近年、「推し活」という行動が盛んです。
大好きな芸能人やアニメのグッズを買い漁ったり、そのイベントに出かけたりすることです。その象徴として、表紙が異なるだけの同じCDを3枚買う、付属のブロマイドを全種類集めるために映画に10回行く、といった行動が挙げられます。
「不誠実な商売」と言われたものを大衆は選択した。
「同じCDを3枚買う(買わせる)」といった現象は、2000年代中盤にAKB48が、いわゆる「握手券商法」で取り入れたことで社会問題となりました。このとき、秋元康プロデューサーやその周辺の企業は、「不誠実な商売だ!」と大きな批判を浴びました。
それでも同じCDを買うのはそのアイドルの盲目なファンだけだ、と言われましたが・・・数年経ってみると、他のアイドルも、そして芸能界のみならず漫画やアニメ、映画など様々な業界で、そうした商法は大繁盛しました。
今ではおまけ商品を目当てに同じ映画に何回も行く、といった商法や行動を、いちいち揶揄する人もいなくなりました。
漫画家は、原画展と称して、原画の複製を額に入れて数万円もの値段で売ります。それが飛ぶように売れます。会場では様々なグッズが同時に販売され、高額でもなおそれらも売れていきます。
「この商品はあまりにも高すぎるのではないか?」「同じような商品を売りすぎなのではないか?」と明らかに思えるような状況で、ファンたちはうれしそうにそれを買っていきます。グッズが販売されることを、ファンたちは渇望しているそうです。
「推し活」がこんなに盛んなのはなぜ?
いわゆる「推し活」と呼ばれる過剰なファン商売は、なぜこんなにも大衆に支持されたのでしょうか?
それは、平成世代の大半を占めるクリスタルチルドレンたちの気質に関連していそうです。
天使の魂を持つクリスタルチルドレンたちは、本来、とても愛情深くて尽くし気質です。
人を好きになったときのトキメキは大きく、素直にその好意を表現しようとし、抱きしめにいこうとします。彼が困っていれば助けようとします。
しかし、現代日本の恋愛観は、「女は恋愛で受け身であるべき」「男が尽くすべき」「女が尽くすのは損だ、ばからしい」といったことを語ります。小学生にもなり自我が芽生えると、女の子たちはもう、こうした冷めた恋愛観に染まってしまいます。
恋愛への関心は大きいのですが、自分から男性に愛情表現をしたりはしません。
彼女たちはそれによって、フラストレーションを溜めるのです。
「好きな男性に尽くすのは格好悪い」と言われてしまうため、トキメキや愛情をタレントやアニメに注ぎます。周りの子たちもそれを楽しんでおり、批判してこないので、そのファン行動はどんどんエスカレートしていきます。
なお、ペットに高価な食品を買い与えたり、ペット用の洋服、おもちゃなど買い与える人々も、同じ深層心理です。尽くし欲求を恋愛に向けられないために、代替行為をするのです。
推し活に夢中な女性は、本当は大恋愛がしたいはず。
つまり、あなたが「推し活」に夢中になってグッズなど買い漁っているなら、あなたは本当は、生身の男性に思いきり恋愛をしたいのでしょう。
あなたが尽くすほど彼はあなたに尽くし返してくれないかもしれませんが、それでもあなたのトキメキのままに「大好き!」と伝えたり遠くまで会いに行ったり、彼のためにスイーツを作ってみたり、するとよいです。
芸能人のコンサートに行ったって、遠くから米粒のように小さな姿が見えるだけです。生身の男性に恋をするなら、もっと間近で、少なくとも目を見つめ合ってお茶をしたりおしゃべりしたりできるでしょう。それは、使いもしないグッズが溜まっていくことよりも虚しくないはずです。
あなたの友人や娘さんなどが「推し活」に夢中なら、「あなた、思いきり恋をしたほうがよいのでは?」とそれとなく伝えてあげたらよいです。彼女の恋を応援したり、手伝ってあげたらよいです。
妖精系のクリスタルチルドレンは尽くし気質ではないが・・・
植物や鉱物の魂を持つタイプのクリスタルチルドレンは、本来、魂としては尽くし気質ではないです。人にはあまり興味がなく、恋愛にあまり興味が無い傾向です。
