人は誰しもブループリントを携えて生まれてきます。
ブループリントは使命とほぼ同じ意味で、「今生で果たすべき貢献」のことです。または「達成すべき課題」です。
ブループリントは基本的に、辛く険しいものですが、中には「愛すること」をブループリントに持つ人もいます。恋愛を楽しむことが、ブループリントな人もいるのです。
快楽的だが、簡単とも言えない。
恋愛と言えば、快楽的な行為です。他の人から見ればうらやましく感じます。
しかし、「簡単」とも言えません。
「愛すること」だからです。
「愛されること」ではなく、「貢がれること」でもありません。
日本人女性は恋愛を好みますが、もっぱら「愛されること」「貢がれること」を期待してばかりです。「愛する」女性はほとんどいません。
「自分から愛するなんて損だ」「自分から愛するなんてプライドが傷つく」と感じるからです。ほとんどの女性はそう思っているでしょう。高慢なのです。
そのため「愛する」というブループリントは、意外と難しいものと言えそうです。
ブループリントの「愛すること」は何をすればよい?
では、ブループリントにおける「愛すること」は何をすればよいのでしょうか?
「献身することの喜びを理解すること」です。
彼にプレゼントをもらって「この人大好き!」と感じることではありません。たとえば、手料理を作って食べてもらうときに喜びを感じたことのある女性はいるでしょう。そのようなことです。
「彼を喜ばせてうれしい」
「彼の役に立ってうれしい」
そのような体験を重ねることが大切です。
そのためには、「献身する」ということを実際に行う必要があります。
いえ、「献身する」と考えなくてよいです。「優しくする」と考えましょう。
ちょっとした手をさしのべる、優しく話しかける、といったことを重ねましょう。わがままにならないように気を付けましょう。
彼氏に車で送迎してもらうのが当たり前、と考えるのではなく、あなたのほうから彼の町まで会いに行きましょう。
「高価なディナーじゃなくていいのよ」と微笑んであげましょう。
必ずしも、「恋人」という立場にならなくてもよいです。
愛する魅力のある男性を愛せばよい。
「愛する」ということを苦心しなくてよいです。
あなたが「愛する価値がある!」と感じる、魅力的な男性を愛せばそれでよいです。
誰かに口説かれるを待つ、受け身な恋愛はやめましょう。
あなたが好感を感じる、尊敬や共鳴を感じる、そんな男性と恋愛をするようにしましょう。ドキドキする男性と、素直に恋愛を楽しみましょう。
そのような男性なら愛せるはずです。
素直に感情を表現しましょう。
「大好き」「素敵」「くっつきたい」「えっちがしたい」
そのような好意的感情を、素直に口にし、伝えましょう。最初は口に出すのでなくメールや手紙でもよいです。自分の好意的感情を素直に伝えることが大切です。
「大好き」「素敵」などと伝えるとき、言ってもらったのではなく言った側なのに、とても幸せな気持ちになるのを感じるでしょう。
「大好き」と伝える際、相手が笑顔でそれを喜んでくれる・受け入れてくれるとき、人はとても幸せなのです。「好きだよ」と言われるのと同じくらい、ときにはそれ以上、幸せな気持ちになるのです。恍惚を感じるのです。
それが「愛する喜び」というものです。
愛情が相手に受け入れてもらえるとき、人はとても幸せです。
この官能に気づいたとき、追われる恋愛など興味がなくなるでしょう。
「大好き」と伝えても、無反応な男性もいるでしょう。
そういう男性はやめたほうがよいです。あなたは、恋愛観を少し変えたほうがよいです。
好意を伝えたのに進展がない?上手く伝わっていないかも。
女性の方から「好き」と伝えたなら、まず間違いなく二人は親密な仲へと進展していくでしょう。男性たちのストライクゾーンは非常に広いですし、女性から好意を告げられるとうれしいものです。
あなたが好意を伝えたつもりなのに、彼との仲が進展しないなら、「あなたの好意が彼に伝わっていない」可能性が考えられます。
あなたは好意の言葉を、さらっと言い過ぎたのではないでしょうか?
