オーラソーマのカラーボトルを一目見て、強烈に惹きつけられてしまった人は少なくないことでしょう。
オーラソーマとは?
オーラソーマとは、色彩心理学に基づいたカウンセリングツールです。
厳密に言えば、メンタルカウンセリングとアロマテラピーのような代替医療との2つの側面を持ちます。
タバコの箱くらいの大きさのカラーボトルが100本ほど並んでいる中から、目に飛び込んでくるボトルを選びだし、その選んだボトルと並び順によって魂(潜在意識)の声を読み取ります。
似たようなボトルを使った似たようなカラー診断は幾つかありますが、人間の考案ではなくアセンテッドマスターによってもたらされたカウンセリングツールはオーラソーマだけです。
オーラソーマは非常に複雑で奥が深く、まともに扱えるプラクティショナーは本場イギリスのオーラソーマ協会にすらほとんどいません。
オーラソーマ無料診断
大手のオーラソーマ企業がウェブ上の簡易無料診断を提供しており、検索すればすぐに見つかります。しかし、これらの解説はあまり正しくありません。
「オーラソーマってこういう感じのものか」と知る程度のものと考えましょう。
オーラソーマボトルの特色・仕組み。
オーラソーマは、美しい色の二層の液体が入った、タバコ箱くらいの大きさのカラーボトルが主役です。正式名称を「イクイリブリアムボトル」といいますが、ややこしい名称なのであまり用いられていません。「カラーボトル」「ボトル」で通じます。
本当はメンタルカウンセリングが主役
このカラーボトルを、アロマテラピーのようなセラピーコスメとして見ている人が多いのですが、実際にはメンタルカウンセリング・ツールとしての側面が大きいです。
しかし、その重要性を理解している人は多くありません。
といいますが、オーラソーマに魅了される人たちは「メンタルカウンセリング」という行為をあまり好まないようです。興味本位で1度や2度受けますが、それきりでしょう。または、ネット上の無料診断・簡易診断で満足してしまいます。するとオーラソーマ業界はお金が回らないため、大手企業はもっぱら、カラーボトルなど製品を売ることに必死です。
カウンセリングツールとしての本領を理解すると、オーラソーマは非常に面白いのですが・・・。
オーラソーマボトルは神秘の力を持つ。
オーラソーマの二層×100本超の色とりどりのボトルは、チャネリングによってその色・組み合わせが決められています。その色も順番も、非常に綿密に練られたものなのです。
この色付けには、単なる着色料ではなくパワーストーンとハーブが用いられています。そのためオーラソーマのカラーボトルは、神秘的な力を持つのです。
ボトルセット(ネット上の写真でもかまいません)と対峙すると、気づくことでしょう。単純に好きな色のボトルに目がいくわけではなく、「なぜか目がいってしまう!」と感じられるボトルがあるでしょう。これは霊感が働いているために起こることで、つまり単なる色彩診断だけではないのです。それがオーラソーマと他の色彩診断との大きな、そして決定的な違いであり、オーラソーマが強烈な力を持つ秘訣です。
オーラソーマは魂の声を聞くツール。
オーラソーマはメンタルカウンセリングですが、厳密に言えば「魂のカウンセリング」です。選んだボトルは、あなたの魂の意思に呼応するのです。あなたはオーラソーマのボトル選びをすることで、あなたの魂の意思を聞くことができます。
カウンセリングはとても難しい。
しかし、「魂の意思」を正確に翻訳することは簡単ではありません。
オーラソーマのスクールでは、各色のキーワードを一通り教えますが、それをどのように組み合わせるべきか、今目の前のクライアントに対してどのキーワードをチョイスして伝言すべきか、それを正確に選り分けられるプラクティショナー(カウンセラー)はほとんどいません。ティーチャーをしている人にもほとんどいません。イギリスの総本山アザイアクトのスタッフにすら、ほとんどいないのです。
オーラソーマでは、「そのとき感じたことが正解」と教えるため、適当なカウンセリングが横行しまくってしまっているのが現状です。
正確なカウンセリングを行うにはチャネリングの能力が必須。
オーラソーマのカウンセリングを正確にやってのけるためには、オーラソーマの色やボトルに関する知識に長けるだけでなく、チャネリングの能力も不可欠です。守護存在に、どのキーワードをチョイスすべきか尋ねながら翻訳しないと、まるで異なる、ときにはまるで正反対のメッセージにもなってしまうのです。
