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れな

「ぜいたく」とはどのような振る舞いを言うの?

日本人のほとんどは、1次元か2次元です。

フルタイム勤務に精を出すことで、レッドのオーラは60点くらいにはなりますが、2次元のオレンジのオーラは、40点程度に留まる人が多いです。特に女性には多いですね。それは、日本人女性のほとんどが「ぜいたく」だからです。

大衆の平均的な振る舞いがもうぜいたく過剰であり、「私はぜいたくじゃない」と思っている人の多くも、ぜいたく過剰です。これでは、ぜいたくを克服することは難しいですね・・・

「ぜいたく」とは、どのような振る舞いを言うのでしょうか。



平均的な金銭感覚がもうぜいたくだと心得て。

冒頭文でも書きましたが、現代日本人は、富裕層だけでなく中流家庭の一般大衆も、「ぜいたく過剰」です。一般論から言えば、平均値であればそれは過剰とは言わないのかもしれませんが、霊的真理からすれば「過剰」なのです。「ぜいたく過剰」なのです。

それではオレンジのオーラを高めることはできませんし、2次元を達成することもできません。そして、2次元で低迷する人のほとんどは3次元以降の他のオーラの事柄も、低迷してしまいます。

日本人大衆にとって、ぜいたくを卒業することはとても重要です。

平均的な暮らしをしている人も、楽観せずこの記事を読んでください。



こんな金銭感覚は「ぜいたく過剰」な状態!

具体例を挙げていくのがわかりやすいでしょうか。ぜいたく過剰と言える振る舞いを列挙していきます。


チェーン店での外食を嫌がるのは、ぜいたく過剰。

外食自体がそもそもぜいたくなのですが、日本の都市社会において外食を控えることは困難でしょう。外食はよいとして、その質に着目してください。

よく女性誌で、「私の彼はデートでチェーン店に入る。最悪!」などと書かれていたりします。読者の99パーセントもそれにうなずくでしょうが、残念ながら正しいのは彼のほうです。

デートであろうが、サイゼリヤやサブウェイなどのチェーン店に嫌悪感を示すようでは、あなたはぜいたく過剰です。

外食とは本来、家の代わりに食事を提供する場所であって、豪勢さを味わうための場所ではないのです。すると、サイゼリヤやサブウェイでも充分なクオリティです。吉野家も然りです。そもそも日本のチェーン店は、格安なわりに非常にクオリティが高いです。イタリア人はサイゼリアを見て感動します。

「外食などサイゼリヤで良いや」くらいの感覚を持ちましょう。もちろん毎回サイゼリヤでは飽きるので他の店に入ってもよいのですが、同じくらいの価格帯のお店で満足できるようになるべきです。

男性にはこのような感覚の人が多いです。吉野家の牛丼でも不満に感じていません。


「外食=1,000円以上」は、ぜいたく過剰。

上と似たような話ですが、今度は金額を目安にしたアプローチです。

外食で1,000円以上かけるのが当たり前だと思っている人は、ぜいたく過剰です。

サイゼリヤのランチセットは780円です。ラーメンと餃子で800円です。牛丼とサラダで600円です。700~800円でも充分に、お腹いっぱいになることはできます。

女性をターゲットにした外食店は、1,000円でも「格安!」と表現しますが、それは商売人が作った幻想です。外食に1,000円は高いです。


特に、外部労働をしていて毎日のように外食をするなら、1食に1,000円もかけるのは控えましょう。


家族で誰かのお祝いに外食レジャーをするようなときには、1,000円を超えてもよいでしょう。

家族での外食では1人1食3,000円くらいが当たり前、と思っている人が多いでしょうが、それはぜいたく過剰なのです。

焼肉屋や寿司屋などは、ぜいたく過剰です。1年に1回くらいはよいでしょうが。


スーパーのPB製品を嫌がるのは、ぜいたく過剰。

今度は日常食に目を向けましょう。

スーパーマーケットで売られているプライべートブランドの食品に対して、「質素でイヤ」と嘆く人は、ぜいたく過剰です。

プライベートブランド食品のほとんどは、安価でも充分なクオリティを持っています。そのクオリティで満足できる感覚を持っているべきですし、その価格のものを買うことに満足できる感覚を持ってるべきです。


