません。
座禅瞑想をすることでチャネリングを獲得したり思考が研ぎ澄まされたりするため、これまで知らなかった・気づかなかった叡知に達することはあり得ます。しかし、それは《悟り》や《解脱》とはまた別のものです。
座禅瞑想を続けてもアセンションには至らない。
《悟り》や《解脱》をどう解釈するかは個人差がありますが、アセンションに類する境地であるとすれば、それは座禅瞑想だけでは達せられないのです。座禅瞑想で得られるのは、アセンションに要するスキルの1つだけ、1/7だけです。他にもまだ、6種類ものスキルを為しえなければ、アセンションつまり《悟り》《解脱》には達しないのです。
なぜ仏教において、座禅瞑想が《悟り》や《解脱》に繋がると説いたかというと、座禅瞑想で得られるロイヤルブルーのオーラが最も特殊なもので、求道者たちはすでに他の色のオーラをあらかたなしえていることが多かったからです。
現代のスピリチュアリストは、第1次元のレッドのオーラすらまともに活性化できている人が少なく、座禅瞑想を本格的に徹底したところで、《悟り》や《解脱》にはまだまだほど遠いところにあります。
スピリチュアリスト、特に仏教的な感性を持つ人は、座禅瞑想や寺修行的なことだけを重要視しがちですが、それだけではアセンションに達することはできません。
座禅瞑想の効果に「集中力の向上」は無い。むしろ逆効果。
なお、座禅瞑想で得られる効果として《集中力の向上》を挙げる人がいますが、これも誤りです。
座禅瞑想をすると、脳波の状態は睡眠時の様子に近くなるため、集中力は下がります。集中力という言葉をどう定義するかにもよるのでしょうが、学校の勉強や経理の計算のような左脳を多用する作業の処理能力は、落ちます。
ただし、文章を書いたりデザインを考えたりするような発想力については、座禅瞑想をしたあとには向上すると言えます。眠たいときやお風呂でリラックスしているときに、良いアイデアが浮かびやすいのと同じことです。
基本的に座禅瞑想は、資本主義競争や学歴競争をしている人には向かないのです。そのような人が座禅瞑想に取り組むなら、眠る前の何もやるべきことがなくなった時間帯が良いです。快眠を促す効果もあるので、推奨もできます。
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