たとえば、「尊敬しています」と伝えたのでは、恋愛的好意だとは受け取られない可能性が高いです。
また、「あなたが好きなのでお仕事がんばってください」などと生真面目な文で伝えた場合もやはり、「好きっていうのは、慕ってくれているという意味だろうな」と解釈されてしまうことが多いです。
恋愛的な好意は、もっと可愛らしく伝えるべきです。
「好きです♡」
「好きです(*^^*)」
「あなたのことが気になっています(*^^*)」
といった具合です。
恋愛的なドキドキ、トキメキ、恥じらいを含んだものであることを、絵文字や顔文字など駆使してはっきり伝えましょう。
また、何度か伝えると良いです。彼はあなたの好意を理解するでしょう。
あなたのことを彼は知らないのでは?
近年、インターネットを介して異性と出会う・異性を知ることも増えています。
SNSで雄弁な書き込みをする人、精神的なブログを書いている人、そのような人に好感を抱いて近づく女性もいるでしょう。
あなたは彼の文章をたくさん読んで彼のことを色々知っていますが、彼はあなたのことを知らないのではないですか?あなたの愛のメールが優しそうで、そこに好感を感じたとしても、あなたの顔を知らなかったら、恋愛相手として意識してよいか戸惑います。
相手にあなたのことを知ってもらう必要があります。告白のメールだけでは足りないでしょう。プロフィールなど記載しているSNSがあるなら、それを彼に見てもらいましょう。
また、それとなくあなたの顔写真を彼に見せるべきです。SNSに写真を載せることに抵抗があるなら、そこには載せなくてよいです。他の方法で見てもらえば良いです。たとえば、「先日沖縄に行ったときの写真です。海がとても綺麗でした♪」などと添えて、あなたの顔の写っている風景写真を送ったりすれば、自然です。
生も若さも永遠ではありません。
特定の男性に恋愛的好意を感じているなら、なるべく早くその思いを伝えるべきです!「いつか・・・」と思っていると、何も出来ないまま終わってしまいかねません。
若いうちのほうが深く愛されやすいですし、今の時代、どんな天変地異が私たちの生を終わらせてしまうかわかりません!
また、あなたが好意を伝えないと、他の誰かが彼にアプローチをして、彼を奪い去っていってしまうかもしれません。「もう彼女がいるから君の好意には応えられないよ」と断られるのはさみしいものです。
しばらく身動きがとれない、といった状況があるとしても、好意を伝えるのは今で良いはずです。遠く離れていても、親睦をはぐくむことは出来ます。
セックスでも相手を喜ばせてあげましょう。
手料理をふるまったり、彼の仕事を手伝ってあげたりするのはとてもよいことです。彼の家まで会いに行くのもよいことです。
しかし、セックスでも彼を喜ばせてあげましょう。
丹念に愛撫をしてあげたり、可愛い下着を身に着けたり、するのです。彼の喜びそうなことを考えてください。それをしてあげましょう。
率直に言って、セックスにおける献身が、男性にとって最も大きな幸せです。それを贈ることが、彼にとって最も大きなギフトです。
セックスのことがよくわからないなら、とにかく可愛くおしゃれをして会いに行くとよいです。
あなたが、「セックスで献身するのは男性に性奴隷にされている気がする」と感じるなら、セックスで献身しなくてよいです。奴隷になる必要はないですし、嫌なことを無理にする必要はないです。セックスの場面では特に、嫌なことを無理にしなくてよいです。
しかし、一通りセックスを体験し、セックスの気持ちよさを知ったなら、「性的な官能を施されることがどれほどうれしいか」それをあなたは悟るでしょう。男性も同じなのです。「彼をとても喜ばせたい」という思いがあるなら、セクシュアルな面でも喜ばせてあげるとよいです。
ピンクやヴァイオレットのソウルカラーの人に多い。
「愛すること」をブループリントに持つのは、ピンクやヴァイオレットのソウルカラーの人に多いです。ピンクパーソン、バイオレットパーソンのことです。
ヴァイオレットのテーマは「奉仕」で、「恋愛的献身」は厳密にいえば奉仕とは言えません。しかし、奉仕の精神に至るために、「恋愛的献身」というステップを踏むことが大切なのです。ほとんどの女性は、恋愛という動機がないと、人に尽くそうとしないからです。恋愛を通して、尽くすこと(奉仕すること)の喜びを悟るのが、有効なのです。
今生において、「奉仕」を意識しなくてもよいです。好きな彼を楽しく愛する中で、自然とあなたは、献身することの喜びを体感するでしょう。それでよいです。
恋愛を通して、「愛することは楽しい」「喜ばせることは楽しい」と気づいてください。
「恋愛はくだらない」と多くの人は言いますが、愛することをブループリントに持つ人にとって、恋愛を楽しむことは大切です。
Comments