【詳述】ヒプノセラピーとは?自分でのやり方と効果。嘘と真実。危険もはらむ。

執筆者:れなさん

ヒプノセラピーとは?

ヒプノセラピーとは、被験者が横になって目をつむり、施術者にビジュアライゼーション(霊視)を誘導してもらうことで自分の過去世や幼少時代の記憶を疑似体験し、そこから気づきを得るセラピーを指します。退行催眠、前世療法、催眠療法などとも言います。

ヒプノセラピーは催眠術とは異なります。眠ったり意識が飛んだりトランスしたりすることはありません。常に意識は保ったままで、特殊な状態にはなりません。(眠くなって眠ってしまうことはあります。)
 

※退行催眠とヒプノセラピーは同じもの!

インターネットを検索すると、退行催眠については「嘘」「危険」などと猜疑的な言葉を組合わせて検索している人が多いことが見てとれます。

これに対してヒプノセラピーという言葉については、「嘘」「危険」などを組合わせてサーチする人は少なく、全面的に信用している人が多いことが伺えます。

しかし、退行催眠とヒプノセラピーはまったく同じものです。寸分も違いません。セラピストやサロンが、どのような名前で看板を掲げるか、その違いがあるだけです。

ヒプノセラピーが退行催眠よりも安全というわけではなく、ヒプノセラピーも退行催眠と同じ危険や嘘をはらんでいます。そうした注意点にはついては下部で解説します。

霊視の出来ない人はヒプノセラピーも意味がない。

ヒプノセラピーではまぶたの裏に過去の自分を視ますが、つまり霊視を行います。自分の過去世を知ることに加えてその霊視行為そのものに憧れて、ヒプノセラピー療法のセッションを希望する人がいますが、ここで注意が必要です。

というのも、自力でまぶたの裏に映像を視ることのできない人は、ヒプノセラピーでセラピストに誘導してもらっても、過去世などの映像を視ることはありません。

ヒプノセラピーで、「あなたは草原に立っています」といった独特の誘導をしてもらうことでビジュアライズが可能になるのかと思っている人が多いようなのですが、そういうわけではないのです。

ヒプノセラピーでいきなり霊視が出来るようになったりはしない。

ヒプノセラピー療法のセラピストは、リラックスと過去世映像を誘導するガイダンスのスキルを持っているだけであり、被験者に霊視を開花させる能力はありません。

そして基本的に、まぶたの裏に映像を視ることの出来ない人は、ヒプノセラピーを行っても何の意味もありません。ご注意ください。
 

ヒプノセラピーのセラピストは、「何も視えないとしても、何か感じることがあるならそれは過去世の記憶です」といったことを言いますが、それはでたらめです。ヒプノセラピー中に感じていることはただ被験者がそのとき思考していることにすぎず、過去世や幼少時の自分の記憶ではありません。

ヒプノセラピーは一般的に、1回のセッションで20,000円くらいを要します。決して安い金額ではありませんから、霊視が出来るかどうかを自分でしっかり確認してから、施術を受けるべきです。

 

ヒプノセラピーは自分一人でも行うことが出来る。「黒い階段」など必要ない。

また、霊視を行える人にとっても、実は高いお金を払ってヒプノセラピーを受ける必要性はほとんどありません。

というのも、過去世や幼少時代の自分を霊視で見ることは、ヒプノセラピーのセラピストを頼らずとも自力で可能だからです。霊視をしているときに、「過去世の自分を視たい」と強く念じるだけで視ることができます。ヒプノセラピーの誘導瞑想CDなども販売されていますが、それすら必要ありません。
 

ヒプノセラピーのセラピストは、「草原にたたずむ自分をイメージしてください。階段を下りていくところをイメージしてください。」などと冗長にガイダンスをしますが、別にその手順を踏まなくても過去の自分を見ることは可能なのです。あのガイダンスは単なる「雰囲気づくり」にすぎません。

脱力や腹式呼吸のガイダンスについても、霊視を行いやすくするための準備にすぎず、別にそれを経なくても霊視が可能な人は多いですし、自分で脱力や腹式呼吸をしてもよいのです。