日用品においても同じです。

プライベートブランドの品で充分です。「ティッシュはエリエールでないと嫌」などというのは、もうぜいたく過剰です。


4人家族で月収30万円で暮らせないなら、ぜいたく過剰。

大人2人子供2人、程度の家族構成なら、月収30万円の世帯収入でも充分に暮らせるはずです。旦那さんの年収が400万円もあれば可能ですし、奥さんも働くなら「旦那300万円妻100万円」くらいでも可能です。

つまり、「結婚するなら旦那の年収は絶対に500万円以上」と考える女性は、ぜいたく過剰です。年収500万円の男性を貧乏だと思っているなら、あなたはもう致命的にぜいたく過剰です。


1人暮らしで月収20万円で暮らせないなら、ぜいたく過剰。

一人暮らしの基準で言えば、月収20万円で足りないと感じるなら、あなたはぜいたく過剰です。

「月収30万円はないとまともな一人暮らし生活はできないから、多少ずるいことをしたって仕方ない」と考えているなら、その考えは改めてください。

不誠実な仕事を辞めてでも、月収20万円程度で一人暮らしできるようになりましょう。

あなたの家の家賃はいくらですか?都会でも、家賃6万円でも充分に上等な部屋が得られます。地方なら4万円で快適な部屋が手に入るでしょう。そのグレードの部屋に不満を感じるなら、あなたはぜいたく過剰なのです。

生計にゆとりがあるとしても、家賃7万円の部屋を欲しがる人は、「質素」という観念が低いでしょう。


しまむらの衣服を軽蔑するなら、ぜいたく過剰。

今の時代、上質でも安価なものがたくさんあります。

たとえば服飾品で言えば、しまむらなどは非常にがんばっています。わずか2,000円程度のトップスでも、充分なかわいらしさ・品質を持っています。

あなたがしまむらやその製品を軽蔑しているなら、あなたはぜいたく過剰です。

服を買うときは必ずパルコで、必ずブランドものを、という人は、ぜいたく過剰です。


ニトリの家具・インテリアを軽蔑するなら、ぜいたく過剰。

ニトリの家具・インテリアを軽蔑しているようなら、ぜいたく過剰です。

大型スーパーのプライベートブランドの家具・インテリアにも同じことが言えます。


使い捨てのものばかり使っているなら、ぜいたく過剰。

マスクはいつもコンビニで買う、雑巾はウェットシート、来客があったら割りばし、外出時の水分補給はもっぱらペットボトル、といった生活習慣なら、ぜいたく過剰です。


スーパーフードばかり買っているなら、ぜいたく過剰。

食の健康に気を遣うのは良いことですが、そのためにスーパーフードばかり買っているなら、ぜいたく過剰です。

アサイー、チアシード、ローヤルゼリー、ドライフルーツ、亜麻仁油、メープルシロップなどのことです。

日本で古来から日常的に食されている安価な食べ物の中にも、スーパーフードと定義できる高栄養価なものは多いです。玄米、そば、納豆、甘酒、大豆、梅干し、緑茶、よもぎなどなど。純粋に栄養のことだけを考えているなら、海外から輸入された高額なスーパーフードではなく、こうした日本でとれる安価なスーパーフードを食べたほうが良いです。

健康にこだわっているつもりが、高価な舶来品に心酔しているだけになっていませんか?


