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  • れな

「ママのおなかをえらんできたよ」は本当なの?

ひと昔前に、「ママのおなかをえらんできたよ」という本が発売され、話題になりました。スピリチュアリストの数を大きく増やす影響も生んだことでしょう。


この、「ママのおなかをえらんできたよ」ということは、本当なのでしょうか?赤ちゃんたちは、意図的に母親や家庭観環境を選んで生まれてきているのでしょうか?



子供の魂は、親元を選んで生まれてきている。

ざっくりといえば、「YES」です。

昔からよく、「子供には親を選ぶ権利がない」などと言われ、とくに子供が何か不幸をこうむったときには、悲劇の一因とされてきました。近年は「親ガチャ」という言葉があります。

しかし、実際には何百万年の昔から、子供の魂は、ランダムではなく、意図的に親元を選んで生まれてきています。



使命を果たすにふさわしい親元を選んで生まれてくる。

「使命」や「ブループリント」という言葉を知っていることでしょう。人は誰しも、その人生でまっとうしたいと考えている事柄があります。ですから子供の魂は、その使命やブループリントを果たすのにふさわしい環境を選んで生まれてきます。


使命やブループリントは、特定の職業やその中での業績のこともありますが、「厳しい父親に耐える」「叱責という愛情を理解する」といった親子間の確執に関することもあります。こういう場合、同じ家族同士で何度も転生を繰り返したりします。


しかし、現代日本において、親との確執をテーマに生まれてきている人はいません。1976年以降に日本に生まれた人には、親との確執をテーマにした人はいませんし、同じ親元で何度も生まれてきている人はいません。



親は、自分の感性や好みで子供を育てて大丈夫です。

そのため、基本的に親は、自分の感性や好みで子供を育てて大丈夫です。それがだらしないものであっては困りますが、「海外で暮らしてバイリンガルにしたい」「〇〇のならいごとを得意にさせたい」といった特技に関することは、親御さんの考えを尊重して大丈夫です。

しかし、子供が産まれた後に考え方が大きく変わった場合は要注意です。その新たな方向性を、子の魂は望んでいない可能性が大きいです。



1976年以降のに生まれた人は、同性親の価値観が人生のカギ。

1976年以降に生まれた日本人にとって、「ママのおなかをえらんできたよ」の真意は、生き方に関する手引きです。

この時代の人々は、親の、特に同性親の価値観や職業を真似ることを見越して、親元を選んでいます。


親が子供に職業やならいごとを押し付ける行為に対して、「子の自由を侵害している」「親のエゴである」という批判の声があがることがあります。それは確かにその通りで、良くない面もありますが、しかし子供側のブループリントの面から言えば、間違ってはいません。

音楽家の家元に生まれる子供は、親から物心つくまえに音楽の英才教育を受けることを期待して、その家庭、その母、父を選んでいるのです。

ただし、音楽をやっていても、「音楽はノビノビやるべきだ」と考える親元の場合、子供の魂もそのようなノビノビ教育を期待しています。



優秀な宇宙人の場合、親を真似ることは人生の目的にそぐわない。

ピュアインディゴ(きわめて優秀なインディゴチルドレン・宇宙人の魂を持つ人)の場合、親の職業や生き様を真似る計画はなく、ブループリントに必要なスキルの一部を持っていたり、性格が誠実であることを理由にその親元を選んでいます。

が、このタイプの子は、成長していくなかで自分のやるべきことを見つけて、自分で成長していくでしょう。親から教わるということをあまり必要としていません。



親御さんの期待どおりに成長するとは限らない。

親御さんの期待どおりに子供がその道を進むとは限りません。

というのも、子供の魂は人間の体に宿ったことで、生前の記憶を失ってしまうからです。

「ママのおなかをえらんできたよ」の本などで語られるように、3~4才くらいまでは生前の記憶を話し出す子がぽつぽついますが、しかし生前のことや自分のブループリントをすべて覚えているわけではありません。また、ブループリントを覚えていたとしても、暮らしているうちに自我が芽生え、他のことに興味を持ったり、面倒くさくなったりします。

21世紀の子供たちは特に、趣味や職業があまりに多種類あふれかえっているため、それらを垣間見ることで気移りしてしまうことは多く、生前に決めてきたブループリントのジャンルを生きるのはとても難しいことです。また、同じく現代は、エンターテイメントや快楽があまりにあふれかえっているため、何かをがんばることよりも一日中遊んで・だらけて暮らしたいと思ってしまいやすい世相です。

