アカシックレコードというものについて、一般的には、「宇宙に関する全ての情報が蓄積された、フロッピー・ディスクのようなもの」などと言われています。
すると、「アカシック・リーダー」(アカシックレコードをリーディングする者)
を名乗るチャネラーなどは、ものすごく崇拝されます。
実は、アカシックレコードとはどのようなものであるか、その真実について、きちんと理解しているスピリチュアリストはほとんどいません。
知ったつもりになっていませんか?まずは正しい知識を持ってください。
アカシックレコードはインターネットと大差ない。誤った情報も多く、完全ではない。
アカシックレコードとは、インターネットと同じようなものです。
インターネットとはどのようなものでしょうか?
そこには確かに、膨大な量の情報が蓄積されています。けれども、その全てが真実かと問えば、決して、そうではありませんね。
くだらない噂話もあれば、悪意に満ちたデマもあります。ステルスマーケティングや巧妙な情報操作もあります。科学理論に基づいた学説を論じる人もいますが、それが常に正しいとも、限りません。歴史についての事柄などは、ある立場の視点からの善悪が書かれているに過ぎなかったりします。
また、どんなに貴重で正確な情報だったとしても、読み手に専門的な理解が無ければ、意味がわからなかったり、大きな誤解をしてしまったりします。
検索者が、そのものの名前や概念を知らなければ、そもそも調べることすら、出来ません。
もし、あるブログの管理者が、自分のブログを突然に閉鎖してしまえば、その情報は、誰も閲覧出来なくなってしまいます。
インターネットとはこのようなものですが、アカシックレコードも同じようなものなのです。
つまり、アカシック・レコードというものは大して崇高なものではなく、アカシック・リーダーなどという人々も、大してすごい人では、ないのです。
チャネラーは皆、自覚がなくてもアカシックレコードにアクセスしている。
ある意味、チャネリングのできる人は皆、アカシック・リーダーです。チャネリングで受け取る内容のほとんどは、アカシックレコードに蓄積された情報か、その情報から分析された結果です。皆が皆、アカシックリーダーなのです。
ですから、あなたがチャネリングを扱えるなら、アカシックリーダーを名乗る人をうらやましがる必要はありません。あなたも彼も同等です。
知る意欲さえあるなら、想像以上に多くのことを知ることができる。
しかし、あるチャネラーが知らない情報を、他のチャネラーが知っていることがありますよね。これは、「その専門分野について尋ねる意思があるかどうか」の問題にすぎません。または、その検索結果を人に話して伝えられるほどの専門知識があるかどうかの問題にすぎません。
あなたが霊聴サイキックを持っているとして、何か遠くの国のことを知りたいと願ったなら、尋ねてさえみれば思いのほか多くの情報をチャネリングすることができるでしょう。多くのチャネラーは、自分の身の回りのことにしか興味を持たないので、専門的なことを知らないだけなのです。
アカシックレコードには特定の人にしかアクセスできない情報もあるにはある。
たとえばこのサイトには、他のスピリチュアルなブログや本には書かれていないことがたくさん書かれていますね。このサイトの内容はチャネリングでもたらされたものなのですが、なぜ他のチャネラーが教わった情報と違うのでしょうか?