彼女たちもまた、現代日本では推し活に夢中です。
この要因は、妖精系のクリスタルチルドレンも膣が濡れやすいからです。
膣は濡れやすいが生身の男性に興味がない、という状況において、彼女たちは性的興奮の衝動をタレントやアニメに向けるのです。
「推し活」には人の本性が現れます。
恋愛的なエクスタシーが欲しいですし、「愛する」「尽くす」という自発的行為が本当は気持ちいいのです。
「恋愛に無関心」は嘘。
「近年の若者は恋愛に無関心」とあちこちのメディアは書きます。
しかしそれはでたらめです。このように、近年の若者は恋愛衝動をアイドルやアニメキャラに向けます。そして、そうでない人たちは今度は、「恋活アプリ」のようなものに登録して、友人たちにわからないように恋愛をします。
恋愛をする、というよりは、セックスを漁ります。
恋活アプリにいる男性は、セックスがしたいだけです。二股、三股がしたいのです。クラスメイトと恋愛するとその様子が周囲の人々にバレますが、恋活アプリであればバレないため、容易に二股、三股が出来るのです。
女性たちは、「私は本気の人を探している」と言いますが、その本音はやはりセックスの相手を求めています。つまらない男性に当たってしまったときに、「男は二股ばかりでウザい」などと愚痴るだけです。
端的にセックスフレンドを得る、という目的において恋活アプリは合っていますが、しかし女性から見て質の良い出会いにはなっていません!軽薄な男性に言いくるめられて体を開き、それで自分も満足したと思っています。騙されたことを騙されたと思っていないのです・・・。
簡潔に言えば、女性の多くもワンナイトラブがしたいのでしょう。
もっと上品にワンナイトラブの相手を探せばよいのではないでしょうか。相手に口説かれるのを待つのではなく、自分から好感の持てる男性に声をかければ、もっと上質なデートになり、もっと上質なセックスになります。
そのキッカケがインターネットであること自体は悪くないでしょう。
コミュニケーションのとれるインターネットの多くが、プロフィールや日記の公開機能を持ちます。それによって、端的に人柄が伝わるのです。クラスや職場の異性の趣味や考え方を知るのはなかなかに難しいものです。職場の男性の中でスピリチュアルな話が好きそうな人を見つけるのは、至難の業でしょう。
恋愛したいのはあなただけではないわけです。
なぜこんなに占いが流行るのでしょうか?女性たちは皆、恋愛がしたいのです。
女性たちは「恋愛したい」「セックスしたい」と素直に友人に話さないだけです。本音を言うことが恥ずかしいのです。だから伏せていますが、恋活アプリの盛況や推し活の盛況が、女性たちの恋愛欲求の強さを映し出しています。
〇〇グループのAくんに夢中だと言いながら、××グループのBくんにも夢中です。それは浮気と同じです。つまり、女性たちの多くも浮気性なのです。
自分が一途ではないことに気づき・認めることは大切です。
(本当に一途ならそれはそれでよいです。)
「恋愛がしたい」「セックスがしたい」と感じるなら、その欲求に素直になればよいです。適した相手を得るための行動をしましょう。あなたのその行動を、友人たちに話す必要はないです。みんな話していませんから。
住んでいる場所が遠くても、好きなら会いにいけばよいです。推し活でグッズのために2万円を払っているなら、デートのために2万円を費やすのは惜しくないでしょう?2万円あれば日本のどこにでも行けそうです。
ワンナイトラブでもよいのです。
男性が求めてくるワンナイトラブには乗るべきでないですが、あなた(女性の側)が「ワンナイトラブでもいい」と感じているなら、その彼とのセックスが一度きりのものであってもよいのです。
れなのコラムをよく読むような女性は、誠実で優しい男性でないとセックスする気にならないでしょう。そのような男性はとても少ないです。相手選びは慎重になってください。
スピリチュアルな話がしたいですか?適した男性はなおさら少ないです。
Comments