アセンションの条件は変わるかもしれません。
執筆者:れなさん
霊的真理というのは、不変ではないです。
地球における2000年など宇宙では一瞬のようなもので、だからイエスキリストの磔刑のときの霊的真理は、今でも続いているものが多いです。
しかし、宇宙にはもとはアセンションなどという概念も、オーラも輪廻転生もなかったわけです。ある時に宇宙の権力者が、妥当と思われる一つの秩序を作ったにすぎません。
たとえば、実は天使長は大天使ミカエルではなくなっています。それは霊界の中で変化が必要だと考えられたゆえの配置転換で、他のものごとも、時代の流れや検証によって、変更される可能性があります。
アセンションの条件においても、変更が検討されているそうです。
現在のアセンションの条件は?
このサイトの常連読者さんはご存じのことでしょうが、初めて私のコラムを読む人もいらっしゃるでしょうから、簡単におさらいをします。
人は、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ヴァイオレット、ロイヤルブルーという虹の7色のオーラを一定量まとうことができると、アセンションに至ります。
それぞれの色のオーラには対応するスキルがあり、そのスキルが上がるとオーラ量も伸びていきます。
1次元レッド:体力、サバイバル能力、生計力、家事力、積極性など
2次元オレンジ:セックスや快楽を適切に扱う、依存からの脱却など
3次元イエロー:知性、ユーモアセンス、資本主義の不毛さを悟る、など
4次元グリーン:自然愛、良心、万能性など
5次元ブルー:変化への適応力、芸術的感性、父性愛、精神性など
6次元ヴァイオレット:奉仕、信仰心、献身、神秘主義からの脱却など
7次元ロイヤルブルー:質素や孤独に強い、洞察力、サイキック能力など
簡潔に言って、このような課題があります。
各色、80点/100点以上に達し、それに加え幾つかのこまかい条件を満たすとアセンション達成とみなされます。アセンテッドマスターになるのです。
この条件が、変更になるかもしれません。
グリーンとピンクさえ達観していればそれでよい、という考え方。
今、高次のアセンテッドマスターたちの間で検証されているのが、「グリーンとピンクさえ達観していればそれでよいのではないか」という考え方です。
グリーンのオーラの能力は上記のとおりです。
ピンクのオーラの能力は、
可愛らしさ、尽くす恋愛観、尽くすセックス、柔らかい言動
といったものです。
アセンションが何のためにあるかというと、「住み分け」です。
精神性の高い人々は争わずに平和に暮そう、精神性の低い人々はいつ問題を起こすかわからないので、隔離しながらレッスンさせよう、という概念です。
精神性の高い人々の輪の中で暮らすためには、一通り何でも自分でできることが必須だ、という考えから、様々な色の様々な課題が設定されています。
しかし、平和な暮らしを送るために、たとえば芸術的感性は必須だろうか?と考えたとき、そうでもないだろうという見解があります。
げんに天使たちは、霊界の天使世界において、ピンクとグリーンの能力がそこそこあるだけで、平和に暮せています。
誠実であることが最も重要。
ある人が言ったのです。
「体力や労働能力が高いことよりも、強いことよりも、誠実であることのほうが重要なのではないか?」
と。
1次元、最初の次元がレッドのテーマの数々であるという考え方が、そもそも争いの要因であるのかもしれません。動物や原始人は1次元の感性で生きています。彼らは、生き延びるためなら他の動物を殺して食べてもよいのだ、という価値観のもとで生きています。1次元の段階では、暴力や争いが許されます。
しかし、人々が平和に生きていくにあたって、ヤリをたくましく使いこなす必要性はないのかもしれません。「他の生き物の命を奪わなくては生き延びていけないなら、私を死を選ぶよ」そうした思いやりと平和精神のほうが、平和な社会を造るうえで重要なのかもしれません。
人は誠実さを重要視し、そして世界の側がヤリをかまえなくても飢えずに生きていける環境を用意すればよいのではないでしょうか?
ここにはまだ明確な答えはないようですが、人という生き物は、必ずしも地球や物理的な惑星で転生生活を送らなければならないわけではありません。今の地球に生まれ生きるなら、やはり赤いオーラのスキルや闘争心がそれなりに必須です。
が、天使界のように物理的な苦労の必要のない世界で暮らせるなら?赤いオーラのスキルなどあまり重要ではないのかもしれません。
今宇宙は、そのような大転換を画策しています。
特に地球は、あまりにも複雑なシステムにしすぎてしまったため、600万年経ってもほとんどアセンション達成者が現れない、という不毛な事態に陥っています。この「無理ゲー」を継続し続けることが、ある意味では罪であり、不親切なのかもしれません。
どのみちアセンションは不可能。
うっとおしい輪廻転生を終えるために、アセンションを目指そうとしている人がいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、現代日本で生きる場合、アセンション達成はほとんど無理です。規制やしがらみが多すぎます。
グリーンとピンクの達観を先に取り組んだほうが良いかも。
アセンションが実質的に不可能となると、その達成のために躍起になるよりも、グリーンやピンクを80点に高めることを優先したほうが、有意義と言えます。
アセンションの条件が満たせなくても、グリーンとピンクを達観できるなら、あなたは今生の後、平和な世界に移行できるかもしれないので。
もちろん、より多くのスキルや高い知性を持っているほうが、新たな世界においても高い役職に抜擢されることでしょう。しかし、そのための研鑽は余力で行えばよいのではないでしょうか。
グリーンのオーラを高めるには?
グリーンのオーラを高めるには、自然愛、良心、万能性といったテーマがあります。
このうちの自然愛は、あまり重要ではないと言えます。物理的な世界に生きないなら、ドクダミの臭いにおいや虫たちの羽音を愛する必要もないのです。
良心は非常に重要です。誠実さです。思いやりです。優しさです。
お金や肩書きではなく、心の美しさで恋愛相手を選べるようになってください。美しい心で、彼に接してください。貢いでもらうために付き合おうなどとは考えないでください。彼にわがままにならないで。ぜいたくにならないで。
収入の高さなど気にせず、良心的な企業を選んで働いてください。サギのような企業に勤めないでください。
万能性というのは、必要になります。万能というよりも「平均点」という感じです。すべての教科で70点がとれるくらいに、様々なものに興味を持って、懸命に取り組みましょう。結果的に、体力(レッド)や知性(イエロー)、芸術性(ブルー)などもそれなりには必要ということになります。
ピンクのオーラを高めるには?
ピンクのオーラには、こうしたテーマがあります。
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外見的魅力
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かわいらしい振る舞い
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柔らかい言動
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尽くす愛情
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尽くすセックス
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彼のために可愛らしくあろうとすること
美しく柔らかい人間であるなら、それだけで人を喜ばせることができます。人を癒すことができます。何ができなくても、ピンクのスキルが高いだけで、人に貢献ができます。
ピンクの各テーマの取り組みについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せて読んでみてください。
>>ピンクのオーラを高めるには?
新しいアセンションの条件をオーラグラフで表すと?

新しいアセンションの条件をオーラグラフで表すなら、このような感じになるそうです。
グリーンとピンクだけでOK、というわけにはいきませんね。
アセンションよりはずっと楽ですが、しかしそう簡単でもありません。
あなたはどうですか?