それは、アカシックレコードには、チャネラーの意識レベルによってアクセスできる情報に差があるからです。やはり、特殊な情報にアクセスが許されている人というのは、存在するのです。
たとえば、このサイトには、8次元以降の情報もちりばめられています。しかし、あなたが8次元以降の情報についてチャネリングで尋ねても、おそらく明確な答えは返ってこないでしょう。断片的な、簡易なものだけだと思われます。
それはなぜかというと、あなたはまだ、8次元以降の情報を扱える意識レベルに達していないからです。あなたにその情報を提供しても、あなたは混乱してしまったり、怒りを感じたり、否定したくなったりしてしまうでしょう。だから、あらかじめ提供されないのです。
たとえば、12次元のテーマに「博愛」というものがあります。この「博愛」は、優しくするというだけでなく、セックスを交わすという意味も含まれます。つまり、フリーセックスを肯定するものです。
しかし、「複数の異性とのセックスは悪である!」と頑なに思っている人に対して、アセンテッドマスターや大天使は、フリーセックスを肯定するようなアドバイスや情報は降ろしません。「フリーセックスはしないように自制しようね」という話だけをします。
たとえば、多くのスピリチュアリストは、「魂」とは私たちの意識のことだと認識しています。しかしそれは正確ではありません。魂とは本当は、私たちのハイヤーセルフ(高次自我)です。そしてさらに言えば、魂よりも高次のハイヤーセルフが存在しています。しかし多くのスピリチュアリストにとってこうした真実は混乱するので、多くの守護存在は「魂=人間の意識」といった解釈で話をします。
またはその守護存在自身が、魂より上のハイヤーセルフのことを知りません。
天変地異に関する情報はレベルの高いものではない。しかも真実ですらないことばかり。
なお、天変地異に関する情報(予知)は大してレベルの高い情報ではなく、真実ですらないことも多いです。
そもそも天変地異は、私たち人間の無数の行動の結果によって日時や規模に変化が生じるものなので、完璧に予知することはほとんど不可能です。
さらに言えば、天変地異に関する予知情報の多くは、そのチャネラーが抱いた願望や想像したイメージにすぎません。アカシックレコードの内容ですらないのです。
アカシックレコードやアカシックリーダーを、あまり崇拝しないようにしましょう。
アカシックレコードリーディングとは、チャネリングのこと。
アカシックレコードリーディングという言葉があります。何か特別な、崇高なスピリチュアル行為のように聞こえますが、つまりはただのチャネリングのことです。
「アカシックレコードリーディング」「アカシックリーダー」などと名乗る人というのは、自分をカリスマ化・神秘化したい不埒な人なのです。
スピリチュアリストにはカルト宗教の教祖と同じような精神性の人が非常に多いです。スピリチュアルブログを書いている人、スピリチュアルな商売をしている人のほとんどは、死後に麻原彰晃と同じような懲罰を受けます。カルマの制裁のことです。
アカシックレコードにアクセスするやり方。
アカシックレコードにアクセスするやり方を知りたがっている人は多いことしょう。
上述のように、つまりチャネリングの技術を得ることと同じです。といっても、チャネリングの技術を得る方法も知らない人が多いことでしょう。
チャネリングの技術は、座禅瞑想をコツコツと重ねることで誰でも会得が可能です。年配者でしたら、ニューエイジと呼ばれた時代の欧米人スピリチュアリストが、こぞってインドに座禅瞑想の修行におもむいたことを知っているのではないでしょうか。
別にインドの瞑想センターに行かなくても、日本の禅寺に行かなくても、あなたの家の寝室で座禅瞑想をするだけで、あなたはチャネリングを会得することができます。つまり、アカシックレコードにアクセスすることが出来るようになります。
3カ月くらい、毎日30分以上の座禅瞑想を続けてみてください。ピュア・インディゴの男性以外は誰でもこれでチャネリング(霊視・霊聴)が芽生えます。日本のスピリチュアリストは座禅瞑想をこつこつ続けられない人が多いですが・・・。
アカシックレコードにアクセスする方法として、ワークショップやヒーリングを売ろうとする人は多いでしょうが、そうしたものにお金を払う必要はありません。といいますか、お金を払ったところでアカシックレコードにアクセスできるようにはなりません。つまり、それらはサギです。
レイキ・アチューンメントはチャネリングを開花させる力がありますが、レイキを扱うようになると体が繊細になりすぎて生活が苦しくなるので、よほど隠居的な生活を選択できる人でないとお勧めはできません。
生まれつきアカシックレコードにアクセスできる人がいる。
1990年以降に日本に生まれた人々は、そのほとんどがクリスタルチルドレンつまり天使・妖精の転生者です。彼らのうちの3割ほどは、生まれながらにしてチャネリングの能力を持っています。つまり、生まれながらにしてアカシックレコードにアクセスすることができます。
とはいえ、自分がまぶたの裏に何かを見ていることがすなわちチャネリングだと、理解していないことがもっぱらですね。
また、当然のことながらあまり高度な情報にはアクセスできません。
他にも、前世で座禅瞑想の修行を終えている人の中には、生まれつきチャネリングの能力を持つ人がいます。すなわちアカシックレコードにアクセスできます。
無料で出来る「アカシックレコード占い」は本物なの?
