スピリチュアリストには、「背中に羽(翼)がはえたみたいな感じがする」といったようなことを言い出す人がいます。もちろん彼女の背中には羽(翼)など生えておらず、彼女もそれをわかってはいるのですが、でもそのような感覚を受けるようです。
一体彼女の身には何が起こっているのでしょうか?
背中の羽(翼)は「オーラの流れ」に対する皮膚感覚。
これは、「オーラの流れ」を感じ取っているのです。
人のオーラは、会陰部(性器とお尻の間)にある第1チャクラから頭頂部にある第7チャクラにかけて上昇していき、頭頂部から身体の周りを噴水のように放射状に周り、また会陰部に戻っていきます。この流れを四六時中延々と繰り返しています。
いえ、本来はそうだったのですが、現代人のほとんどはそうではないのです。
第1~第7までのすべてのチャクラが活性化している場合にはそのようなオーラの流れが起きるのですが、不活性なチャクラがあると、そこでオーラの流れは止まってしまうのです。
ほとんどの現代日本人は、第1チャクラすら満足に活性していません。
レイキの後などチャクラが開いているときに感じることが多い。
そのような、オーラの流れの滞った生活を長らくしていたのち、エネルギーワークを受けたり自ら霊的成長を遂げたりして第1~第7までのチャクラが活性化すると、当人はこれまでになかったオーラの流れ感覚を感じることがあります。特に、霊触サイキックが発達しておりエネルギーが触感としてわかる人は、オーラの流れや存在を強く感じます。
そのオーラの流れが、背中に大きな翼がかぶさっているかのように感じるのです。
レイキのアチューンメントやヒーリングを受けた直後などに、感じることが多いでしょう。
宗教画に描かれる天使の翼は、霊視力のある人が視た「オーラの流れ」。
ちなみに、宗教画などで天使の背中に立派な翼が描かれるのも、これと同じ仕組みです。
実際には古代に遡ろうとも翼の生えた人間のような姿の天使など存在してはいなかったのですが、天使の転生者たち(クリスタルチルドレン)は各チャクラの活性状況がよく、そのため霊視能力のある人がその天使転生者を見たときに、オーラの流れが大きな翼のように視えたのです。
それをとある画家が翼としてくっきり描いたことから、次第に「天使=背中に翼がある」という認識で広まり、あちこちの絵画に翼を持つ存在として描かれるようになりました。
これは、中国の天女の、独特な長いヒレを持つ羽衣の描写にも同じことが言えます。
「天使の輪」もオーラ(チャクラ)が視えている状態。
また、《天使の輪》についても同様です。
あのような輪っかを物理的に持つ人などいないのですが、天使の転生者たちは第11チャクラが活性化していたため、頭頂部20センチくらい上空にあるその第11チャクラの輝きが、輪っかとして視え、そして描かれました。
正確に言えば、輪っかというよりも円盤状に視えることが多いです。そのため宗教画の中でも古いものは、《天使の輪》が輪っかではなく円盤状で描かれています。
また、天使だけでなく聖人と言われる人々にも、この光の円盤が頭上に描かれているのを見受けられます。
イエスキリストの時代の聖職者には、天使の転生者でなくとも第11チャクラが活性化した者がいたのです。
この頭頂の上のチャクラのことを「第8チャクラ」と呼ぶ人が多いですが、それは誤りです。皆がそう呼んでいるならそれでも良いのですが、厳密にいうならば《天使の輪》に該当するのは第11チャクラです。
天使の羽のように感じるオーラは「背中のチャクラ」ではない。
天使の羽が生えたように感じる背中の感覚について「背中のチャクラ」と語っている人がいますが、それは勘違いです。背中にチャクラというものはありません。
Comentários