そのため、子供が選んできたブループリントをまっとうさせることは、どの家庭でもとても困難なことです。

大人にしても、スピリチュアリストでさえも、自分のブループリントを生きようなどと考えている人はほとんどいません。



ガイド霊に推薦されただけだったりする・・・。

また、「ママのおなかをえらんできたよ」というととてもうれしい感じがありますが、しかし、その「ママ」の個性・性格に対して好意を持って生まれてきたというわけでもないのです。

単純に、そのママがその子のブループリントに適した環境を持っていたというだけであって、「選んだ」というのも、子の魂が選んだというよりはアドバイザーのようなガイド霊が「この家庭にしなさい」とあっせんしているのが実情です。そのように、ガイド霊にあっせんされた場合でも、子供は「お空のうえからママを選んだ」というような記憶を持っていたりします。これは、あらかじめ子供の魂にそのような映像を見せてから胎児の体に入らせるためです。

子どもの魂は、ママが好きなわけでもなく、ママと気が合うとも限らないのです。


「ママのおなかをえらんできたよ」は事実ではありますが、実情はあまり感動的なものとも言えません。



堕落した親元を望んで生まれた子はいない。

生まれる親元について、自分の意思などまったく反映されていない子供(の魂)も、います。

たとえば、快楽と怠惰ばかりをむさぼって婚前妊娠をしてしまった親もとに生まれる子などは、そのような親をまったく望んではいません。


新米天使がはずれクジを引かされている。

そのような妊娠では、新米の天使が、「とにかく人間の生を経験する」という目的で選ばれて、生まれてきます。誰も宿らないわけにはいかないため、新米天使がハズレくじを引かされているような状況です。

そのような家庭の子は、風俗のような快楽的な道に進む確率がとても高いのですが、そのような快楽的な人生をブループリントとして選んでいるわけではなく、「そうなっても仕方ないな」という妥協があるだけです。

キラキラネームを付けるような感性を持つ親御さんの子供は、たいていこうした新米の天使です。「ママのおなかをえらんできたよ」というよりも、ハズレくじを引かされているだけです。


親御さんを困らせることが、この子たちの生まれてきた目的。

この子たちは転生歴がなく、勉学をしたことがないので、頭が悪く、モラルがないため、親御さんをひどく困らせます。

むしろ、そうして親御さんを困らせることが、この子たちの生まれてきた目的であったりします。

親御さんが快楽や怠惰をむさぼりほうけた「負のカルマ」に対する懲罰的なものです。

しかし、そのような親御さんは、子供が産まれてもその子どもの面倒に熱中し改心するわけではなく、祖父母や保育園、教育機関に世話を投げてしまったりします。これによって、無関係な人々がとばっちりを受けることになってしまっている実情があります。

つまり、あなたの娘さんが若くして婚前妊娠などしてしまい、手の焼く孫がいたりするなら、その孫の世話を無暗に引き受けず、孫の母・あなたの娘さんに、育児の責任と苦労をきちんと背負わせることが大切です。



「子供はママを助けるために生まれてきた」は誤り!

「ママのおなかをえらんできたよ」が転じて、「子供はママを助けるために生まれてきた」「ママを助けるために生まれてきた子がいる」などと書かれていることがあります。しかしこれは誤りです。

親を助けるために生まれてくる子というのはおらず、親は子に対して、「助けてもらおう」などと期待すべきではありません。インディゴチルドレンもクリスタルチルドレンも、親を助けるために生まれてきているわけではありません。


「親の学び(人間成長)を助けるために生まれてきた」というニュアンスであれば、該当します。

親、とくに母親は、子育てを通して学べることがたくさんあります。とはいえ、それらは必ずしも子育てを通してでないと学べないわけではなく、男性たちの多くは会社でそれらを学んでいます。人との協調性や、部下を叱ったり導いたり助けたりすることです。



子育ての苦労・苦痛は、基本的に母親にとっての「学び」。

子育ての苦労・苦痛は、基本的に母親にとっての「学び」です。子どもがだらしないだけでも、それは母親の学びや気づきを助けることになっています。

ある種の精神レベルに達した女性は、子供が生まれません。子どもを育てなくても、子育てと同等の苦労をこなす精神があり、子育てで学ぶべき気づきの多くをすでに達成しているためです。この人たちは、子育てに追われずに他のことで社会貢献したり自己探求すれば良いのです。

または、高い精神レベルに達していつつ子育ての能力が高い(教育や叱ることが上手い)人は、子供を「託される」かたちで出産をします。

このような親元には、インディゴチルドレンや上級天使の魂が生まれてきて、自立的に育ったのちに大きな社会貢献を果たします。

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