車にばかり乗っているなら、ぜいたく過剰。

ちょっとした外出でも車に乗っているなら、ぜいたく過剰です。

自転車で20分程度で行ける距離なら、自転車に乗りましょう。

地方の人々にとって、たしかに車は必需品でしょうが、都会に暮らす人にとって車はあまり必要性がないでしょう。少なくとも、100万円もの多額のお金を払ってまでして得るものとは言えません。

自転車で行ける範囲の距離を自転車で行くようになると、車の必要性があまり感じられなくなり、車を買うのをやめたり、安価な軽自動車でいいや、という流れになるでしょう。それが正常です。

どうしても車が必要なときは、タクシーを利用すればよいのです。ちょっとした距離に3,000円もかかりますが、自家用車の出費に比べれば微々たるものです。


3つ星ホテルで不満を感じるなら、ぜいたく過剰。

旅行で、3つ星ホテルでの宿泊に不満を感じるなら、ぜいたく過剰です。

日本人女性は特に、旅行においてぜいたくを求めすぎています。

旅行とは景色や風情を楽しみにいくものであって、毎晩豪華なホテルに泊まり、毎晩ごちそうを食べるものではありません。

景色を見ることは、入場料500円程度で済みます。それなのに、宿泊は1泊1万円ですか?旅行にお金を払っているのではなく、観光業者の作った過剰装飾にお金を払っている不毛に気づいてください。

特に、二十歳そこそこの若い女性が1泊1万円も費やす国は、およそ日本くらいしかありません(近年の中国や韓国もそうですが。)。欧米人の女性たちはもっと質素で、1泊3,000円程度の2つ星ホテルやゲストハウス、ロッジで充分に満足しています。発展途上国では1,000円程度です。本当にそうです。欧米人女性がタイへ旅行に行くとき、1泊1,000円程度の宿に泊まります。


旅行ですべて外食をしているなら、ぜいたく過剰。

旅行では、食事においてもぜいたく過剰な人が多いです。

旅行では高級外食をするのが当然と思っていませんか?

本来、旅行先には高級な飲食店などなかったのです。昔の旅行者はあくまで景色や風情を楽しみに旅行に出かけて、食事は地元民と同じようなものを口にしました。商店でパンやフルーツを買って食べるのです。外食をするにしても、地元民でにぎわう大衆食堂で食べたのです。それが「自然」です。

昼も夜も旅行者向けのきらびやかな飲食店で食べる、1食1,000円は当たり前、というような振る舞いは、ぜいたく過剰なのです。まるで貴族のようです。



年収300万円世帯でも、ぜいたく過剰になっている。

このように、日本人大衆が当たり前だと思っている出費行動の多くは、ぜいたく過剰です。別に必要のない出費です。

年収300万円程度の貧困世帯と定義されるような人々ですら、ぜいたく過剰になっていることが多いです。それほど日本人大衆は、ぜいたく欲求が強いのです。



ぜいたく過剰を野放しにするとどうなる?

このようなぜいたくを当たり前のように続けるなら、オレンジのオーラは50点程度までしか上がりませんし、2次元を達成することもできません。



スピリチュアリズムに無関心な人にも、悪影響はあります。

ぜいたくな人は、嗜好品や家電に依存している状態にあります。すると、大災害で家を失ったときなど、すさまじい悲しみにくれるでしょう。絶望を感じるでしょう。

ぜいたくでない人は、体育館での生活やテント生活でも、大して苦痛に感じません。悲しくもありません。被災者にあてがわれるプレハブ小屋など、天国に感じるでしょう。



ぜいたくな人は、多くの収入を必要とします。

しかし、収入の高い企業にはブラックが多く、そうでなくともストレスや苦労が多いので、人生が苦痛に満ちます。それを目指して勉強地獄な学生時代を過ごすのも、それこそ地獄のようです。

または、自分で高収入を稼ぐことを避ける女性は高収入の男性と付き合いたがりますが、高収入男性のほとんどは不誠実です。表面的に優しくても裏があり、交際してから辛い思いをします。結婚して、悲しいことになります。