ヒプノセラピーをしても、トラウマの「癒し」「解消」にはつながらない・・・。

さて、どうせ施術を受けるからには、有意義な成果を持って帰りたいところですが、残念ながら実は、「過去世を見て疑似体験する」「幼少時代の自分の見て疑似体験する」ということ自体にも、あまり意味はないのです。
 

たとえば、父親に異常な憎しみを感じている人がヒプノセラピーを受けると、父親に暴力を振るわれている自分を視たりします。それによって憎しみが癒されるとセラピストは説明するのですが、残念ながらそんなことはありません。ヒプノセラピーのさなかには、そんな過去の出来事を知って衝撃を受け、涙を流し、何か癒されたような気持ちにもなるのですが、家に帰ってみると、やはり憎しみは消えてはいないのです。トラウマの原因を知ったりそれを見るだけでは、憎しみや悲しみ、恐怖が癒されたりはしないのです。

ヒプノセラピーを何度繰り返しても意味はない。浪費地獄になるだけ。

そうして、「一時は癒されたがまた憎しみを感じるようになってしまった」といったことをセラピストに相談すると、「他にも虐待された過去があるかもしれないので、それをヒプノセラピーで浄化しましょう。」などと促され、再びセッションを申し込むことになります。もちろん20,000円か30,000円か、高いお金を再び払うことになります。

そうして再びヒプノセラピーをしてみると、他の過去世でも父親らしき人に暴力を振るわれるシーンを視ます。それでまた、悲しみが癒えたような気になるのですが、帰って冷静になってみると、悲しみも憎しみ恐れも、消えてはいません。

三度セラピストに連絡を取ると、「過去世の記憶を徹底的に洗い出しましょう。」などと言われ、何度も同じようなヒプノセラピーセッションを、高いお金を払って受けさせられることになります。

しかし、何度同じようなシーンを見ようとも、それで父親への憎しみが癒えることはないのです。ヒプノセラピーという行為自体に、憎しみや悲しみ、恐れなどを溶かすような効果はありません。

つまり、自力でまぶたの裏に過去の様子を視ることができるとしても、それもやらないほうが良いということです。セラピストに依頼するかしないか、高いお金を要しているか否かに関わらず、やらないほうが良いです。ヒプノセラピーによる苦しい出来事の疑似体験は、癒す効果が無いばかりか、むしろストレスや苦しみを助長してしまいます。

 

「記憶の書き換え」にもトラウマ癒しの効果はない。

ヒプノセラピーには、過去の自分を疑似体験するだけではなく、映像の書き換えを促すセッションもあります。

たとえば幼少時代の孤独な自分を、今の大人になった自分が霊視の映像の中で抱きしめてあげることで、今も残っている孤独感を癒すというものです。

しかし、こうした映像の書き換えにも、苦痛やトラウマを癒す効果はありません。

 

ヒプノセラピーは嘘?効果は無し?

ヒプノセラピーでの感動を大々的に報告する体験談もあれば、ヒプノセラピーをいぶかしげる文章もみられます。ヒプノセラピーとは嘘なのでしょうか?

「過去世を見られる人がいる」のは本当。

ヒプノセラピーが謳う「過去世を見ることができる」という内容については、本当です。

しかし、あくまで霊視の出来る人しか見ることは出来ません。現代日本人で霊視の能力を持つ人は2割程度で、つまり8割程度の人々はヒプノセラピーを試みても何も起こらないのです。

「セッション中に感じたことはすべて過去のこと」は嘘。

ヒプノセラピーのセラピストは、霊視のできない人、ヒプノセラピー中に何も見ない人に対しても、「それでも意味はあります。セッション中に感じたことが過去のあなたの感じたことです」などと言うのですが、それは嘘です。

ヒプノセラピー中に感じることは、「今のあなたの見解」にすぎず、思考が過去に飛んだり過去の自分からメッセージを貰ったりはしていません。

ヒプノセラピーは多くの場合、嘘というか不誠実。

「霊視で過去や過去世を視ることができる」ということ自体は本当で、そこには少なからずの有意義な効果があります。

しかし、ヒプノセラピーのセラピストのほとんどが、「何も見えないとしても意味があります」と言って、霊視のできない人にセッションをやらせ、高いセッション代を払わせることに、大きな問題があります。こうなったならもう、そのセラピストは「嘘つき」です。

