「ガイド霊や守護天使にはあなたの心が筒抜けです」といった霊的真理を、わかっているようでわかっていない人も多いようです。
スピリチュアル業界に、天使や霊感の存在を確信していなが不誠実な人が多いのは、これをきちんとわかっていないからです。
「好き」と「好きなのに素直じゃない」は異なる。
ガイド霊や守護天使は、ときにあなたの恋愛を応援します。
あなたが誠実な優しい人で、あなたが誠実な男性を好きになるとき、その恋は両者にとってメリットが大きいので、その恋を応援しようとしたりします。
しかし、あなたが、彼のことが好きなのに好意を素直に伝えようとせず、そればかりか「あっちから告白させようと思わせぶりなそぶりだけをする」といったズルい行動をとるなら、ガイド霊や守護天使はあなたの恋愛を助けようとはしません!
ガイド霊たちは、「あなたが彼を好き」とわかっていますが、「あなたが恋に誠実でない」ことも読めているわけです。
あなたが誠実でないので、その恋を応援しようとはしません。
「謝罪をした事実」と「謝罪の気持ち」は異なる。
人に迷惑や攻撃を仕掛けて、それでも謝罪も罪悪感も抱かない人に対して、ガイド霊はオレンジのオーラを下げます。オレンジのオーラが低いと低級霊に攻撃されたり、健康を害したりします。
社会では、悪事を働いた政治家や事業者が謝罪快感などすれば「彼は反省した」と考え、「偉い人だ」と感心したりします。
しかしガイド霊や守護天使は、「謝罪をした」という事実を見てあなたの心を判断するわけではありません!
あなたがどれだけ神妙な面持ちで謝罪をしても、高価な菓子折りを持参しても、その謝罪に気持ちが伴っていないなら、ガイド霊や守護天使は「こいつは反省していない」と捉えます。
どれだけ巧妙に演技をして刑務所の刑務官をだませたとしても、ガイド霊や守護天使のことはだませません!
謝罪の言葉を伝えたりお詫びの品を贈ったりすることは、何もしないよりはマシです。しかしそれが謝罪や反省を表しているとはかぎらないのです。
謝罪をした「動機」をガイド霊は見ている。多くの人は、苦痛を逃れたいから謝罪をしているだけ。
罪を犯したあなたが「ごめんなさい」と言ったとして、その謝罪行為をした「動機」が何であるかを、ガイド霊や守護天使は見ています。
人が謝罪をするとき、必ずしも謝罪の気持ちや反省の気持ちを持っているとはかぎらないのです!
大きな事件で言えば、不祥事を起こした事業者などは、「刑務所に入るのが嫌だから」という動機から謝罪会見を開いたり償いの寄付をしたりします。「あぁ、悪いことをしてしまった!」と良心を痛めているわけではなく、「刑務所に入るのは回避したい!」と保身の気持ちから謝罪の行動アピールを示しているにすぎないのです。
子供がいたずら・いじめをして「ごめんなさい」と言うとき、言わないといつまで経っても親や先生が怒ったままなので、そこから逃れるために口先だけで「ごめんなさい」を言います。だからこういう子は、同じようないたずらを何度も繰り返します。
「〇〇くんにごめんなさいと言いなさい」と謝罪を促すことは間違っていませんが、そこで謝罪を口にしたからといってこの子が謝罪の気持ちを持っているとは限りません!
人は人の本心がわからないのでどうしようもありませんが、ガイド霊や守護天使はこの子の無反省を見抜いています。
「ごめん」と言うから誠実な彼、というわけではない。
彼氏が彼女に「ごめん」と言ってケーキを差し出すとき、言わないとセックスができないから取り繕っているだけなのです。言わないと食事を作ってもらえないから反省したフリをするだけなのです。同じような無神経な行動を繰り返す男性はまさに、口先で謝罪をしているだけで謝罪の気持ちを抱いていないのです。
しかも、「ごめんと言ってるのになんで許してくれないんだよ!」と逆切れをしてきたりします!結局どうあしらっても狡猾に言いくるめられてしまうだけなので、離れるしかないですし、近づかないほうがよいのです。
「彼は何かしたときごめんと言ってくれるから誠実な人」と言う女性がいます。しかしそれは間違っています。
誠実な男性なら、そもそも「ごめん」と言わなければならないような失礼な言動を、ほとんどしないものです。
「自分が悪かった!」と心から思ったなら、生活態度が一変するもの。
「自分が悪かった!」と心から思ったなら、謝罪行為を神妙に行うだけでなく、生活態度が一変するものです。
本当に誠実な人は、世の中に少ない。
日本の社会人の接客態度は、よく外国人から絶賛されています。
商品がないときに、「申し訳ございません。こちらはただいま品切れとなっております」と頭を下げたりします。だから「日本人は誠実だ」と思われています。日本人同士も、こうした接客態度や社会的な交流を見ることで、「日本人は誠実な人種だ」と思っていたりします。
しかし、こうした謝罪は「日本企業の接客マナー」にすぎず、ほとんどの店員は本心から謝罪をしているわけではありません。
接客にかぎらず、「とりあえず謝罪をする」というコミュニケーション文化が現代日本にはあり、その社会習慣をなぞっているだけなのです。
近年話題になる「させていただく」という丁寧すぎる敬語を多発する企業や人は、誠実なわけではなくただ風潮に迎合しているだけです。
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