風邪を引いたとき、「浄化が起きているのね」などと言うスピリチュアリストを見かけます。
これは本当なのでしょうか?
基本的には、環境によるもの。
風邪をひくとき、それは基本的には環境によるものです。
傘をささずに冬の雨の中を歩いた、学校で友人の風邪ウイルスを移されてきた、といったことです。
その人のとった行動や出入りした場所に因果関係があり、自分の行動がとった病気にすぎません。
家に籠りすぎる、などで免疫力が低下していると、風邪をひきやすくなります。
季節の変わり目には風邪をひきやすいですが、気候の変化に対して体が適応するために、仕方ない面もあります。
このように、風邪を引くことには大抵は何か因果があるため、それを改善したり気を付けたりする意識が大切です。
浄化のために引き起こされる風邪も、まれにあります。
体内浄化を急速に促すためにガイド霊が風邪を引き起こす、というこも、まれにあります。
風邪を引くと、嘔吐したり下痢をしたりして食べたものを強引に排出することになりますが、これは一種の浄化作用です。
食欲がなくなりものを食べなくなりますが、それにより強制的に断食のような状態になり、やはり体内の清浄化を助長します。
このようなことを目論んで、ガイド霊が意図的に風邪をひかせることがあります。
「浄化のための風邪」はまれに過ぎない。
上記のような「浄化のための風邪」は、まれに起きるものにすぎません。
ある種のスピリチュアリストは自分や知人が風邪をひくたびに「浄化ね」と言いますが、それはかんちがいなのです。
「波動が上昇する兆し」などではないですし、「ステージが変わる前兆」などでもありません。
「風邪は浄化」と言う人は無知で無責任なスピリチュアリストが多い。
風邪をひいたときに、年配のスピリチュアリストなどに「あなたの身に浄化が起きているのよ」と言われると、「この人は物知りだ。頼もしいな」と感心してしまいがちです。
しかし、それは誤りです。
「風邪は浄化」とすぐ言うようなスピリチュアリストは、むしろ霊的真理について無知な人が多いです。スピリチュアルな情報を色々とかじってはいるが、真理を知っているわけではない、という感じです。
また、「風邪は浄化」とすぐ言うようなスピリチュアリストは、「原因と結果」に対して無責任な人が多いです。
娘が風邪をひいたのは雨が降るたびに学校まで車で送り迎えしていた過保護な行動にあるのに、そうしたことを改めようともしないのです。そしてすぐ神秘的な力や便利なもの、お金に頼ろうとします。
神秘主義な人、神頼み的な人が多いのです。
レイキ伝授を受けたときに起こることも。
「浄化の風邪」は、生活スタンスを変化させようとするとき、変化させるべきときなどに起こりやすいものです。
たとえば、レイキ伝授を受けた直後にも起こりやすいです。
霊触などの繊細な感覚を身に付けるために、体内の不純物を洗い流そうと、風邪をひきます。
「好転反応」という言葉でよく呼ばれています。
オーラソーマのグリーンのボトル、クリアーのボトルを使ったときなどにもよく起こります。
好きな人が変わったときなど。
たとえばれなのスピリチュアルコラムを読んで、都会的な男性よりもナチュラルな男性を好むようになった人がいるでしょう。週末に飲み会にばかり行っている以前のあなたではナチュラルな男性と合わないため、ガイド霊はあなたに「浄化の風邪」を起こします。
「3日くらい何も食べられなかった」などということがあるかもしれませんが、そのあとにまた飲み会にばかり繰り出していては意味がないのです。
「浄化の風邪」のあと、お酒や味の濃いものなどに対して以前よりも不快感を感じるようになったはずで、そのセンサーに従って食や出入りする場所を変えていくべきなのです。
懲りずに焼肉屋にばかり行くなら、また2~3か月後に風邪で寝たきりになるかもしれません。
グルメが趣味だったのにそれがきつく感じるようになったなら、その趣味を控えましょう。
出入りする場所が変わったときなど。
都会遊びよりも自然遊びを好むようになった、自給自足をする人たちの輪に入っていくようになった、など、出入りする場所が変わったときにも「浄化の風邪」が起こりえます。
ナチュラルな、繊細な人たちと波長が合いやすいようにするためです。
農業をする人が皆、繊細な感覚を持っているわけでもありませんが。
浄化が起きても、行動を変えないと意味がない。
「浄化の風邪」が起きてあなたの体内が急速に洗浄されたなら、その後あなたの行動を変えないと意味がないのです。
また同じように飲み会やグルメ女子会ばかり繰り出していたのでは、浄化が起きた意味がないのです。
「浄化の風邪」かどうかの見極めは難しい。
風邪をひいたとき、それが「浄化の風邪」であるかの見極めは難しいです。
なんでもかんでも「浄化の風邪」と思い込んで生活習慣を変化させるのが良いとは言えません。
たとえば、長距離トラックの運転手をしていていつもガソリンの臭いにまみれているなら、生活を繊細にしないほうがよいです。ガソリンの臭いに耐えられなくなるからです。
たとえば、美容師をしていていつも薬液を扱っているなら、生活を繊細にしないほうがよいです。薬液に耐えられなくなるからです。
「浄化の風邪」かどうかを確実に見極めたいなら、管理人様にチャネリング相談を依頼してみるとよいです。ガイド霊の見解を正しく知ることができます。
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