「アカシックレコード占い」なるものがネット上で提供されていますが、これはもちろんでたらめです。無料であるか有料であるかにかかわらず、生年月日など打ち込んで診断結果を輩出する占いに、アカシックレコードを読み取ることはできません。
基本的に、「アカシックレコード」の名を冠するもの・人はすべてペテンだと考えてください。関わらないほうが良いということです。
上述のように、あらゆるチャネリング情報はアカシックレコードの中身であり、アカシックレコードにアクセスできるなどとわざわざ主張する必要性はないのです。それなのに「アカシックレコード」などと主張するということは、その人・ものは自分を神秘化して人の注目を集めたいだけなのです。バシャールもこれをやるので困ったものです。(バシャールはあまり高次の存在ではありません。)
「アカシックレコードカード」はアカシックレコードの情報なの?
「アカシックレコードカード」という名前のオラクルカードがあります。もうご理解いただけたかとは思いますが、アカシックレコードカードというのもペテンです。あたりさわりのないスピリチュアルなアドバイスが書かれているだけで、アカシックレコードの名を冠するだけの特別な何かがあるようなものではありません。
「アカシックレコードカード」に限らず、オラクルカードに神秘の力はありませんし、高次の存在がそのために情報をおろしたカードはありません。商売人が勝手に神秘的な雰囲気のカードを作っただけです。
アカシックレコードをリーディングした本にはどのようなものがある?「神との対話」三部作。
アカシックレコードをリーディングした本を読みたいと願って検索している人も多いようです。
繰り返しますが、チャネリングされたメッセージはすべて、アカシックレコードをリーディングした文章と言えます。チャネリング本はすべてそれに該当すると言えます。
とはいえ、チャネリング本の90パーセントはマユツバです。「大天使ミカエルをチャネリングした本」と書かれていても、実際にはその言葉の主は大天使ミカエルではなく、低級霊です。アシュタール、マイトレーヤなどアセンテッドマスターをチャネリングしたとされる本もほとんどマユツバです。
大天使やアセンテッドマスターは、お金儲けや名声欲のある人にチャネリング情報をおろしたりしません。
本当にアカシックレコードをリーディングした本だと言えるのは、「神との対話」(ニール・ドナルド・ウォルシュ)の最初の三部作くらいのものです。まぁ、この本の語り主は「神」ではなくモナド(高次のアセンテッドマスター)ですが。
アカシックレコードの高次な情報にアクセスする方法。
たとえばこのコラム集には、8次元以降の情報、14次元以降の情報が時折りちりばめられています。そのような高次の情報にアクセスするにはどうしたら良いのでしょうか?
その方法は、ただただあなたの精神性を向上させる以外にありません。
まず、無欲である必要があります。金銭欲や名声欲に基づいて情報を欲しているうちは、あなたのところに高次元の霊的存在が来ることはありません。
また、霊的な情報を読み漁っているだけではだめです。アセンションに匹敵するほどに様々な振る舞いを見せる人にでないと、高次存在たちは高次情報を提供しません。
1次元は自立と犠牲愛。
2次元はセックスを適切に誠実に扱うこと。
3次元は研ぎ澄まされた知性。
4次元は自然愛と良心。
5次元は芸術的感性と変化への柔軟性。
6次元はサイキック能力。
7次元は奉仕と信仰的忠誠心。
これらすべてを当たり前のものとして日常的に行動できるような精神性を、研鑽してください。そうすればあなたも、アカシックレコードの高次情報が提供されるようになります。もうスピリチュアルな本を買い漁る必要も、スピリチュアルなブログを読み漁る必要もなくなるでしょう。
これよりもさらに高次元の情報にアクセスする基準というものもありますが、ここでは触れません。あなたがご自身でアカシックリーディングをして掴んでください。
Comments