オーラソーマを深く理解したい場合も、チャネリングが必須。
オーラソーマは、非常に奥が深く、非常に複雑です。
オーラソーマのスクールでは、オーラソーマの基礎しか教えられていません。オーラソーマは、「学問としてのオーラソーマは完成されていない。自ら探求する必要がある。」と教えますが、それはまさしくそのとおりです。
オーラソーマの神髄を知りたいのであれば、オーラソーマスクールの教科書を丸暗記するのではなく、自ら体験と洞察を重ねて探求を深める必要があります。それにくわえてチャネリングのスキルが芽生え、高次元の《内なる教師(霊的存在)》と繋がることができたなら、より高度な解釈と知恵が授けられるでしょう。このサイトでは、その《高度な解釈》も掲載しています。詳しくはオーラソーマに関する各ページをご参照ください。
オーラソーマの《高度な知識》を理解したプラクティショナー(カウンセラー)を見つけたいなら、商業的な場所を探すのはやめなくてはなりません。
オーラソーマの神髄の知恵は、アザイアクト(オーラソーマ協会)の示すマニュアルを超越しているので、それを扱ってカウンセリングやティーチングをしようと思うなら、正規の看板を掲げることは出来なくなるのです。
また、発信の目的がお金儲けではなく奉仕になっていくので、普通のカウンセリング活動やティーチャー活動はできなくなります。
つまり、オーラソーマの神髄を理解する人間は、アンダーグラウンドなところにしかいないのです。
オーラソーマと神秘体験。
オーラソーマはスピリチュアルなツールです。
オーラソーマと携わっていれば、少なからず神秘体験をするでしょう。
たとえばB079《駝鳥のボトル》は、親しい人を失くした直後の人が選びやすいと言われています。このボトルに死者との関連性は特に見受けられませんが、それでも喪失の悲しみにくれる人に呼応しやすいのです。
オーラソーマのボトルを抱えてビジュアルワーク(座禅瞑想)をすると、各ボトルに関連した映像を視るでしょう。スクールでは積極的にこのようなワークが行われますが、学び仲間が次々と、ボトルに関連した映像の話をシェアするのを見て、驚かずにはいられません。
もちろん、ボトルやクイントエッセンスなどを使う(身体に塗る)ことで様々な神秘体験をするはずです。これほど神秘体験の多い(はっきりしている)スピリチュアルツールは他にないでしょう。
ボトルセットを眺めているだけでも、ラップ現象を目の当たりにしてビックリするかもしれません。オーラソーマのボトルは、時々「パチっ」と音を立てます。これはラップ現象ですが、幽霊が悪さをしているなどいった不吉なものではないので怖がる必要はありません。特定のボトルだけがどんどん変色していったりするのも興味深い現象です。
ボトルを使う(塗る)と、塗った患部がカーっと熱くなったりするかもしれません。塗るだけで第三の目が開き、霊視や霊聴などのサイキック能力が開花することもあるでしょう。
大手企業のオーラソーマボトルを販売するサイトでは、ボトルの効能について様々なことが書かれていますが、すべてが真実なわけではありません。肉体的な症状の治癒や霊的な作用は起こりやすいですが、「恐れを乗り越える」「あがり症をなおす」といった感情的な効果はほとんど起きないでしょう。当サイトの各ボトルのページでは、実際に起こることの多い効能だけを記述しています。
神秘現象を体験したいと願っているなら、B011《花の鎖》を使ってみることを推奨します。これはアザイアクトの公式見解としても、初めて使用する1本として推奨しています。《花の鎖》には、オーラソーマなどの自然療法の効きをよくする作用があります。
オーラソーマは怪しい?ある意味、正解。
「オーラソーマは怪しいのではないか?」そう感じている人も少なくないでしょう。それはある意味正解です。
現在のオーラソーマには不誠実な部分が多く、不正確な部分が多いです。
オーラソーマは、カラーボトルだけでなく様々な商品展開をしていますが、アセンテッドマスターによって降ろされたのはカラーボトルとクイントエッセンス、ポマンダーだけです。シャンプーやお茶、オーラソーマジュエリー、スプレーなどはアセンテッドマスターの意図によるものではなく、有効なものとも言えません。オーラソーマジュエリーなどはもう、完全にカウンセリングには無関係で、ただの蛇足な便乗商売と言えます。
