昔から使われる言葉である《虫の知らせ》。これはどういう意味なのでしょうか?
本当に存在するのでしょうか?
虫の知らせとは?人の死などをなんとなく感知すること。
《虫の知らせ》とは、根拠はないけれど遠くで何かが起こったことを察知する様を言います。一般的に、人の死など悲しい出来事の察知について使われます。
《虫の知らせ》はサイキックの1つ。霊感の強いほど起こりやすい。
アニメなどではよく、主人公などが《虫の知らせ》を感じ取り、残してきた仲間が戦死してしまったりするのを察知する様子が描かれます。
現実にも、このようなことはまれに起きます。
《虫の知らせ》はサイキックの1つであり、つまり霊感の強い人ほど体験しやすいものです。霊感の乏しい人は体験することはまずないでしょう。
《虫の知らせ》はサイキックの1つではありますが、霊視や霊聴などとは異なり、映像や言葉による明確なものではありません。「なんとなく感じる」というニュアンスのもので、《直感》に近しいものがあります。
《虫の知らせ》と思っても勘違いであることも多い。
近親者の死などを霊的存在たちが伝言するいわゆる《虫の知らせ》は、実際に起こっているものではありますが、しかし当人の気のせい・思い込みであることも少なくありません。
たまたま、その人を思い出したタイミングとその人の不幸が重なっただけなことがあるのです。あまり意識していませんが、人は一日の間に思いのほか大勢の知人のことを考えるため、その思索と不幸が重なることは、全体で見ればそう珍しいことではないのです。
熱感を伴う《虫の知らせ》もある。
近親者の死を、強い熱感で感知することもあります。
これも《虫の知らせ》と言えるかもしれません。
基本的にこのタイプのものは、エネルギーを熱として感知する《霊触》というサイキック能力が芽生えていないと起こりません。
危篤や重病の知人がおり、急に胸のあたりに熱感を感じるようなことがあったなら、その人が死を迎えたか確認をとるとよいかもしれません。
つまり、レイキを会得している人は《虫の知らせ》を体験しやすいと言えます。
胸の熱感のすべてが《虫の知らせ》というわけでもない。
ただし、不意に襲ってくる胸のあたりの熱感が、すべて死者からのメッセージというわけではないのです。
誰かがあなたに強い好意を持ったり、あなたの書いたSNS上の文章などを読んでトキメいているようなときにも、その念が熱感としてあなたに飛んできます。
他にも、あなたに好意を持っている人があなたのマンションの敷地内に入ってきた瞬間に、熱感を感じたりすることもあります。
また、あなたに好意を抱いている人やあなたとツーカーの仲にある親密な人が大きな痛みやショックを受けたときに、その念があなたに飛んでくることがあります。あなたに伝えたいわけではなく、不意に共有してしまっている状態です。
このように、熱感によるサインは様々なケースがあるので、一概に《死の知らせ》とは言えません。
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