ヒプノセラピーのセラピストは、誠実でありたいならば、セッションの希望者に対して、「あなたはまぶたの裏に映像を視ることがありますか?そのような経験がほとんどないなら、ヒプノセラピー療法をやっても無意味なので受けないほうが良いです」と事前に言ってあげるべきです。

このようにして被験者をきちんと切り分けるなら、ヒプノセラピーにも存在意義はあります。

 

ヒプノセラピーは輪廻転生の存在を実感するためにある。

では、ヒプノセラピーとは何のためにするものなのでしょうか?

ヒプノセラピーは、輪廻転生というものが存在することを理解するためにあります。

ヒプノセラピーの中で、今の自分や知人によく似ている人々と違う国で生活している様子などを視て、「私には過去世というものがある」と理解するのです。

まぶたの裏に映像を視たりはするけれども、魂や輪廻転生を信じない人などがヒプノセラピーをすると、輪廻転生を理解してスピリチュアリズムに心を開くことがあります。

飯田史彦氏という大学教授が、この手法を用いて論理的に過去世・輪廻転生の存在を提唱しました。これにより多くの、論理主義者が過去世・輪廻転生の存在に心を開いています。

これは非常に大きな功績でしたが、しかし厳密に言えば、霊視で過去世らしきビジョンを多くの人が視たとしても、それが過去世の存在を証明することにはなりません。霊視は夢と同じで様々な映像を創り出すことが可能で、実際に現実世界で起きたことのない、起きることのない風景を視ることもあります。

 

未来世の自分を体験しても、やはり大きな意味はない。

ちなみに、過去ではなく未来の自分を見る未来世療法なるものも存在します。一般的には、ヒプノセラピーのセラピストがついでにメニューを掲げています。

未来世療法の場合、夢を叶えた未来の自分を視て未来に希望を持つようなコンセプトで行われるのですが、これにおいても、気休め程度の効果しかありません。

未来世がどうであろうと今生の夢が叶うかどうかには関係しませんし、今生の未来の自分を視たとしても、それは単なる願望や想像の姿にすぎず、それが必ず実現するというものではないのです。今回の人生における未来はまだ決まっておらず、あなたの行動や社会の流れ次第でどのようにでも変化します。

 

ヒプノセラピーで得られる効果は?

では、結局のところヒプノセラピーにはどのような効果があるのでしょうか?

(1)輪廻転生や過去世の存在を確信できる。

ヒプノセラピーでは、霊視によって、過去世や幼少時の自分を見ることができます。これによって、輪廻転生や過去世の存在を確信することができます。スピリチュアルな勉強にとって、輪廻転生や過去世という大局的な視点は重要なものなので、ここには大きな意義があります。

とはいえ、厳密に言えば、霊視によって中世ヨーロッパに生きるリアルな自分を見たところで、それが過去世の実在を証明する科学的な証拠にはなりません。霊視とは、どのような風景でも描き出すことができるからです。霊視でみた風景がすべて宇宙に実在するわけではないのです。
 

(2)トラウマの原因を把握できる。

なぜか異様に父親が怖い、なぜか異様に水が怖い、というような理解できないトラウマを抱えている人にとって、ヒプノセラピーによってそのトラウマの発生場面を垣間見ることで、「あぁ、こういう理由で恐怖を感じてしまうのか」と納得することができます。
 

※そのトラウマを解消する効果はない!

