芸能界に物足りなさを感じたら。

執筆者:れなさん

これは、芸能活動・タレント活動などをする人に向けた記事です。

大きな憧れを抱いて芸能界に入ったでしょう。そこはとてもきらびやかな世界です。有名な人が大勢おり、キラキラと輝く人が大勢いて、あなたは興奮したでしょう。
しかし、しばらく芸能活動を続けていたら、「なんだか物足りない」と感じはじめる人もいるはずです。

 


現代の芸能界は、最高峰ではない。

「芸能界にはその道の最もすごい人がいる」と憧れて芸能界を目指したでしょうか。
たしかに昔はそうだったのですが、21世紀の現代、芸能界は別に、その道の最高峰の集まりではなくなっています。
最もバイオリンの上手い人は、バラエティ番組でバイオリンを弾きません。
最も作曲の上手い人は、ミュージックステーションに出演していません。

 

もちろん、それなりの実力を持った人々が集まってはいますが、最高峰の集まりではないのです。

 

たとえば、お盆で下半身を隠すような芸をする人がテレビ番組で人気を得ます。
このような状況を見て、「芸能としてのレベルが低いのではないだろうか?」とふと疑問に感じることがあるのではないでしょうか?
そこに一緒に並んでいることが、誇らしく感じられなくなったりするでしょう。

 


最高峰ではなく、自己顕示欲の強い人々が集う。

芸能界とは、芸能の道の最高峰が集まっているわけではないのです。
「私は日本一のアイドルになりたいです!」といった自己顕示欲の強い人、社交性が高い、自己アピールが上手い、根回しが上手い、物おじしない、批判されても気にしない、富や名声が欲しくてたまらない、そのような情熱の人々が集まっているのです。
ある程度の実力のある人々の中で、このような熱意の強い人が抜擢され、テレビに出ます。

 

テレビやステージを盛り上げるのが上手いからです。
お金を渡すことで、華やかに場を演出してくれるからです。

 

芸能界とは、こうした人々によって回っています。

 


ワンマンな人だな、と気づくことがあるでしょう。

歌唱やお芝居などの技術がとても高くて憧れていたけれど、会って会話をしてみると、「自己主張が強いな」「無神経なところがあるな」「酒ぐせが悪いな」と気づいたりするでしょう。
つまり、「技術は高いが精神性は高くない」といった人が多いことに気づくでしょう。
そのときに、「技術が高いだけでは私にとって憧れではない」と感じることがあるのではないでしょうか?「一緒に共演したいとも思えないな」と。

 

そう感じたなら、芸能界を退いてくるとよいです。
芸能界を志してがんばったことや、芸能活動をしたことを、悔やむ必要もありません。その体験はあなたに様々なものをもたらしたでしょう。意義はたくさんあったはずです。

 


精神的に研ぎ澄まされた人を探すとよいです。

芸能界に物足りなさを感じなら、芸能界を退いてくるとよいです。
そして、テレビに出ようとなどしない人々の中から、もっと精神的に達観した、あなたをハっとさせてくれるようなスペシャリストを探すとよいです。その人は歌の技術に長けていても、歌手を名乗っていないかもしれません。普段は保母さんやウェイトレスをしているかもしれません。
その人は、歌でお金を稼いでなどいないのかもしれないのです。
ものすごく琴線に触れるような歌い手なのに、歌でお金を稼ごうとしない、そのような無欲な人が、世の中には隠れているのです!

日本の芸能界ではなくアメリカを目指す?
そういうことではありません。
アメリカの芸能界のほうが技術の高い人が多いですが、精神性の高い人が多いわけではありません。

 


平成世代に芸能人の使命を持った人はいない。

平成世代そして令和世代の人に、芸能界に入ることを使命に生まれ持った人はいません。
あなたは、自分が芸能界でがんばらなくてはと力んでいるかもしれませんが、そこはあなたにとって練習の場でしかないのです。人生勉強の場、気づきの場でしかないのです。
「辞めないで!」と引き留めてくる人もいるでしょう。それもまた、試練の一つのです。

 

お金や名声を得なくても歌やダンスを披露する、そんな無欲なエンターテイナーになることが、あなたたちの使命です。

 

平成世代には、可愛らしい顔の女性が大勢います。「芸能人になれば?」と言われるでしょう。
しかしこの子たちもまた、芸能界に入る使命を持ってはいません。
この子たちは、「可愛いを普及する」使命を持っています。
芸能界だけでなく、ファミリーレストランにも病院にもどこにでも可愛い人がいる、そんな社会を造るのが使命です。
あなたが可愛くおしゃれしているのを見て、おしゃれに興味なかった人が「私も可愛い服を着てみようかしら」と美意識に目覚める啓蒙をするのが、あなたの使命です。
芸能界で億万長者になるために可愛い顔をしているわけではないのです。

 


芸能界が楽しくして仕方ないなら、明日もそれを続ければよいです。
芸能界に違和感を感じるようになったなら、もっとあなたにあった人や場所を探して旅に出るべきです。
もっとあなたと同じように誠実な人を、探しましょう。
もっとあなたのように無心で表現する人を、探しましょう。
もっとあなたのように哲学的な芸術を創造する人を、探しましょう。
もっとあなたのように優しい人を、探しましょう。
もっとあなたのように食事のヘルシーな人を探しましょう。
もっとあなたのように浪費をしない人を探しましょう。

 

それが「成長」というものです。