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れな

【詳細】チャネラーとは?~サニワを付けるチャネラーが本物のチャネラー~

チャネラーとお近づきになりたい人や、自分もチャネラーになりたいと願っているスピリチュアリストは多いことでしょう。



チャネラーとは?

チャネラーとは、天使やアセンテッドマスターなどと交信し、その言葉を大衆に伝える人々のことをいいます。霊能者という言葉はほぼ同じ意味で使われています。



チャネラーはあくまで仲介者・伝言役にすぎない。謙虚さを保って。

神なる者たちと交信することから、チャネラーのことを崇めるような目で見ているスピリチュアリストは多いことでしょう。また、チャネラー自身も、自分を偉大な人間だと感じて威張っている人が少なくありません。

しかし、そうした観念は改めましょう。チャネラーは、「Channnel」チャンネル、つまり、回路に過ぎません。チャネラーの役割は、「霊的存在たちの声を通す回路」なのです。チャネラー自身が高い叡知を備えているわけでも、的確な判断をしているわけでもありません。



誰でもチャネラーになれる。この界隈にはチャネラーが大勢いる。

そして、チャネリング能力というのは、努力すれば誰でも会得することが可能です。霊視や霊聴は、座禅瞑想を繰り返すことで獲得できるもので、そう特殊なものではないのです。

(ただし、ピュア・インディゴに関しては座禅瞑想を繰り返しても霊視や霊聴が開くことはありません。彼らは霊的存在の声を仲介する役割を持っていないのです。)



チャネラーは皆誠実というわけではない。崇高というわけではない。ご注意を。

チャネリングは「技術」にすぎません。スポーツやピアノのスキルと同じようなもので、肉体的な訓練で発達するものです。精神が向上することで芽生えるわけではないのです。

超一流スポーツ選手にもガラの悪い人がいるように、チャネラーの中にも不誠実な人や貪欲な人が多いです。チャネラーだからといって無暗に尊敬するのは危険です。

また、チャネラーの多くは、スピリチュアルなことに関してあまり深い知識を持ってはいません。一通りの知識はあるでしょうが、かなり表面的で、それも誤解した情報が多いのです。



チャネラーに鑑定依頼をする際の注意点。

そのため、チャネラーにチャネリングを依頼する際は、注意が必要です。彼女たち(女性が圧倒的に多いです)には、余計な意訳や装飾を挟まず、霊的存在が放った言葉だけをなるべく忠実に伝言してもらいましょう。


たとえば、「私の使命は何ですか?」とあなたが尋ねたとします。

チャネラーは、守護存在の声を聞き、「アメリカに移住して日本の着物を普及させることだ」と伝えるとします。チャネラーの役割は、あくまでここまでです。

しかし多くのチャネラーは、自分の見解を挟んで余計なお説教をしてしまいがちです。たとえば、「アメリカに移住することらしいが・・・おまえさん、ご両親は健在かね?健在ならまずは親孝行しなさい。使命を果たすのは親が死んでからでも遅くない。」といった具合に、チャネラー自身の価値観に基づいて、余計な口出しをしてしまう人が多いのです。

たしかに、一般論として両親を大切にすることは重要です。しかし、無数にいる人々の中には、家族と絶縁してでも使命をはたすべき人というのがいるのです。


特に、戦後世代くらいまでの人々、特に女性にとっては、家庭を守ることや生まれた町を守ることが使命の1つであった人が多いです。そのため年配チャネラーの多くは、「女性は家を守るべき」といった観念を大前提として考えている人が多いのですが、しかしこれは、万人にあてはまる使命ではありません。



チャネラーへの注意点。本当は、サニワ(審神者)を付けるべきです。

次はチャネラーご本人に対する注意点です。

チャネラーは、時代を遡ると「巫女」と呼ばれていた神職者と同じような役割です。巫女たちもまた、神なる者の言葉を受け取り、それを長や大衆に伝える役割を担っていました。

その点では同じですが、しかし古来の巫女たちは、もっともっと慎重でした。巫女がチャネリングを行う際、必ず、「審神者(サニワ)」と呼ばれる審判者が付き添いをしたのです。


審神者の役目は3つです。

1つ目は、巫女が自分の願望や意見を混ぜずに忠実に守護存在の言葉だけを伝えているかを、監視すること。

2つ目は、巫女がチャネルしている霊的存在が低級霊や偽物でないか見極めること。

3つ目は、巫女が下した言葉を解釈し、依頼者の状況に合わせて解説をすること。


これを行うためには、審神者には卓越した知識と洞察力、そして誠実な心が不可欠です。

チャネリングにおいて、巫女こそが主役であり偉い人のように思えますが、それは誤解で、審神者のほうが地位も経験も上なのです。


本来、チャネリングをするならば、審神者のスキルを持っている人に監督してもらうことが大切です。あなた自身のことを尋ねて実行するだけならまだしも、他者が関わるなら審神者の監督をあおぎ、情報主の正しさや情報の正しさを吟味してから、他者に伝える必要があるのです。

とはいえ、現代の日本において、審神者を担えるほどの知識や洞察力を持った人はほとんど存在していません。



チャネラーの存在意義は非常に大きい。

実情として、チャネラーの存在意義は非常に大きいです。

人生に迷いや悩みを感じたとき、現代人が最も頼りにしているのはチャネラーに類する人でしょう。その判断はあながち間違っていません。メンタルカウンセラーも哲学者もあなたの使命や課題を知りませんが、チャネラーはそれを知ることができます。

不倫や浮気をはじめとする恋の悩みをチャネラーに相談する人も多いですが、そこにも確かに意義があります。

不倫や浮気は社会の道徳には反していますが、しかし恋愛やセックスへの欲求というのは本来人間にとってグルメ欲求のように多方面かつ恒常的に芽生えるものなので、一概に否定(批判)は出来ません。しかし心療内科など社会的権力を持った人たちは、そうした人間の欲求を認めてはくれませんから、善悪の指摘なしに相談者の悩みに応じてくれるチャネラーという人々は、重要な存在です。


もちろん、チャネラーにも質の良し悪しがあるので、相談や鑑定を依頼する際には人選びに注意が必要です。

​基本的には、個人でひっそりとやっている人よりも多数のチャネラーや占い師を集めた仲介サイトを経由したほうが、質の良いチャネラーを見つけやすいです。また、第三者の監視と管理が入るため、トラブルが起きにくく、万が一トラブルが起きても損失をカバーしてもらえやすくなります。​



ある意味では、「本物のチャネラー」はどこにもいない。

このサイトらしくシビアな定義から言うのであれば、「本物のチャネラー」と言えるような人は商業界にはいません。日本のみならず、海外の商業チャネラーにもいません。

チャネラーは本来、自分の降ろした言葉が真実のものであるかを判断するためには、審神者(サニワ)能力のある人に審判・解釈してもらってから他者に言葉を届けるべきなのです。古代日本の卑弥呼は、これを行っていました。平安時代の巫女も、サニワをつけている人が多かったです。

しかし現代チャネラーに、そうした慎重さを持つ人はほとんど1人もいません。誰も自分のチャネリングに慎重さを持っていないのです。

「マグダラの書」という、マグダラノマリアをチャネルした本の著者は、きちんとサニワをつけていました。有名な出版物でサニワの審判を通しているのはこの本くらいです。

まぁ、サニワを行えるほどの知識や経験、識別力を持った人間がほとんど皆無なので、サニワを付けることは難しいです。

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