繰り返しますが、だからといってヒプノセラピー療法のセッションにトラウマを「解消する」効果はありません。ヒプノセラピー療法のセラピストたちは、「セッションを受けることでトラウマを癒せます」「今あなたのトラウマは癒されました」などと自信満々に言いますが、しかし実際にはそのような効果は無いのです。

セッションの直後は涙があふれ、トラウマが癒されたような気にもなりますが、帰って落ち着いてみると、やはりそのトラウマの対象に恐怖やネガティブな感情を抱いているでしょう。

トラウマというものは、それと真っ向からぶつかって、恐れや憎しみなどを克服するしかありません。水へのトラウマを克服するなら、水泳をがんばったりするしかないのです。スピリチュアルなもので楽に癒す・溶かすようなことはできないので、セラピーやヒーリング、グッズに散財しないように気を付けてください。

(3)自分の過去世を知ることが出来る。

スピリチュアリストでなくても、自分の過去世がどのようなものだったか興味を持っている人は多いです。そのようなビデオ動画はどこにも残っていませんが、ヒプノセラピーをすれば過去世の自分を知る・見ることが出来ます。これは、多くの人にとって楽しいものでしょう。

こうした好奇心を満たすために20,000円も30,000円も払うのはいかがなものかと思いますが、自分でやる分には良いでしょう。意外な過去世を知ることで、視野が広がることもあります。

ただし、過去世探りに没頭し過ぎるのは「中毒」であり「現実逃避」で、これに陥ってしまうスピリチュアリストは多いので要注意です。


まずはYoutubeでヒプノセラピー体験をしたり、ネットで体験談、口コミを読んでみよう。

ヒプノセラピー療法を受けることに興味があるなら、慎重にかまえるべきです。

まず、霊視ができない人にはヒプノセラピーはまるで意味がないので、あなたが霊視可能かどうかをチェックすることがとても大切です。

ヒプノセラピーの誘導CDなど売られていますし、近年ではYoutubeなどで、無料の誘導ガイダンス動画も提供されています。そのような音声でもセラピストに誘導してもらうのと同じ効果があるので、まずは試してみましょう。まるで何も見えないなら、大金を払ってセッションを受けるのは控えるべきです。

次に、インターネットでヒプノセラピーの体験談や口コミを読み漁ってみましょう。

本よりもネットのほうが良いです。なぜなら、本は成功体験、感動体験ばかりが選りすぐられていますが、インターネット上には「効果なかった」「うさんくさいセラピストだった」といったリアルな口コミもせきららに公開されています。そうした幅広い意見を垣間見ることで、ヒプノセラピー療法を過剰に神秘視することはなくなるでしょう。

冷静になっていることは大切です。


ヒプノセラピーで寝てしまう?

ヒプノセラピーを試みても寝てしまう人がいます。

おそらくあなたは、まぶたの裏に何も見ていないのでしょう。何か映像を見ていれば、少なからずそれに興奮するので、簡単には眠りません。

何も見てない人は、眠くなって当然です。ヒプノセラピーの誘導ガイダンスでは、全身の脱力や深い呼吸(腹式呼吸)を促しますが、これは睡眠中の脳波や体の状態に近付けるものなので、眠くなるのです。

この際、あなたの睡眠導入に活用するようにすると良いです。

霊視が出来る人の場合、寝てしまう前にビジョンが始まりますから、寝てしまうくせを気にする必要はありません。

 

ヒプノセラピー療法は危険?

「ヒプノセラピーは危険だ」という論調の文章をよく見かけます。

ヒプノセラピーという行為そのものは、べつに危険なものとは言えません。ただし、上述したように、ヒプノセラピーでトラウマの映像を見ても癒されず、何度も何度もセッションを勧誘される(大金を払わされる)事例が少なくないので、そういった意味ではヒプノセラピーは危険です。ヒプノセラピー療法のセラピストには不誠実な人や無知な人が多いです。

なお、「ヒプノセラピー」ではなく「催眠術」に関しては、大いに危険です。「催眠術」は、施術を受けると本当に眠ってしまいます(意識が飛びます)。そして施術者が術を解くまで目が覚めません。この性質を悪用して、催眠中にレイプをしたり、下着姿を盗撮したりするような悪どい催眠術者が非常に多いです。

催眠術者にも不誠実な人が非常に多いです。

催眠術はたしかに不思議な効果があり、嫌いだったはずのピーマンを不味く感じなくなったりということが実際に起こりますが、催眠術者が危険なのでこのセッションには近寄らないほうが良いです。

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