また、オーラソーマのボトルは年々増え続けていますが、カウンセリングを行うにあたっては必ずしもB101番以降のボトルは必要ありません。
創始者であったヴィッキーウォール氏は、チャネリングした内容に忠実に製品を開発し、カウンセリングツールの発展に尽力しましたが、ヴィッキー氏の死後、代表者が代わってから、オーラソーマは迷走し始めていると言えます。不正確な情報や曖昧な情報も、そこから急激に増えました。
オーラソーマを学ぶうえで、ヴィッキーウォール氏が提唱した内容と後から付け足された(改変された)内容とを慎重に選り分けることが大切です。現在のオーラソーマの公式見解には、正しくない情報がかなり混じっています。
オーラソーマは非営利の団体になるべきだったでしょう。
最も使いやすいのはクイントエッセンス。
クイントエッセンスは、香水のようなものです。各色のクイントエッセンスがあり、それぞれ、対応する色のオーラを強める働きがあります。香水を付けながらオーラの強化が行えるという、一石二鳥で手軽なものなので、日常的な使用に非常に向いています。
女性にはQ03《レディナダ》のクイントエッセンスが圧倒的にお勧めです。《レディナダ》のクイントエッセンスはピンクのオーラを高め、女性ホルモンの分泌を促します。女性ホルモンは美と若さの特効薬です。
霊感の弱い人は、オーラソーマの神秘を実感しにくい。
オーラソーマの製品を使っても、何も感じない人もいるでしょう。これはアロマテラピーやハーブなどにも言えることですが、霊感の強い人ほど使ったときの体感は強くなります。実際の効き目も同様です。何も感じないとしても、何も起きていないわけではありません。実感が伴わないとしても、購入したなら無くなるまで使い続けるとよいです。
また、霊感が強くてもビジュアライズの効果が出ない人もいます。これは、サイキックのレベルが霊視の段階を超えてしまっているためです。ただし、そのような人も1度や2度は霊視による神秘現象を体験するでしょう。
オーラソーマで神秘体験を実感したいなら、レイキを習得するか、B011《花の鎖》ボトルをまず使ってみましょう。それで多くの人は、実感を伴いやすくなります。
オーラソーマはアセンションへの道しるべ。だったのだけど・・・
オーラソーマが持つ《色の叡知》は、アセンションのカギを握っています。オーラソーマはそもそも、人類をアセンションに導くためにもたらされたものなのです。
とはいえ、ボトルやクイントエッセンスを使っているだけではアセンションはできません。オーラソーマが説く「色の叡知」を理解し、実生活の中で各色のオーラのスキルを鍛えていくことが重要なのです。
しかも、オーラソーマのティーチャーやカウンセラーの中に、アセンションを達成した人は皆無です。彼らはオーラソーマで商売することに夢中になってしまっており、《色の叡知》が説く各色のスキルの自己成長には力を入れていないからです。
そもそも、七色の各色のスキルを高めることがアセンションの条件であることを理解しているティーチャーが、ほとんどいません。彼らはただ、色それぞれの基礎的なキーワードを知っているだけです。そして座禅瞑想のワークをしているだけです。
そのため、あなたがオーラソーマを勉強したいと思ったとしても、特定のティーチャーやプラクティショナーを崇拝することはよくありません。彼らはあくまで、基礎を教えてくれるだけです。
オーラソーマで重要なのは、「使うこと」よりも「実践すること」。
オーラソーマと携わる上で重要なことは、「実践すること」です。
「ボトルを使うことで癒してもらう」と考えるよりも、「ボトルが示すレッスンをこなす」と考えましょう。
たとえば無料診断をしてみて、「奉仕活動に取り組んでみましょう」というメッセージを受け取ったなら、本腰を入れてそれを実践してみないと意味がないのです。それをやることでヴァイオレットのオーラは強化され、あなたは成長するのです。
オーラソーマに夢中になる人は、ただボトルや製品を使うことで満足してしまう人が多いので、充分にご注意ください。神秘現象を楽しんでいるだけでは、むしろ「現実逃避」になってしまいます。
《魂からのメッセージ》というのは、そういうことです。魂はあなたに、成長の努力や使命の実行をしてもらいたがっています。
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