多くの収入や高級品を欲しがる人は、そのためにずるいことをするようになります。ほとんど100パーセント、そうなります。

引き合う友人も不誠実な人ばかりで、人間関係はストレス過多になります。



日本が集団アセンションを果たしても、そこには加われないでしょう。

ぜいたくな人間は、アセンションができません。

アセンション文明とは、簡潔に言えば質素で原始的な暮らしです。東南アジアの少数民族のような暮らしです。ぜいたくな人間は、このような暮らしには耐えられないでしょう。


スピリチュアルな啓蒙が進めば、日本にも集団アセンションが起こるかもしれません。

フィンドホーンのような自給自足のエコヴィレッジが、日本各地に幾つか立ち上がったりは、するでしょう。

しかしあなたは、あこがれていたはずのアセンション生活には、加われないでしょう。原始的で質素な生活に、耐えられないからです。

そして都会に留まって、今のような閉塞感に満ちた暮らしを続けることになるでしょう。


アセンションではなく、「無貨幣社会」にあこがれる人も、同じです。

無貨幣な社会では、快適でぜいたくな暮らしを実現するのは無理です。無貨幣社会でオートロックのマンションやエアコン、ショッピングモールに遊びに行ける生活は無理です。ウェッジウッドのお皿も手に入りません。

無貨幣社会で暮らすなら、キャンプのような原始的な生活を涼しい顔で送れるようになる必要があります。ぜいたくな人には厳しいものがあります。



ぜいたくを完全に克服できているのは、バックパッカーくらいのもの。

現代日本において、ぜいたくを完全に克服できているのは、バックパッカーくらいのものです。

彼らは、安いものでもまるでミジメになりません。1泊100円で、エアコンのない相部屋、ベッドの床がところどころ抜けていても、ミジメになりません。ケロっとしています。

ほったて小屋のようなローカル食堂で冷えた100円のお惣菜ご飯を食べても、ミジメになりません。それが楽しいと感じています。

充分に眠れないとしても、ガタガタ揺れる夜行バスに乗って長距離移動をします。タクシーに頼らず、重たいリュックを背負って30分は歩きます。


バックパッカーの旅も今ではずいぶん快適になってきており、アセンション文明の質素な暮らしとは異なってきていますが、それでもストイックなバックパッカーの多くはそれに適応するでしょう。「とにかく最低限の環境でいいや」という、質素な観念があるからです。ぜいたくしたいと思っていないからです。


バックパッカー旅のよいところは、質素な環境への耐性が付くことだけでなく、質素な環境の楽しさを知れることです。100円の宿や薄汚いローカル食堂、おんぼろな夜行バスに、楽しさがあることを知れます。

だから5次元的スピリチュアリズムでは、盛んにバックパッカー旅を推奨するのです。

あなたがぜいたくを克服したいと願っているなら、何よりもバックパッカー旅を行うことをお勧めします。

そして、バックパッカー旅に断念するならアセンションは無理と思ってください。



ぜいたくな人は、だまされてしまう。誘惑に屈してしまう。

ぜいたくを克服できない、バックパッカー旅に挑戦するなんて嫌だ!というような人は、スピリチュアルな探求もしないほうが良いかもしれません。

なぜかといえば、だまされてしまうからです。

ぜいたく欲求を克服できない人は、「人は豊かになっても良いのです。」「心地よいものに囲まれてあなたが平和になればよいのです」といった偽のスピリチュアル情報に誘惑され、だまされてしまうからです。

ぜいたく欲求を克服できないスピリチュアリストの9割以上が、そうなっています。

そして、彼らの売るオーラソーマジュエリーなど買ってしまうのでしょう。マネーレイキなどに大金を払ってしまうのでしょう。ビジネスに躍起になり、貧富の差を拡大する側に回ってしまうのでしょう。


たとえばあなたが、「大金を稼いでエコヴィレッジの土地や必要品を買ってあげたい!」と望むとしても、それはバックパッカー旅を楽しめるほどの質素さを身に着けてからのほうが良いです。

ぜいたく欲求を克服できないままにお金持ちを目指すなら、どこかで金品の誘惑に流されてしまうでしょう。出資者であることをいいことに、自分だけフカフカのベッドを正当化したり、人を服従させようとするでしょう。そのような人々ばかりです。

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